第11回国試午前2問の類似問題

国試第15回午前:第1問

医の倫理について誤っているのはどれか。

1: 患者と医療従事者は対等の立場である。

2: 患者の個人的秘密は固く守らなければならない。

3: 患者は肉体のみならず精神的にも弱い立場にあると知るべきである。

4: 患者の職場の上司に対しては診療記録を開示しなければならない。

5: 未成年者であっても患者の意志は尊重すべきである。

国試第1回午前:第1問

医療従事者のとるべき態度について適切でないのはどれか。

1: 業務中に知り得た患者の秘密はその死後といえども他人に漏らさない。

2: 患者に痛みや苦痛をできるだけ与えないように心掛けること。

3: 患者の社会的立場や家庭環境を十分に考慮して患者に接する。

4: 医療は患者に施し与えるものであるから、医療従事者が患者と対等の立場をとることはできる限りさける。

5: 患者の不安に満ちた、とかく弱くなりがちな心を励まし助けていく愛情と心くばりをもって業務を行う。

国試第3回午前:第1問

臨床工学技士の職務について誤っているのはどれか。

1: ME機器の性能の十分な活用と安全を図ることが職務である。

2: 医療行為には医師の指示が必要であるが、業務上のデータや状況は医師の求めがあったときにのみ報告すべきである。

3: 業務上の医療過誤に対しては直接の責任を負わなければならない。

4: 高度に専門的な職種であるが、業務に当たって看護婦や臨床検査技師など他の医療関係者と密接な連携をとるべきである。

5: 患者に関する秘密尊重をうたった世界医師会のジュネーブ宣言を守らなければならない。

国試第9回午前:第3問

誤っているのはどれか。

a: 臨床工学技士は医師など他の医療関係職種と連帯して、チーム医療に務めることが求められている。

b: 我が国においては医事紛争の件数が最近ふえている。

c: 医療従事者の倫理の基本はまず法を守ることである。

d: 臨床工学技士は緊急時には患者に直接計測結果を説明できる。

e: 臨床工学技士が業務上で医療過誤をした場合その直接の責任は主治医にある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第3問

臨床工学技土の秘密保持の義務について正しいのはどれか。

a: 秘密保持義務違反者は罰金に処せられる。

b: 業務上知り得た人の秘密の扱いは医師の指示に従う。

c: 患者から申し出があった場合に秘密保持の義務が発生する。

d: 臨床工学技士でなくなった後は秘密保持義務が免除される。

e: 業務上知り得た人の秘密を正当な理由がなく他に漏らしてはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第2問

臨床工学技士の行為で誤っているのはどれか。

1: 医師の指示の下に生命維持管理装置を操作する。

2: 医療に従事する者として他の医療関係者と緊密な連携を図る。

3: 患者の体温、血圧等について正常か異常かを診断する。

4: 患者と共同してその病気を治すように努力する。

5: 自己の医療行為に法的責任を負う。

国試第6回午前:第1問

臨床工学技士として適切なのはどれか。

a: 法を守ることが基本である。

b: 患者に対して精神的支援をするべきである。

c: 患者の求めに応じて病状を説明してよい。

d: 患者を助けるためには患者の経済状態を配慮しなくてよい。

e: 患者との間に上下関係をつくらない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1: 医事紛争の件数は我が国では最近とくに増加している。

2: 医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したために発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。

3: 臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。

4: 臨床工学技士の刑事上の責任は業務上過失致死・傷害罪などである。

5: 臨床工学技士に対する行政上の処分は、民事・刑事とは直接の関係なしに行われる。

国試第5回午前:第1問

誤っているのはどれか。

1: 医事紛争の件数は我が国では最近とくに増加している。

2: 医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したために発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。

