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臨床工学技士国家試験

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第10回 午後 第76問
20件の類似問題
超音波について正しいのはどれか。...
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76
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:78% 類似度 94.2%
科目:
小分類: 波動現象
超音波について正しいのはどれか。
a
周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b
干渉性はない。
c
音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d
周波数が高いほど生体内到達深度が浅い。
e
音波のエネルギーは周波数の二乗に比例する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
76
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午後
正答率:89% 類似度 88.3%
科目:
小分類: 波動現象
音波について正しいのはどれか。
a
音源が観測者に近づくとき観測者に聞こえる音の周波数は低くなる。
b
超音波とは10kHz以上の周波数の音波をいう。
c
超音波は周波数が高いほど鋭い指向性を示す。
d
強力な超音波が水中を伝わるときキャビテーションが発生する。
e
超音波における圧力振幅とェネルギー密度との関係式は可聴音のときと異なる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
58
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午前
正答率:82% 類似度 86.8%
科目:
小分類: 波動現象
超音波について正しいのはどれか。
a
振動数16kHz以上20kHz以下の音をいう。
b
振動数の低い超音波は鋭い指向性を示す。
c
超音波は液体、個体および気体中を伝搬する。
d
超音波の波長は振動数と音速で定まる。
e
超音波は、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
59
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
類似度 85.9%
科目:
小分類: 波動現象
超音波について誤っているのはどれか。
1
振動数20kHz以上の音波のことである。
2
波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
3
振動数が高いほど指向性が鋭い。
4
2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。
5
強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。
57
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午前
正答率:68% 類似度 84.7%
科目:
小分類: 波動現象
正しいのはどれか。
a
超音波は音としての性質を持たない。
b
超音波は真空中も伝わる。
c
振動数2MHzの音は超音波である。
d
超音波は周波数が高いほど指向性が鋭い。
e
生体組織中では超音波の速度は周波数に比例する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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76
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午後
類似度 83.2% 解説あり
科目:
小分類: 波動現象
超音波について正しいのはどれか。
a
振動が20kHz以上の音波である。
b
速度は波長と周期の積で表される。
c
波長が長いほど直進性がよい。
d
周波数が低くなると減衰が大きくなる。
e
伝達距離に対して指数関数的に減衰する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

超音波はヒトの可聴上限である約20kHzを超える周波数の音波を指す。音速は媒質固有で、波の基本関係式は $v=\lambda f=\frac{\lambda}{T}$ であるため、「速度は波長と周期の積」は誤り。直進性(指向性・回折の少なさ)は波長が短いほど良く、開口径 $D$ の送受波器に対し回折角は概ね $\theta\approx1.22\,\frac{\lambda}{D}$ に比例するので、波長が長いほど直進性は悪くなる。生体軟部組織での超音波減衰は周波数にほぼ比例(係数 $\alpha\propto f$)し、周波数が高いほど減衰が大きい。伝搬に伴う振幅は $A(x)=A_0 e^{-\alpha x}$、強度は $I(x)=I_0 e^{-\mu x}$(定義によっては $\mu=2\alpha$)のように距離に対して指数関数的に減少する。以上より、1と5が正しい。

選択肢別解説

a
正解

正しい。超音波はヒトの可聴域上限(約20kHz)を超える周波数の音波と定義される。したがって「振動が20kHz以上の音波である」は適切。

b
不正解

誤り。波の速度は $v=\lambda f=\frac{\lambda}{T}$ で表され、波長と周期の『積』ではなく、『商』(または波長と周波数の積)で与えられる。

c
不正解

誤り。直進性(指向性)は波長が短いほど良くなる。開口径 $D$ に対する回折角は概ね $\theta\approx1.22\,\frac{\lambda}{D}$ に比例し、波長が長いほど回折が大きくビームが広がり直進性は低下する。

d
不正解

誤り。生体組織中の減衰は周波数にほぼ比例し(減衰係数 $\alpha\propto f$)、周波数が高いほど減衰が大きい。よって「周波数が低くなると減衰が大きくなる」は逆。

e
正解

正しい。伝搬に伴う減衰は吸収や散乱により生じ、振幅は $A(x)=A_0 e^{-\alpha x}$、強度は $I(x)=I_0 e^{-\mu x}$ のように距離に対して指数関数的に減少する。

