人工呼吸器の警報装置について誤っているのはどれか。
1: 呼吸回路が外れた場合には音声と表示による警報を発する。
2: 一時的に消音した場合には5分以内に自動的に復帰する。
3: 一時的に消音する場合を除き消音できない。
4: 電源供給の異常の場合は直ちに作動し2分間は鳴り続ける。
5: 本体への電源供給が停止した場合には音声による警報を発する。
人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。
1: リークテストは人工呼吸器の自己診断機能を活用する。
2: テスト肺を用いてトリガ感度を確認する。
3: テスト肺を外してアラームが鳴ることを確認する。
4: 電源プラグを引き抜いてバックアップ電源で動作することを確認する。
5: 加温加湿器に適量の生理食塩液を入れる。
人工呼吸器の保守点検について誤っているのはどれか。
1: 目視により呼吸回路の亀裂の有無を点検する。
2: テスト肺を用いてトリガ機構の点検をする。
3: 酸素濃度計を用いて酸素ブレンダの点検をする。
4: ストップウォッチを用いて呼吸回数を点検する。
5: 呼吸回路の接続部をはずしてガス供給圧低下アラームの作動を点検する。
人工呼吸器の始業点検について誤っているのはどれか。
1: 電源プラグを非常用電源コンセントに接続する。
2: ウォータトラップを患者より高い位置に設置する。
3: 吸気側呼吸回路に加温加湿器を接続する。
4: Yピースの先端を閉じてリークテストをする。
5: テスト肺に陰圧をかけてトリガすることを確認する。
人工呼吸中、低圧警報が鳴った。点検すべき箇所はどれかれ
a: 回路蛇管
b: 気管チューブのカフ
c: 酸素濃度計
d: 医療ガス配管設備と接続部
e: 加湿器
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
人工呼吸器使用時の注意点として誤っているのはどれか。
a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや高く設定する。
b: 高圧警報をあまり高く設定すると肺損傷の原因となる。
c: 吸気力の弱い患者では補助呼吸に際しトリガー圧は低く設定する。
d: 加湿器の水は滅菌したものを用いる。
e: 換気量は吸気量で測定する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸器の始業点検でないのはどれか。
1: 呼吸器回路のリークテスト
2: 低圧アラームの動作確認
3: 設定酸素濃度の表示確認
4: テスト肺を用いたトリガ感度の確認
5: バッテリーのフル充電にかかった時間の確認
人工呼吸器使用中の点検項目として実施しないのはどれか。
1: バッテリー駆動への切り替え
2: 低換気量警報の設定値
3: 呼吸器回路破損状態
4: 吸入気酸素濃度の設定値
5: 機器本体からの異音の有無
人工呼吸器使用時の注意点として正しいのはどれか。
c: 吸気カの弱い患者では補助呼吸に際しトリガ圧は低く設定する。
人工呼吸管理の災害時への対応として誤っているのはどれか。
1: .常時から非常電源用コンセントに電源プラグを接続しておく。
2: 用手的換気装置の用意をしておく。
3: 医療ガス安全管理委員会に設備、配管の点検を依頼する。
4: 人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。
5: 停電後の復電時には、サージ電流対策を講じる。
量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧下限警報が鳴っている。原因として考えられるのはどれか。
1: 気管チューブのカフ圧低下
2: 呼気側回路のフィルタの目詰まり
3: 気管チューブの閉塞
4: 加温加湿器の設定不良
5: 酸素濃度計の不良
人工呼吸器を使用するときの注意点で正しいのはどれか。
a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや低く設定する。
b: 吸気力の弱い患者に補助呼吸を行う場合はトリガー圧を低く設定する。
c: 加温加湿器に用いる水は滅菌水がよい。
d: 換気量は吸気量で測定する。
e: 高圧警報を低く設定し過ぎると肺損傷の原因となる。
人工呼吸器使用中に呼吸回路内圧低下アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。
1: ウォータトラップの緩み
2: 加温加湿器チャンバの亀裂
3: 呼気弁の持続的な閉塞
4: 気管チューブのカフの破れ
5: 高すぎる警報設定値
人工呼吸器のスイッチを入れたが全く作動しない。 原因として考えられるのはどれか。
a: 耐圧ガス管の脱落
b: 停電
c: 呼気弁の故障
d: 呼吸回路の狭窄
e: ホースアセンブリの脱落
人工呼吸器の始業点検項目として適切なのはどれか。
a: 医療ガスホースアセンブリの亀裂の有無
b: 温度センサの精度チェック
c: 漏れ電流の測定
d: リークテスト
e: 低圧警報の作動テスト
人工呼吸器を使用中に故障が発見された。通常、直ちに行われるのはどれか。
a: 使用中の人工呼吸器を分解して調べる。
b: 患者に異常が起きていないかを調べる。
c: 人工呼吸器を別のものと取り替える。
d: 機器の製造業者に連絡する。
e: 故障状態を記録する。
人工呼吸中、呼気量が送気量よりも少ない場合、点検すべき箇所として正しいのはどれか。
b: 加湿器
c: 高圧ガス管との接続部
d: 酸素濃度計
e: 回路内圧計
人工呼吸器のスィッチを入れても正常に動作しないとき、点検すべき箇所はどれか。
a: 酸素流量計
b: 換気量計
c: 高圧ガス管接続部
d: ヒューズ
e: 吸気弁
人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 呼気弁は吸気時に閉じる。
2: ジェットネブライザへの送気は吸気に同期している。
3: ヒータ入り呼吸回路にはウォータトラップは不要である。
4: 酸素センサは吸気側呼吸回路に装備されている。
5: 換気量の測定には電磁流量計が用いられる。
量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧上限警報が鳴っている。 原因として考えられるのはどれか。
2: 吸気側回路の閉塞
3: ネブライザの停止
4: ウォータトラップの緩み
5: 加温加湿器のチャンバの亀裂
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