正しいのはどれか。
1: 熱伝導は固体にのみ認められる。
2: 体外循環における熱交換は主に熱対流による。
3: 熱対流は流体以外にも認められる。
4: 熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。
5: 高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。
代謝について正しいのはどれか。
1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量とよぶ。
2: 食事を摂取した後には代謝が低下する。
3: 基礎代謝に対する寄与が最も高い臓器は腎臓である。
4: 1gあたりの熱量は、三大栄養素のうち脂質が最大である。
5: 体表面積あたりの基礎代謝量は16~20歳で最高値を示す。
音波の伝搬速度が最も速い組織はどれか。
1: 骨
2: 筋 肉
3: 脂 肪
4: 血 液
5: 腎
生体組織の光特性について正しいのはどれか。
1: UVC は表皮での吸収が大きい。
2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。
3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。
4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。
5: 眼底での可視光の吸収はない。
生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか。
a: 導電率は周波数とともに増加する。
b: a 分散は水分子の緩和現象に起因する。
c: 皮下脂肪の導電率は筋組織よりも高い。
d: 骨格筋は異方性を示す。
e: インピーダンスは非線形性を示す。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体の力学的特性を比較して誤っているのはどれか。
a: 動脈のヤング率は腱のそれより大きい。
b: 動脈の最大変形は腱のそれより大きい。
c: 動脈の最大荷重は腱のそれより小さい。
d: 筋肉内の音速は肺内のそれより小さい。
e: 筋肉の音響インピーダンスは肺のそれより小さい。
放射線感受性の最も高い組織はどれか。
1: 神 経
2: 脂 肪
3: 筋
4: 血 管
5: 骨 髄
1: 骨髄
2: 神経
3: 血管
4: 心筋
5: 脂肪
放射線感受性の大小関係で正しいのはどれか。
a: 骨 髄 > 肝 臓
b: 血 管 > リンパ組織
c: 眼 球 > 生殖腺
d: 腸 管 > 神経組織
e: 脾 臓 > 皮 膚
生体組織について正しいのはどれか。
a: 心臓の収縮は平滑筋により起こる。
b: ニューロンは新しく再生した組織のことである。
c: ミオシンは筋肉の収縮に関係するたんぱくである。
d: グリア細胞は脳内に存在する。
e: 横紋筋は小腸のぜん動を起こす。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか。
1: 脳
2: 甲状腺
3: 結 腸
4: 皮 膚
5: 骨皮質
ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。
a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。
b: マイクロ波加温は深部加温に適する。
c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。
d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。
e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。
100Hzにおける生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか。
1: 脂肪<血液<骨格筋
2: 脂肪<骨格筋<血液
3: 骨格筋<血液<肝臓
4: 骨格筋<肝臓<脂肪
5: 肝臓<血液<脂肪
各種エネルギーの人体への作用で正しいのはどれか。
1: 全身が30°C程の温度にさらされると白血球が死滅する。
2: 磁界の人体に及ぼす作用の一つとしてキャビテーションがある。
3: 超音波の加熱作用は10W/cm2以上の照射により初めて発現する。
4: 放射線の感受性は細胞分裂が盛んな細胞ほど高い傾向を示す。
5: 波長1400nm以上の光を長時間浴びると皮膚の色素の増加を来す。
1: 筋組織は骨よりもヤング率が大きい。
2: 筋組織のヤング率は直交方向よりも走行方向の方が大きい。
3: 生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5 である。
4: 生体軟組織の体積弾性率はヤング率よりも小さい。
5: 動脈血管の円周方向の最大変形は10% 程度である。
最も放射線感受性の高い組織はどれか。(生体物性材料工学)
2: 皮 膚
3: 筋 肉
4: 脊 髄
5: 水晶体
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