57
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
類似度 82.5%
科目:
小分類: 波動現象
正しいのはどれか。
a
超音波とは周波数が20kHz以下の音のことである。
b
超音波は特殊なため波動としての一般的性質は持たない。
c
超音波は吸収、反射、散乱されながら生体中を伝搬する。
d
超音波は周波数が高いほど指向性は鋭い。
e
超音波によるキャビテーションは空気中で生じる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
22
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午前
類似度 82.2%
科目:
小分類: 波動現象
音について誤っているのはどれか。
1
空気中の音速は気温が高くなると遅くなる。
2
音波は音響インピーダンスの異なる媒質の境界面で反射される。
3
液体中の音速は固体中の音速より遅い。
4
音の強さは振幅によって決まる。
5
可聴域の音波の振動数はおよそ20Hzから20kHzである。
76
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:80% 類似度 81.8%
科目:
小分類: 波動現象
音について誤っている組合せはどれか。
1
空気中を伝わる音波 ―――――――――― 横波
2
水中での音の伝搬速度 ―――――-------- 毎秒約1500m
3
周波数領域が16Hz~20kHzの音波 ――--- 可聴音
4
超音波による液体中の空洞化現象 ―――― キャビテーション
5
複数の近接した周波数の音によって生じる現象 ――― うなり
76
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
類似度 80.6%
科目:
小分類: 波動現象
超音波について正しいのはどれか。
a
周波数は可聴域より低い。
b
伝搬速度は波動の進行速度の式に従う。
c
同一周波数の場合、その波長は水中より空気中の方が短い。
d
生体中の波長は水中とほぼ同等である。
e
空気中では波長が増大しながら伝搬する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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82
臨床工学技士国家試験 - 第28回 午後
正答率:66% 類似度 80.3% 解説あり
音波について誤っているのはどれか。
1
超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。
2
超音波は可聴音よりも直進性が高い。
3
音源が観測者に向かって近づいているとき聞こえる音は高くなる。
4
伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。
5
超音波診断装置では 0.5 〜 20MHz 程度の周波数が利用されている。

解説

音波は媒質中を伝わる縦波(疎密波)で、圧縮される「密」の部分では圧力が上昇し、膨張する「疎」の部分では圧力が低下する。ヒトの可聴域は約20 Hz〜20 kHzで、これより高い周波数の音波が超音波である。周波数が高いほど波長は短く($\lambda=c/f$)、同一開口では回折が起こりにくく直進性が高い。また、音源が観測者に近づくとドプラ効果により受信周波数が上昇し、音は高く聞こえる。医用の超音波診断装置では概ね0.5〜20 MHz程度の周波数が用いられる。以上から、密部で圧力が低下するとする記述は物理的に逆で誤りである。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。超音波はヒトの可聴域(約20 Hz〜20 kHz)の上限を超える周波数を持つ音波を指すため、「20 kHzより高い音波」は妥当である。

2
不正解

正しい。周波数が高いほど波長は短くなり($\lambda=c/f$)、同じ開口径では回折が抑えられてビームの広がりが小さくなるため、超音波は可聴音(周波数が低く波長が長い)より直進性が高い。

3
不正解

正しい。ドプラ効果により、音源が観測者に近づくと観測される周波数が増加し、音は高く聞こえる。逆に遠ざかると周波数は低下する。

4
正解

誤り。音波の疎密波では、密(圧縮)部で圧力は上昇し、疎(膨張)部で圧力が低下する。設問はこの関係を逆に述べているため誤りである。

5
不正解

正しい。一般的な医用超音波診断装置ではおおむね0.5〜20 MHz程度の周波数帯が利用される。原文の「0.5~MHz」は表記不備だが、意図する内容は適切である。周波数選択は目的(深部は低め、浅部・高解像は高め)に依存する。

56
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午前
類似度 79.3%
科目:
小分類: 波動現象
誤っているのはどれか。
1
空気中の音速は気温によって変わる。
2
音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。
3
観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。
4
超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。
5
音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。
22
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 77.5%
科目:
小分類: 波動現象
音波について誤っているのはどれか。
1
水中(25℃)の音速は約1500m/sである。
2
超音波は生体内で指数関数的に減衰する。
3
血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。
4
硬い物質ほど伝搬速度が速い。
5
周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。
82
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:74% 類似度 77.0%
超音波検査法について正しいのはどれか。
a
超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。
b
超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。
c
超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d
超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e
超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
62
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:70% 類似度 77.0%
超音波検査法について正しいのはどれか。
a
超音波の波長が短いほど生体内での減衰は大きくなる。
b
超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部が反射される。
c
超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d
超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e
超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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75
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:88% 類似度 76.9%
科目:
小分類: 波動現象
音波について正しいのはどれか。
a
生体組織中の音速は約330m/sである。
b
音の強さは振動数で決まる。
c
液体中では横波である。
d
空気中では疎密波である。
e
媒質の密度によって速度が変わる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
76
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
類似度 76.7%
科目:
小分類: 波動現象
正しいのはどれか。
a
音波は横波である。
b
音波は疎密波である。
c
空気中の音速は気温によって変化する。
d
空気中より液体中の方が音速が大である。
e
固体中より空気中の方が音速が大である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
80
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:66% 類似度 76.1%
超音波について正しいのはどれか。
a
空気を含む組織をよく通過する。
b
血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。
c
生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d
音響インピーダンスは密度と音速との積である。
e
胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
54
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午前
類似度 76.1%
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1
距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2
周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3
距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4
周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5
パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。
65
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:63% 類似度 75.8%
生体の超音波特性について誤っているのはどれか。
1
音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。
2
減衰定数は周波数におおよそ比例する。
3
肺の減衰定数は他の組織より小さい。
4
横波より縦波の方が重要である。
5
超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。
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