第5回国試午前84問の類似問題

ME2第39回午前:第53問

パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。

1: プローブで組織を加温する。

2: 組織を圧迫して較正する。

3: 単一波長で計測する。

4: 測定値をヘマトクリット値で補正する。

5: 組織全体の光吸収のうち脈動成分は動脈血による。

国試第5回午前:第89問

検体の分析に最も多く使用されている機器はどれか。

1: 炎光分析計

2: 光電比色計

3: 赤外分光光度計

4: 原子吸光光度計

5: 紫外光度計

国試第34回午前:第88問

生体組織の光特性について正しいのはどれか。

1: UVC は表皮での吸収が大きい。

2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。

3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。

4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。

5: 眼底での可視光の吸収はない。

国試第33回午前:第66問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 紫外光を用いる。

2: 使用前に既知の値と比較して調整する。

3: 酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの比を表示する。

4: プローブ(センサ)は使用前に滅菌する。

5: 脈波が検出されていることを確認する。

国試第21回午前:第47問

パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。

1: 患者の血液を採取して測定する。

2: 動脈血ヘモグロビンの酸素飽和度を反映する。

3: 末梢動脈の拍動が微弱な時のモニタに適する。

4: 測定値をあらわす記号としてPaO2が用いられる。

5: センサの装着部位として全胸部皮膚が適する。

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。

2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。

3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。

4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。

5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

国試第7回午後:第72問

インピーダンスニューモグラフについて正しいのはどれか。

1: 心拍出量が測定できる。

2: 呼気二酸化炭素濃度が測定できる。

3: 脳血流量が測定できる。

4: 無呼吸モニタとして有用である。

5: 換気量が直接測定できる。

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第27回午後:第29問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: デオキシヘモグロビンの赤色光の吸収係数はオキシヘモグロビンよりも大きい。

2: 赤色光と赤外光の2波長を同時に発光して受光する。

3: 酸素飽和度が100%のとき、酸素分圧は100 mmHg である。

4: 一酸化炭素中毒の患者でも正しく計測できる。

5: 遠心ポンプを使った人工心肺施行中の患者でも計測できる。

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第61問

診断用MRIについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 生体への放射線防護対策が必要である.

2: 生体組織に含まれている窒素原子の分布を画像化している。

3: 磁気共鳴現象を起こすためにマイクロ波を照射する。

4: 血管撮影には造影剤を必要とする。

5: 静磁場を発生させるために超伝導磁石が用いられている。

国試第21回午後:第85問

生体の光学的特性について誤っているのはどれか。

1: 可視光は皮膚表面でほとんど反射する。

2: 光は波長が長いほど皮膚深部に到達する。

3: 血流量が多いほど組織の光吸収は大きい。

4: 波長が長いほどメラニンの吸収係数は大きい。

5: 血液の分光特性は酸素飽和度によって異なる。

国試第22回午後:第32問

吸光光度法を用いるのはどれか。

a: 分光光度計

b: 屈折計

c: 蛍光光度計

d: 炎光光度計

e: 原子吸光光度計

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第32問

超音波を用いた画像計測について誤っているのはどれか。

1: 動画の撮影が可能である。

2: Mモードは弁の動きを描画できる。

3: Aモードでは断層像が得られる。

4: コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。

5: 血流の画像が得られる。

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1: フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。

2: 二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。

3: 熱線型流量計では白金線が用いられている。

4: スパイロメータによって肺気量分画を測定する。

5: 機能的残気量はガス希釈法で測定する。

国試第19回午前:第63問

代謝機能が評価できるのはどれか。(生体計測装置学)

1: レーザドプラ血流計

2: PET(ポジトロンCT)

3: 内視鏡装置

4: エックス線CT

5: 超音波診断装置

ME2第38回午後:第13問

血液ガス測定について正しいのはどれか。

1: pHメータはガラス電極を使用する。

2: PO2電極はシリコンO2透過膜を使用する。

3: PCO2電極は酸化・還元反応を使用する。

4: 経皮的PO2電極は冷却して使用する。

5: PCO2電極はクラーク電極と呼ばれる。

国試第10回午後:第80問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。

e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第85問

MRI(核磁気共鳴法)について正しいのはどれか。

a: 原子核の磁性を利用した計測法である。

b: 組織中の水素原子の密度を測ることができる。

c: 空間分解能がエックス線CTより一桁高い。

d: 測定時間が短いので実時間の測定に適している。

e: 代謝機能の測定に利用する方法もある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第17問

体外から光子を照射して測定するのはどれか。

1: X線CT

2: SPECT

3: PET

4: ガンマカメラ

5: サーモグラフィー