第40回ME2午後12問の類似問題

国試第2回午前:第3問

医師の指示の下に臨床工学技士が行うことのできるのはどれか。

a: 人工呼吸回路の気管カニューレからの除去

b: 気管内挿管

c: 大動脈内バルーンポンプカテーテルの血管への挿入

d: 血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続

e: 導出電極の皮膚への装着

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第53問

体外循環中の人工心肺装置内モニタ項目でないのはどれか。(体外循環装置)

1: 吹送ガス流量

2: 貯血槽内の血液レベル

3: 送血流量

4: 血液回路内圧

5: 漏血量

国試第27回午前:第68問

人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。

1: 100

2: 200

3: 300

4: 400

5: 500

国試第12回午後:第39問

人工呼吸からのウィーニング開始基準で正しいのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)≧80mmHg(吸気酸素濃度=40%)

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)≦50mmHg

c: 肺内シャント率≦25%

d: 最大吸気圧≦-10cmH2O

e: 1回換気量≧5ml/kg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第45問

カプノグラフィについて正しいのはどれか。

a: 赤外線吸収を利用しているものが多い。

b: 健常人では呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に近似する。

c: 呼吸器の吸気弁の故障は測定値に影響しない。

d: 呼気開始後、二酸化炭素分圧(PCO2)は直ちに上昇する。

e: 亜酸化窒素(笑気)に対する補正が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第39問

一次救命処置はどれか。

a: 手指による咽頭内異物の除去

b: 口-口人工呼吸

c: アンビューバッグによる人工呼吸

d: エアウェイによる気道確保

e: 体外式心マッサージ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第74問

成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しいのはどれか。

1: 貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。

2: 動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。

3: 脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。

4: 人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。

5: 脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

国試第24回午後:第69問

人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 乳酸加リンゲル 血液希釈

2: マニトール 浸透圧の調整

3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正

4: アルブミン 膠質浸透圧の保持

5: ヘパリン 血液凝固能の低下

国試第33回午後:第68問

図のような人工呼吸器回路構成で、用手換気装置を接続できる部位はどこか。

33-PM-68

a: 吸気回路の人工呼吸器接続部

b: Y ピースの吸気回路接続部

c: カテーテルマウント(フレックスチューブ)の Y ピース接続部

d: 気管チューブコネクタ

e: 気管チューブの気管チューブコネクタ接続部

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第54問

IABPについて正しいのはどれか。

a: 全身循環を代行する治療法である。

b: ガス圧によって駆動される。

c: 人工心肺と併用できる。

d: 心臓の拡張期に冠動脈血流量を増加させる。

e: 心臓の収縮期にバルーンを膨らます。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第33問

人工呼吸器でガスリークの原因とならないのはどれか。

1: 呼気弁の動作不良

2: 加温加湿器の接続不良

3: 蛇管の亀裂

4: 気管内チューブのカフ圧低下

5: ネブライザの停止

国試第1回午後:第51問

人工心肺における体外循環中の事故への対応として誤っているのはどれか。

1: 膜型肺における血液の漏出・・・・・・・・人工肺の交換

2: 送血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止

3: 脱血カニューレの脱落・・・・・・・・・・・・脱血回路の閉鎖

4: 大量の空気塞栓・・・・・・・・・・・・・・・・・送血ポンプの停止

5: 停電による送血ポンプの停止・・・・・・脱血回路の閉鎖

国試第27回午後:第71問

人工心肺による体外循環中の操作で心筋酸素消費量を増加させるのはどれか。

1: IABPの併用

2: 細動心の除細動

3: アドレナリンの投与

4: 左心腔内血液の吸引(ベンティンブ)

5: 部分体外循環から完全体外循環への移行

国試第36回午前:第65問

加温加湿器について誤っているのはどれか。 

1: 加温加湿器は患者吸気の湿度によって制御される。 

2: 加湿器内の蒸留水は雑菌などの汚染に十分注意する。 

3: ヒータワイヤは吸気回路内の結露を防ぐ。 

4: ヒータワイヤのない回路は途中のウォータトラップが必要である。 

5: 不十分な加湿は肺合併症の原因となる。 

国試第3回午後:第70問

高(気)圧酸素療法の装置について誤っているのはどれか。

a: 第1種装置は患者1名だけを収容する小型タンクである。

b: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

c: 第2種装置は患者とともに医療従事者も入ることができる大型タンクである。

d: 第2種装置は酸素で加圧することができる。

e: 第2種装置で監視できる生体情報は、我が国では心電図と脳波に限られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第30問

心室細動患者の除細動通電前の処置で誤っているのはどれか。

1: 胸部を露出させる。

2: 胸部の汗をぬぐう。

3: 酸素吸入を取り外す。

4: 蘇生バッグによる人工呼吸を止める。

5: 介助者が患者の四肢を押さえる。

国試第3回午前:第16問

臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。

1: 人工心肺の血液量の調節

2: 人工呼吸用マスクの患者への接続

3: 気管内チューブの挿管

4: モニタ用心電計電極の患者への装着

5: 血液浄化装置の穿刺針の内シャントへの接続

国試第2回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることのできるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼性持針器

5: 体外循環回路

国試第3回午前:第28問

手術中の患者の状態把握について正しいのはどれか。

a: 心音と呼吸音は食道聴診器で常時聴取できる。

b: 動脈血O2分圧は、パルスオキシメータで直接測定できる。

c: 麻酔中は、体温を測定しても意味がない。

d: 肺動脈楔入圧は左房圧を反映するものとされている。

e: 終末呼気CO2濃度は、換気量の適否の目安となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第74問

人工心肺を用いた体外循環中の安全管理で正しいのはどれか。

1: レベルセンサには磁気センサが用いられている。

2: レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。

3: フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。

4: 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。

5: エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。