第31回国試午前73問の類似問題

国試第26回午後:第76問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

a: 動脈表在化は心機能への負担が大きい。

b: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

c: 透析後は静脈カテーテルをヘパリンロックする。

d: カフ付きカテーテルは感染のリスクを低減できる。

e: グラフト移植の方が自家動静脈瘻よりも開存率は高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第70問

膜型人工肺について正しいのはどれか。 

a: 人工肺は血液ポンプの入口側に接続する。 

b: ガス流量を増やすと二酸化炭素除去量は減少する。 

c: 外部灌流型は内部灌流型より血液の圧損失が高い。 

d: 均質膜は貫通孔をもたない。 

e: 血漿漏出によるガス交換能低下時は人工肺を交換する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第40問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 動脈留置カテーテルからの採血

2: 人工呼吸器の運転条件の設定

3: 人工呼吸中の気管吸引による喀痰除去

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントヘの穿刺

5: ペースメーカ植込み時のジェネレータと電極リードの接続

ME2第28回午後:第11問

人工心肺のローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 構造が単純である。

2: 流量計がいらない。

3: 血圧の変動で流量が変化する。

4: オクルージョンの調整が必要である。

5: 弁機構がいらない。

国試第29回午後:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

1: ヘマトクリット値:25%

2: 混合静脈血酸素飽和度:75%

3: 送血流量:2.4 L/min/m2

4: 平均動脈圧:70 mmHg

5: 中心静脈圧:mmHg

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第24回午前:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: ヘマトクリット値 : 25%

2: 混合静脈血酸素飽和度 : 75%

3: 送血流量 : 2.4L/min/m2

4: 平均動脈圧 : 70mmHg

5: 中心静脈圧 : 20mmHg

国試第34回午前:第39問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 動脈留置カテーテルからの採血

2: 人工呼吸器の運転条件の設定

3: 人工呼吸中の気管吸引による喀痰除去

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントへの(cid:7973)刺

5: ペースメーカ植込み時のジェネレータと電極リードの接続

国試第16回午前:第26問

完全体外循環中、患者の循環系に空気が入る原因となり得るのはどれか。

a: 左房ベントに陰圧がかかりすぎたとき

b: 貯血槽に十分な血液がないとき

c: 送血ポンプに逆流が生じたとき

d: 術野の吸引が十分でないとき

e: 脱血回路側に過度の陰圧がかかったとき

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1: 左心補助の装置である。 

2: 回路を構成する装置はECMOと同じである。 

3: 開放回路型が主流である。 

4: 拍動流ポンプを必要とする。 

5: 使用限界は3時間である。 

国試第4回午後:第52問

血液透析開始3時間後に静脈回路内圧に上昇がみられた。原因として考えられるのはどれか。

a: 血液ポンプの送血不良

b: 動脈回路の狭窄による血流不良

c: ヘパリン注入ポンプの作動不良による中空糸の閉塞

d: 静脈留置針の位置異常による血流不良

e: 静脈側ドリップチャンバ内での凝血による血流不良。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第61問

補助人工心臓について正しいのはどれか。

a: 両心補助の症例数は左心補助より多い。

b: 連続流も用いられる。

c: 両心補助の場合、左心と右心とは異なる型式の血液ポンプを用いてもよい。

d: IABPより長期の補助をすることができる。

e: 遠心ポンプで拍動流をつくることはできない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第72問

人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。

a: 平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。

b: 混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。

c: ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。

d: 復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第2問

臨床工学技士が行うことができないのはどれか。

1: 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血

2: 人工心肺装置の運転条件の変更

3: 除細動器の操作条件の設定

4: 人工呼吸業務における気管挿管

5: 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認

国試第21回午後:第66問

血管アクセスについて正しいのはどれか。

a: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

b: 動脈表在化は心不全患者に用いられる。

c: スチール症候群ではシャントによって末梢循環障害を生じる。

d: シャント動静脈瘤は石灰化するので手術適応はない。

e: カフ付トンネルカテーテルによって感染は防止される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第24問

PCPSの操作で正しいのはどれか。

1: 送血流量を増やすために血液ポンプの位置を下げた。

2: 人工肺からの血漿漏出が起きたので送血圧を下げた。

3: 血栓の形成を防ぐため送血流量を下げた。

4: PaO2が低いので体温を下げた。

5: PaCO2が高いので酸素混合ガスの流量を上げた。

国試第7回午後:第75問

ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。

1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸

2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞

3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群

4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック

5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血

国試第22回午前:第74問

送血回路からの気泡の送り込み原因でないのはどれか。

1: 貯血槽の貯血レベル低下

2: 膜型人工肺ガス側圧力の上昇

3: 動脈フィルタ内の気泡抜き不良

4: 膜型人工肺へのガス供給停止

5: 送血ポンプ流入部の採血ポート開放

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。

2: 回転数と流量は比例関係である。

3: 回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。

4: ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。

5: 常用回転数は毎分2000回転前後である。

国試第17回午後:第56問

誤っているのはどれか。

a: IABPは大動脈収縮期血圧を上昇するように駆動する。

b: 補助人工心臓は不全心のポンプ機能を代行する。

c: ECMOは膜型肺を用いた体外循環である。

d: PCPSは経皮的静動脈バイパスである。

e: HFVは呼吸補助を目的とした体外循環である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e