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第7回国試午後39問の類似問題

国試第12回午後:第51問

人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。

a:軽度~中等度の低体温も併用される。
b:血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。
c:心停止液にはCa2+を用いる。
d:心筋保護のために局所加温が行われる。
e:回路に血液を全く充填しない方法が行われる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第73問

人工心肺を用いた開心術中の心筋保護について正しいのはどれか。

a:細胞内液型心筋保護液のナトリウム濃度は細胞外液型より低い。’
b:高カルシウム液で心停止を得る。
c:心筋保護液に血液を混じる場合には超低温がよい。
d:僧帽弁手術では選択的冠灌流が必要である。
e:逆行性冠灌流の場合には冠静脈洞から注入する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午後:第70問

人工心肺を用いた開心術中の心筋保護について正しいのはどれか。

a:細胞内液型心筋保護液のナトリウム濃度は細胞外液型よりも低い。
b:高カルシウム液で心停止を得る。
c:心筋保護液に血液を混ぜる場合には超低温がよい。
d:僧帽弁手術では選択的冠灌流が必要である。
e:逆行性冠灌流の場合には冠静脈洞から注入する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第70問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

a:人工心肺の送血回路から側枝を出して心筋保護液を注入する。 
b:細胞内液型心筋保護液中のNa+濃度は細胞外液型より低い。 
c:逆行性心筋保護では右室の心筋保護液灌流が不十分となりやすい。 
d:血液併用心筋保護液では晶質液性心筋保護液より注入温度を低くする。 
e:心筋保護液の初回注入量の目安は80mL/kgである。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。
b:成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。
c:低体温によって末梢血管抵抗は低下する。
d:心停止液にはCa2+を用いる。
e:プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第74問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

1:心筋保護液において血液添加は不可欠である。 
2:逆行性心筋保護液注入圧は30mmHg以上とする。 
3:心臓の常温虚血時間の安全限界は5分未満である。 
4:低温によって心筋酸素消費量は低下する。 
5:高度大動脈弁閉鎖不全症例では大動脈基部から心筋保護液を注入する。 

国試第25回午前:第72問

心筋保護について正しいのはどれか。

a:阻血時間の延長を目的としている。
b:血液を併用した心筋保護液がある。
c:化学的心停止は高カルシウムが基本である。
d:心筋保護液は大動脈遮断前に注入される。
e:逆行性注入は冠静脈洞から行われる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第51問

人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第50問

人工心肺を用いた体外循環時の血液灌流量について正しいのはどれか。

1:術前の心拍出量より多めの血液量を灌流する。
2:常温下での適正灌流量は体表面積から求められる。
3:低体温時には常温時より灌流量を多くする。
4:末梢血管抵抗は血液灌流量と関係がない。
5:環流静脈血の酸素飽和度を50%以下に保つ。

国試第34回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。

1:開始時には、まず脱血カニューレ、続いて送血カニューレを挿入する。
2:大動脈遮断時には、一時的に送血流量を増加させる。
3:大動脈遮断解除時には、一時的に送血流量を増加させる。
4:遠心ポンプを用いる場合、復温時には、同一回転数でも流量が増加する。
5:人工心肺停止時には、脱血側回路をクランプしてから回転を止める。

国試第28回午後:第72問

人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。

a:平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。
b:混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。
c:ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。
d:復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。
e:プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1:気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。
2:血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。
3:血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。
4:血液回路は塩化ビニル製である。
5:心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1:PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。
2:速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。
3:脱血不良時には まで落差を大きくする。
4:チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。
5:人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第32回午後:第73問

心筋保護について正しいのはどれか。

a:送血回路から側枝を出し送血ポンプの圧力で注入する。
b:細胞内液型心筋保護液中のNa濃度は細胞外液型より低い。
c:逆行性心筋保護では右室の心筋保護液灌流が不十分となりやすい。
d:血液併用心筋保護液では晶質液性心筋保護液より注入温度を低くする。
e:初回注入量の目安は80mL/kgである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の血液希釈法について正しいのはどれか。

a:末梢血管抵抗を低下させる。
b:代謝性アルカローシスを軽減する。
c:ヘマトクリット値30%を希釈下限の目安とする。
d:組織浮腫の原因となる。
e:溶血を軽減する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第50問

開心術に用いるベンド回路で正しいのはどれか。(体外循環装置)

a:心臓停止後の心内血液の排出を行う。
b:無血視野の確保を行う。
c:ポンプベントは過度の吸引の心配がない。
d:落差ベントは気泡の吸引に適している。
e:落差ベントは吸引量の正確な調整ができる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第52問

人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a:血液凝固時間を短くし、出血を抑える。
b:常温体外循環では灌流量を高めに設定する。
c:低体温は人工心肺の安全限界を広げる。
d:体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。
e:灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午前:第73問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。

a:中心静脈圧は15 mmHg以上を維持する。
b:平均血圧は100 mmHg以上を維持する。
c:ヘマトクリット値は20%以上を維持する。
d:混合静脈血酸素飽和度は70%以上を維持する。
e:成人の灌流量は中等度低体温では60~80 mL/(分・kg)である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第41問

人工心肺の操作中の条件として適切でないのはどれか。

1:血液のヘマトクリット:23%
2:平均動脈圧:75mmHg
3:送血潅流量:1.5L/(min・m2)
4:ACT(activated clotting time):500秒
5:静脈血酸素飽和度:65%

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1:ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。
2:全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。
3:プロタミン投与によって血圧は上昇する。
4:プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。
5:プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。