血液ガス分析について誤っているのはどれか。
1: 採血前に患者を安静にさせる。
2: 注射器内の気泡は測定誤差となる。
3: 採血後すぐに測定できない場合は氷水中か冷蔵庫に保存する。
4: 採血量が少ない場合はへパリンを多めに用いる。
5: 採血後は注射筒を手のひらで転がし血液を攪拌する。
観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。
1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。
2: カテーテルに大きな気泡が混入している。
3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。
4: 長い延長チューブを使用している。
5: 系全体で共振が起きている。
心臓カテーテル室で行う検査でないのはどれか。
1: 心音の測定
2: 心拍出量の測定
3: 酸素飽和度の測定
4: 電気生理学的検査
5: 心腔・血管の造影
人工心肺について正しいのはどれか。
a: 希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。
b: 希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。
c: 加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。
d: 体外循環中はアシドーシスに傾く。
e: $ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e