第32回国試午後6問の類似問題

ME2第38回午後:第26問

大動脈弁閉鎖不全症の逆流を確認したい。造影剤カテーテルの先端留置位置で正しいのはどれか。

1: 右心房

2: 右心室

3: 左心室

4: 大動脈弓

5: 大動脈基部

国試第17回午前:第41問

スワンガンツカテーテルで測定可能なのはどれか。

a: 中心静脈圧

b: 心拍出量

c: 左心室圧

d: 大動脈圧

e: 肺動脈?入圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第14問

循環系について正しいのはどれか。(人体の機能と構造)

a: 末梢の動脈間にみられる吻合枝を終動脈という。

b: 心臓から拍出された血液が末梢に到達して脈拍として触れる。

c: 2つの毛細血管網の間に位置する動脈を門脈という。

d: 頚動脈洞には血圧を感知する圧受容器が備わっている。

e: 血管の平滑筋には交感神経が分布している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第83問

正しいのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合は脈波伝搬速度と正の相関を示す。

b: 細い血管では血球が血管壁部に集まる。

c: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

e: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第25問

経皮的冠動脈インターベンション(PCI)について誤っているのはどれか。

1: 対象は虚血性心疾患である。

2: バルーンの拡張にはヘリウムガスを用いる。

3: 冠動脈内狭窄部位を10気圧前後で加圧する。

4: 術中の心電図モニタリングとしてカーボン電極を用いる。

5: 再狭窄防止のためのステントを留置する。

国試第20回午前:第13問

脈圧を増大させるのはどれか。(人体の機能と構造)

1: 心拍数増加

2: 静脈灌流量減少

3: 1回心拍出量増加

4: 心筋収縮性低下

5: 動脈壁コンプライアンス増加

国試第16回午前:第11問

上前で間接法により血圧を測定したところ、最高血圧120mmHg、最低血圧90mmHgであった。このときの平均血圧はどれか。

1: 90 mmHg

2: 100 mmHg

3: 105 mmHg

4: 110 mmHg

5: 120 mmHg

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

国試第3回午前:第28問

手術中の患者の状態把握について正しいのはどれか。

a: 心音と呼吸音は食道聴診器で常時聴取できる。

b: 動脈血O2分圧は、パルスオキシメータで直接測定できる。

c: 麻酔中は、体温を測定しても意味がない。

d: 肺動脈楔入圧は左房圧を反映するものとされている。

e: 終末呼気CO2濃度は、換気量の適否の目安となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第13問

高血圧症について正しいのはどれか。

1: 診断は基準値以上の平均血圧の値で決める。

2: 診断は一回の血圧測定で決める。

3: 初回治療では、まず薬物治療を開始する。

4: 本態性高血圧症は高血圧患者の約半数を占める。

5: 若年者の高血圧症では、基礎疾患の存在を考慮する。

国試第27回午後:第38問

医療機器と注意すべき傷害との組合せで正しいのはどれか。

1: 非観血式血圧モニタ 不整脈

2: パルスオキシメータ キャビテーション

3: 経皮的酸素分圧測定装置 熱 傷

4: レーザ手術装置 ミクロショック

5: 超音波吸引手術装置 紅 斑

ME2第32回午後:第22問

観血式血圧モニタによる肺動脈圧モニタリングで準備する必要がないのはどれか。

1: フラッシュ装置

2: 動脈針(エラスタ針)

3: 加圧バッグ

4: スワン・ガンツカテーテル

5: へパリン入り生理食塩液

国試第25回午後:第21問

スワン・ガンツカテーテルによって得られる指標はどれか。

a: 中心静脈圧

b: 肺動脈圧

c: 左室内圧

d: 大動脈弁上圧

e: 肺動脈楔入圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第29問

体外循環について正しいのはどれか。

1: 送血用カニューレは通常、鎖骨下動脈に挿入する。

2: 送血用カニューレ部分の血流速度は遅い。

3: 脱血用カニューレは通常、右心房から挿入する。

4: 脱血には常にポンプを使用する。

5: 成人用脱血カニューレのサイズは直径約5mmである。

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第13回午前:第12問

動脈硬化症で誤っているのはどれか。

1: 大動脈は好発部位の一つである。

2: 動脈壁の弾性が失われる。

3: 病変は動脈中膜に最も顕著に表れる。

4: 病変部にはコレステロールが沈着している。

5: 古い病変ではカルシウムの沈着がみられる。

国試第17回午前:第8問

最も血圧が低いのはどれか。

1: 大動脈

2: 上腕動脈

3: 毛細血管

4: 上大静脈

5: 肺動脈