第25回国試午前1問の類似問題

国試第22回午後:第2問

医療事故防止で正しいのはどれか。

a: 指差呼称による確認を実践する。

b: 医療事故防止対策は外部組織に委託する。

c: ヒヤリ・ハット事例をおこした者を厳しく罰する。

d: 医療機器の保守点検や安全管理を確実に実践する。

e: フェイルセーフ、フールプルーフの概念による機器設計を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第1問

医療事故防止のために義務付けられていないのはどれか。

1: 院内感染防止対策

2: 医療機器の安全確保

3: 救急医療体制の整備

4: 医薬品の安全管理体制

5: 医療安全管理体制の整備

国試第33回午後:第23問

医療安全について正しいのはどれか。

1: インシデントの背景には数多くのアクシデントが存在する。

2: 入院患者が転倒したが、怪我はなかったので報告しなかった。

3: 電子カルテを導入すれば患者誤認のリスクはなくなる。

4: 与薬前に薬品名と患者名を同僚とダブルチェックした。

5: 医療事故を減らすには原因追及よりも責任追及が重要である。

国試第32回午後:第24問

医療安全について正しいのはどれか。

1: 医療事故では、関係する個人の責任が最も問われる。

2: 医療事故を減らすには、組織の対応より個人の注意が重要である。

3: インシデント報告書は、事故発生後に原因を究明したのちに提出する。

4: 各医療機関は、医療従事者全員を対象とした研修が義務付けられている。

5: 病棟での患者確認では、忙しい場合には患者の姓のみでもよい。

国試第36回午前:第1問

医療事故の防止について誤っているのはどれか。 

1: 医療事故調査の目的は責任の追及である。 

2: 疲労・ストレスや作業中断はエラーの発生要因である。 

3: 感染予防にスタンダードプリコーションが重要である。 

4: 医療事故に該当する事例は日本医療安全調査機構に報告する。 

5: 事故や障害につながったかもしれない事例をインシデントと呼ぶ。 

国試第27回午前:第23問

医療事故についで正しいのはどれか。

a: 医療過誤は医療機関・医療従事者の過失による。

b: 臨床工学技士が医療過誤責任を問われることはない。

c: 医療機器の不適切な使用による健康被害は製造物責任(PL)となる。

d: 医療機器の欠陥の有無にかかわらず健康被害が発生すれば製造物責任(PL)が生じる。

e: リスクマネージメントは医療事故を未然に防ぐことを目的とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第85問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器からなる医療システムでは、一つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェールセイフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてもよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第24問

医療事故発生時の対応について適切でないのはどれか。

1: 患者の安全確保

2: 正確な事実把握

3: 医師や上司への報告

4: 事故に関わる物品の保全

5: 発生部署内での解決

国試第2回午後:第79問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器から成る医療システムでは、1つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェイルセーフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第39問

正しいのはどれか。

1: 医療法施行規則における医療機器の保守点検にはオーバホールは含まれない。

2: ハインリッヒの法則は機器のライフサイクルに関するものである。

3: 医用安全管理の4Mのひとつはmedicineである。

4: 医療事故の原因調査の第一目的は責任者の処罰である。

5: リスクマネージメントは戦争における人的資源の配置から始まった。

国試第2回午後:第88問

基本的な安全対策の一つとしてフールプルーフ機構として正しいものはどれか。

1: 誤操作を行っても事故に結びつけないよう途中で防止する。

2: 事故が起こる前に警報を出す。

3: 誤操作ができないようにする。

4: 事故が起こったときに正常状態に復帰する。

5: 誤操作で生じた異常状態を悪化させる条件を除去する。

国試第34回午後:第23問

医療安全について正しいのはどれか。

1: 医療行為により患者に重篤な損害を与えた事例をインシデントという。

2: アクシデントが発生する背景には数多くのインシデントが隠れている。

3: 患者がベッドから転落した場合、怪我がなければ報告しなくてよい。

4: 再診であれば患者確認作業は省略してよい。

5: 患者識別バンドを確認すればフルネームを名乗ってもらう必要はない。

国試第22回午前:第38問

病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。

a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。

b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。

c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。

d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。

e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第1問

医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。

1: 専門職間で連絡、協調を保つ。

2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。

3: 医療経営上の利益の確保を優先する。

4: 新しい知識と技術の吸収に努める。

5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。

国試第18回午前:第87問

医用機器のトラブル発生直後の対応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者の安全確保

2: トラブルの責任所在者の確認

3: 当該医用機器の使用禁止

4: 代替医用機器の準備

5: トラブル発生時の状況の記録

国試第20回午前:第77問

診療でミスがあったが、患者に危害が及ばなかった状態を意味する用語はどれか。(医用機器安全管理学)

1: アクシデント

2: ニアミス

3: ヒューマンエラー

4: リスクマネージメント

5: インフオームドコンセント

国試第6回午前:第6問

労働衛生対策の三本柱のうち、健康管理について正しいのはどれか。

a: 作業自体を適正なものにする。

b: 作業環境中の健康阻害因子を排除する。

c: 労働者の健康診断を行う。

d: 業務に起因する疾病を予防する。

e: 労働者の健康の保持増進を図る。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第88問

CCUにおけるシステム安全の達成のための処置として適切でないのはどれか。

1: 過去の事故情報を収集し、FTA(故障の樹分析)を行った。

2: 操作に関する不十分な取扱説明書を改訂した。

3: 人間工学的安全対策を取り入れた。

4: 医療現場で起こった事故はすべてフィードバックして分析しうるような体制をとった。

5: すべての機器について、異常状態を検出し機器の作動を即時停止するようにした。

国試第15回午前:第86問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 患者に直接装着する機器のみを点検の対象とする。

b: 納入後、ベンチテストによる工学的評価を行う。

c: 保守点検作業の結果はチェックリストに記録し保管する。

d: 故障頻度はMTBFによる時系列的管理が重要である。

e: 機器の廃棄は安全管理業務に含まれない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第84問

ME機器の保守管理者の一員としての臨床工学技士が行うことで誤っているのはどれか。

1: 正しく、かつ安全に使用されるよう機器を管理する。

2: 患者、操作者・介助者および環境の安全を確保するよう配慮する。

3: 停電等の緊急事態発生時の対処について訓練を受ける。

4: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰しない機器は廃棄すべきであることを提言する。

5: 医療ガスの安全に関しては専門業者に任せる。