第33回ME2午後3問の類似問題

ME2第37回午後:第24問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採血前に患者を安静にさせる。

2: 注射器内の気泡は測定誤差となる。

3: 採血後すぐに測定できない場合は氷水中か冷蔵庫に保存する。

4: 採血量が少ない場合はへパリンを多めに用いる。

5: 採血後は注射筒を手のひらで転がし血液を攪拌する。

国試第18回午後:第42問

カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。

b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。

c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。

d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。

e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第34問

熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。

1: 末梢静脈よりカテーテルを挿入する。

2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。

3: 注入するブドウ糖液は通常0℃に冷却する。

4: カテーテルの種類が異なる場合はカテーテル係数を設定しなおす。

5: 初回測定時には大きな誤差を生じやすい。

国試第2回午後:第45問

血液透析中通常、持続的にモニタしていないのはどれか。

1: 透析液の漏血

2: 透析液の浸透圧

3: 静脈側回路内圧

4: 透析液の電導度

5: 血液回路内の気泡

ME2第34回午後:第27問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1: センサ付近の加温は体温以下にする。

2: センサの加温は装着後に行う。

3: センサの装着は血流のよい部位とする。

4: 長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。

5: 低心拍出量患者での測定が可能である。

ME2第36回午後:第31問

観血式血圧測定に必要ないのはどれか。

1: 聴診器

2: 加圧バッグ

3: ヘパリン

4: 生理食塩液

5: 圧力トランスデューサ

国試第17回午前:第58問

超音波ドプラ血液計について正しいのはどれか。

a: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

b: パルスドプラ法は測定可能な速度に上限がある。

c: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

d: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

e: カラードプラ法はエイリアシングが発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第79問

血液浄化装置の監視装置で誤っている組合せはどれか。

1: 漏血検知器 -------- 光透過

2: 気泡検知器 -------- 超音波

3: 濃度計 ------------- 浸透圧

4: 温度計 ------------- サーミスタ

5: 圧力計 ------------- ストレイングージ

国試第27回午後:第38問

医療機器と注意すべき傷害との組合せで正しいのはどれか。

1: 非観血式血圧モニタ 不整脈

2: パルスオキシメータ キャビテーション

3: 経皮的酸素分圧測定装置 熱 傷

4: レーザ手術装置 ミクロショック

5: 超音波吸引手術装置 紅 斑

国試第35回午前:第30問

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。 

1: pH  ガラス電極 

2: 酸素分圧  クラーク電極 

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極 

4: 酸素飽和度(SpO2)  赤色光および赤外光の吸光度 

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外光の吸光度

国試第35回午前:第83問

正しいのはどれか。 

a: 毛細血管内を通過する際、赤血球は変形する。 

b: 血管内膜のコラーゲンが増加すると脈波伝搬速度が速くなる。 

c: 大動脈における動圧の値は静圧よりも大きい。 

d: 細動脈では血球が血管壁部に集まる。 

e: 安靜立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第25問

血液ガス分析のための動脈血採血について誤っているのはどれか。

1: 採血前にシリンジ内面を抗凝固剤で潤す。

2: 採血前は患者を安静にさせる。

3: 採血時には駆血帯を使用する。

4: 採血後すぐに検査できない場合、シリンジを氷で冷やした状態で保存する。

5: 採血後シリンジ内の残存気泡は誤差となるので、速やかに排除する。

国試第31回午後:第28問

超音波パルスドプラ血流計について正しいのはどれか。

a: 血流がプローブに向うとき受信周波数は送信周波数よりも低くなる。

b: 超音波ビームが血流方向に対して垂直なときは測定できない。

c: 周波数祈り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。

d: パルス繰り返し周波数は超音波の振動周波数の2倍以上とする。

e: 最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第47問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 末梢血管抵抗の変動によって流量が変化する。

b: 流量を回転数から算出できる。

c: ローラポンプより溶血しやすい。

d: 空気を体内に送り込む危険性がローラポンプより少ない。

e: 脱血の際に過度の陰圧を生じない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午前:第52問

超音波ドプラ法について誤っているのはどれか。

1: パワードプラ法では血流の方向が判別できる。

2: パルスドプラ法では観察領域の深さによって計測できる最大流速が変化する。

3: 連続波ドプラ法では狭窄した弁の前後の圧較差を算出できる。

4: カラードプラ法では血流の方向を色で表現する。

5: ドプラ法では超音波ビームと血流のなす角度によって計測値が変化する。

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第26回午後:第78問

血液透析監視装置が漏血を検出した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 膜の破損によるリークがないか調べる。

2: 透析液の流量が正しいか確認する。

3: 脱血不良が起きていないか確認する。

4: 漏血の検知器が正しく動作しているか調べる。

5: 目視で確認できない場合は試験紙で判断する。

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第9回午前:第86問

点検項目として適切でないのはどれか。

a: 電気メス :同期感度

b: 除細動器 :高周波漏れ電流

c: ペースメーカ :デマンド感度

d: 心電図モニター :同相除去比

e: 観血式血圧モニター :ステップ応答

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第50問

血液について誤っているのはどれか。

1: 非ニュートン流体である。

2: 力学的に等方的である。

3: 比誘電率は周波数依存性がある。

4: 超音波伝搬速度は空気中よりも速い。

5: 吸光度は可視光領域でほぼ一定である。