第3回国試午後34問の類似問題

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓の原因でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 左心ベンド挿入部から心内への空気流入

2: 脱血回路からの空気流入

3: 膜壁肺における血漿漏出

4: 貯血槽内の血液レベル低下

5: 左心ベントポンプの逆回転

国試第18回午後:第54問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓発生時、送血停止後の対策として正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 頭部を高位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

2: 頭部を低位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

3: 頭部を高位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

4: 頭部を低位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

5: 頭部を低位にして上行大動脈から送血を行う。

国試第14回午後:第59問

膜型人工肺での体外循環中に血液の酸素加能が低下した場合、考えられる原因はどれか。

a: 血漿漏出

b: 血液凝固時間短縮

c: 血圧上昇

d: 胸腔内出血

e: ポンプ流量増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第28問

第2種高気圧酸素治療装置について適切でないのはどれか。

1: 治療前に患者に耳抜きの訓練をさせる。

2: 加圧には酸素ガスを用いる。

3: 減圧速度は毎分0.8kgf/cm2以下で行う。

4: タンク内に電気機器は持ち込まない。

5: 静電気を発生する衣類は着用しない。

国試第11回午前:第21問

急性上気道閉塞について正しいのはどれか。

a: 急激な意識消失を来す。

b: 完全な窒息状態では10~20秒で脳の不可逆性変化が出現する。

c: 呼吸ができなくなると顔面は蒼白となる。

d: 気管挿管は異物を押し込むので行わない。

e: 季肋部を強く圧迫することにより異物を除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第63問

VCV (volume control ventilation) 施行中に気道内圧上昇を来すのはどれか。

a: カフリーク

b: 片肺挿管

c: 気管支痙攣

d: ファイティング

e: 肺コンブライアンス増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第68問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 加圧は毎分0.16~0.24MPa(約1.6~2.4kgf/cm2の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくすために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

国試第36回午前:第68問

ハイフローシステムについて正しいのはどれか。 

a: 加温加湿器は必要ない。 

b: FIO2の上限は60%である。 

c: 解剖学的死腔の二酸化炭素の洗い出し効果がある。 

d: 装着しながら経口摂取を行うことができる。 

e: 慢性閉塞性肺疾患では在宅で使用できる場合がある。  

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

ME2第35回午後:第33問

人工呼吸器でガスリークの原因とならないのはどれか。

1: 呼気弁の動作不良

2: 加温加湿器の接続不良

3: 蛇管の亀裂

4: 気管内チューブのカフ圧低下

5: ネブライザの停止

国試第35回午前:第38問

医師の具体的な指示が必要な臨床工学技士業務はどれか。 

a: 人工呼吸装置の酸素濃度変更 

b: 動脈留置カテーテルからの採血 

c: 血液浄化装置の運転条件の変更 

d: 高気圧治療装置内の消毒 

e: 人工心肺装置点検項目の変更 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第65問

死腔について正しいのはどれか。

a: 呼吸細気管支は解剖学的死腔である。

b: 人工鼻は死腔でない。

c: 肺血栓塞栓症では死腔が増加する。

d: 生理学的死腔率 (VD/VT) の基準値は約0.3である。

e: 呼吸パターンは死腔に影響しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第33問

人工呼吸器が適切に使用されていないことを思わせるのはどれか。

a: 爪の色がピンクである。

b: 発汗、血圧上昇がみられる。

c: ファイティングを起こしている。

d: 不安、不穏などの中枢神経刺激症状がみられる。

e: 動脈血酸素分圧(PaO2)120mmHg、動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)37mmHgであった。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第55問

呼吸補助ができるのはどれか。(体外循環装置)

a: IABP

b: V-Aバイパス

c: PCPS

d: ECMO

e: 補助人工心臓

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第23問

人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 電源異常警報は電源接続前に電源スイッチを入れて確認した。

2: ガス供給圧低下警報は配管端末器からホースアセンプリを外して確認した。

3: 換気機能はテストバッグを用いて確認した。

4: 高圧警報は呼吸回路の接続部を開放して確認した。

5: 一時消音した警報が自動的に復帰することを確認した。

国試第23回午後:第64問

吸気ガスの流量波形で矩形波が認められるのはどれか。

a: CPAP(Continuous positive airwpressure)

b: PCV(Pressure control ventilation)

c: PSV(Pressure support ventilation)

d: SIMV(Synchronizintermittent mandatory ventilation)

e: VCV(Volume control ventilation)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第79問

血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。

1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。

2: 重篤な徴候としてショックがみられる。

3: 直ちに右側臥位をとらせる。

4: 直ちに静脈回路を遮断する。

5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。

国試第3回午前:第64問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 体外循環回路

5: 鋼製持針器