第26回国試午前65問の類似問題

国試第22回午後:第63問

死腔について正しいのはどれか。

a: 呼吸細気管支は解剖学的死腔である。

b: 人工鼻は死腔でない。

c: 肺血栓塞栓症では死腔が増加する。

d: 正常では生理学的死腔率(VD/VT)は約0.3である。

e: 呼吸パターンは死腔に影響しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第36問

死腔について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 解剖学的死腔はガス交換に関わる。

b: 器械的死腔は口腔内容量である。

c: 肺胞死腔とは換気があって血液が途絶した肺胞である。

d: 死腔換気率は1回換気量の約30%である。

e: 換気量が一定で死腔が増大するとPaCO2が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第20問

換気について正しいのはどれか。

a: 低換気ではPaCO2が上昇する。

b: 低換気ではPaO2が低下する。

c: 肺胞死腔は解剖学的死腔の一種である。

d: 肺塞栓症では死腔が減少する。

e: 無気肺ではシャントが増える。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第36問

用語として正しいのはどれか。

a: 生理学的死腔

b: 薬理学的死腔

c: 病理学的死腔

d: 解剖学的死腔

e: 機械的死腔

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第45問

死腔率が増大する原因はどれか。

a: 解剖学的シャントの増大

b: 肺血流量の増大

c: マスクによる人工呼吸

d: 大量出血

e: 気管切開

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第6問

誤っているのはどれか。(医学概論)

1: 胸腔内圧は陰圧である。

2: 成人の解剖学的死腔は約150mLである。

3: 残気量はスパイロメータで測定できる。

4: 肺の栄養血管は気管支動脈である。

5: ヘモグロビンの酸素解離曲線はpHが下がると右方に偏位する。

ME2第33回午前:第5問

成人の安静呼吸時で標準的な値はどれか。

1: 解剖学的死腔量は500mLである。

2: 胸腔内圧は-5~-8cmH2Oである。

3: 動脈血の酸素分圧は50mmHgである。

4: 一回換気量は1000mLである。

5: 混合静脈血の酸素飽和度は50%である。

国試第10回午前:第45問

健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。

a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。

b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。

c: 気道における死腔は約150mlである。

d: 呼吸中枢は血液温に反応する。

e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第40問

人工呼吸下の患者の最高気道内圧に影響を与えるのはどれか。

a: 肺・胸郭コンプライアンス

b: 呼吸回路の機械的死腔

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 吸気流速

e: 気管チューブの内径

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第65問

人工鼻について正しいのはどれか。

1: 死腔が増加する。

2: 湿度調節が必要である。

3: 温度調節が必要である。

4: 気流抵抗が減少する。

5: 過剰加湿になりやすい。

国試第5回午前:第5問

我が国において正しいのはどれか。

1: 脳血管疾患の死亡率は年々上昇いている。

2: 悪性新生物による死亡は最も多い。

3: 肺炎・気管支炎による死亡は最近著しく減少している。

4: 心疾患による死亡は全死亡の約30%を占めている。

5: 不慮の事故による死亡は最近著しく増加している。

国試第5回午後:第32問

人工呼吸療法について正しいのはどれか。

a: 患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。

b: 静脈潅流量が減少する。

c: 血圧は上昇する。

d: 人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。

e: 人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第44問

自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 胸腔内圧は吸気時陰圧である。

b: 気道内圧は吸気時陰圧である。

c: 換気は横隔膜の収縮作用による。

d: 吸気相で肋間筋は弛緩する。

e: 換気量は動脈血酸素分圧(PaO2)で決まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第65問

カプノメータについて誤っているのはどれか。

1: 肺胞死腔があると呼気終末二酸化炭素分圧は上昇する。

2: 二酸化炭素の赤外線吸収を応用している。

3: 呼吸ガスの二酸化炭素分圧を測定する。

4: メインストリーム方式ではアダプタの死腔が大きい。

5: カプノグラムでの波形低下は回路のリークを示唆する。

国試第11回午後:第39問

人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。

a: 呼吸回路の機械的死腔量の増加

b: PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇

c: 吸気中酸素濃度の増加

d: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更

e: 分時換気量の減少

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第19問

肺の構造について正しいのはどれか。

a: 気管は10回ほど分岐して袋状の肺胞になる。

b: 成人では左右の主気管支は気管に対して、ほぼ同じ角度で分岐する。

c: 肺は右が3葉、左が2葉に分かれる。

d: 細気管支に軟骨はない。

e: 成人の呼吸死腔は約150mLである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第19問

急性上気道閉塞について正しいのはどれか。

a: 急激な意識消失を来す。

b: 完全な窒息状態では10~20秒で脳の不可逆性変化が出現する。

c: 呼吸ができなくなると顔面は蒼白となる。

d: 気管挿管は異物を押し込むので行わない。

e: 季肋部を強く圧迫することで異物を除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第21問

急性上気道閉塞について正しいのはどれか。

a: 急激な意識消失を来す。

b: 完全な窒息状態では10~20秒で脳の不可逆性変化が出現する。

c: 呼吸ができなくなると顔面は蒼白となる。

d: 気管挿管は異物を押し込むので行わない。

e: 季肋部を強く圧迫することにより異物を除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第6問

解剖学的死腔が150mLの人が、以下に示すAからEの換気を行った。誤っているのはどれか。[換気A]1回換気量:500mL、分時換気回数:12回[換気B]1回換気量:400mL、分時換気回数:12回[換気C]1回換気量:400mL、分時換気回数:20回[換気D]1回換気量:300mL、分時換気回数:20回[換気E]1回換気量:400mL、分時換気回数:24回 

1: 換気Aと換気Dの分時換気量は等しい。 

2: 換気Aと換気Bの分時死腔換気量は等しい。 

3: 換気Cと換気Dの分時肺胞換気量は等しい。 

4: 1回肺胞換気量は換気Aが一番多い。 

5: 分時肺胞換気量は換気Eが一番多い。 

国試第11回午前:第10問

呼吸調節について正しいのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)の低下は頚動脈洞で感知される。

b: 動脈血pHの低下は換気量を減少させる。

c: 延髄の化学受容器は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に反応しない。

d: 肺への迷走神経知覚枝を切断すると吸息が延長する。

e: 心拍出量の減少は呼吸数を増加させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e