3: 臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。

4: 臨床工学技士の責任は業務上過失致死・傷害罪などである。

5: 臨床工学技士に対する行政上の処分は、民事・刑事とは直接の関係なしに行政庁によって行われる。

国試第22回午前:第1問

医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。

1: 専門職間で連絡、協調を保つ。

2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。

3: 医療経営上の利益の確保を優先する。

4: 新しい知識と技術の吸収に努める。

5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。

国試第21回午前:第2問

患者の権利でないものはどれか。

1: 医療行為を拒絶する権利

2: プライバシーが守られる権利

3: 疾病に伴う逸失利益の補償を得る権利

4: 一度署名した手術同意書を撤回する権利

5: 治療内容について医師から説明を受ける権利

国試第23回午前:第2問

臨床工学技土について誤っているのはどれか。

1: 都道府県知事の免許を受ける。

2: 生命維持管理装置の操作を行う。

3: 業務は臨床工学技士業務指針によって規定されている。

4: 業務は医師の指示の下に行う。

5: 業務上知り得た内容に対して守秘義務がある。

国試第36回午後:第2問

臨床工学技士法および施行令、施行規則で定めている臨床工学技士の業務内容について誤っているのはどれか。 

1: 臨床工学技士には担当患者の守秘義務が課せられる。 

2: 臨床工学技士は内閣総理大臣から免許を得て業務を行う。 

3: 医師の指示があれば患者の身体への電気的刺激負荷を行ってよい。

4: .臨床工学技士は生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う。 

5: 生命維持管理装置の先端部の身体への接続については具体的に施行令で定められている。 

国試第20回午前:第1問

臨床工学技士としての倫理に反する行為はどれか。(医学概論・関係法規)

1: 米国で使用されている医療機器についてインターネッドで調べた。

2: 看護師に依頼され病院内の勉強会で人工呼吸の操作法を説明した。

3: 電車の中で同僚が患者の治療経過を話し出したのでその揚で制止した。

4: 患者データの入った電子媒体を紛失したので上司に報告した。

5: 信頼できる患者会の代表に頼まれ手術患者の住所録を一週間貸し出した。

国試第10回午前:第5問

臨床工学技士法について正しいのはどれか。

a: 医師やその他の医療関係者との緊密なチーム医療の精神がうたわれている。

b: 職種間の業務の混乱を招かないように業務指針が明確にされている。

c: 退職後においては守秘義務はない。

d: 人工呼吸器の操作は無資格者が行うことができる。

e: 生命維持管理装置の保守点検については医師の指示は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第1問

個人情報保護について誤っているのはどれか。

1: 患者の住所は保護の対象となる。

2: 院内で患者の治療のためにスタッフ間で情報共有する場合は対象外である。

3: 五十音順に並べられた患音名の一覧表は保護の対象となる。

4: コンピュータで検索可能な状態にされた患者名データは保護の対象となる。

5: 死亡した患者名の一覧表は保護の対象となる。

国試第36回午前:第62問

病院情報システムについて誤っているのはどれか。 

a: システムを利用するためには医師の許可が必要である。 

b: 診療情報を印刷して保存することが規定されている。 

c: 透析支援システムは部門システムである。 

d: クラウド型の電子カルテシステムが認められている。 

e: 医師の指示はオーダエントリーシステムに記録される。  

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第2問

臨床工学技士として正しいのはどれか。

a: 臨床工学技士の名称を用いて行う。

b: 医師その他の医療関係者との緊密な連携を図る。

c: 適正な医療の確保に努める。

d: 計測データについて判断する。

e: 医療事故に対して全責任を負う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第2問

正しいのはどれか。

a: 医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したため発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。

b: 看護婦が生命維持管理装置を操作することは、臨床工学技士法に触れる。

c: 保健婦が人工呼吸器を操作することは臨床工学技士法に触れる。

d: 臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。

e: 故意でなくても、誤って患者に被害を与えた場合には、刑事上の責任を問われることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第76問

臨床工学技士の業務について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 正当な理由なしに業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。

b: 医用電気機器について行える業務はJISに規定されている。

c: 機器の保守点検は臨床工学技士以外は行えない。

d: 医用電気機器の漏れ電流試験には医師の書面による指示が必要である。

e: 医療施設の受電設備の保守は業務の範囲外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e