第27回国試午前39問の類似問題

国試第26回午後:第66問

人工呼吸中の気管吸引で正しいのはどれか。

1: 1時間おきに施行する。

2: 吸引カテーテルは気管支まで進めないようにする。

3: 30秒以上かけて吸引する。

4: 吸引圧は300mmHg (39.9kPa)以上とする。

5: 吸引時にピストン運動を行う。

国試第19回午後:第40問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第4回午前:第2問

臨床工学技士の行為で誤っているのはどれか。

1: 医師の指示の下に生命維持管理装置を操作する。

2: 医療に従事する者として他の医療関係者と緊密な連携を図る。

3: 患者の体温、血圧等について正常か異常かを診断する。

4: 患者と共同してその病気を治すように努力する。

5: 自己の医療行為に法的責任を負う。

国試第8回午後:第39問

体外循環時のトラブルと処置との組み合わせで正しいのはどれか。

a: 空気塞栓 ――――――――-― 上半身挙上

b: 送血ポンプの停止 ――――-― 手動送血

c: 代謝性アシドーシス ―------― 炭酸水素ナトリウム(重曹)投与

d: 人工肺の故障 ――――――― 心臓マッサージ

e: 低体温からの復温 ――――-― 急速加温

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第32問

人工呼吸療法について正しいのはどれか。

a: 患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。

b: 静脈潅流量が減少する。

c: 血圧は上昇する。

d: 人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。

e: 人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第63問

ICUで用いられる人工呼吸器の構成要素はどれか。

a: 呼気弁

b: 気道内圧モニタ

c: 酸素濃度調節装置

d: 二酸化炭素吸収装置

e: ピンインデックスシステム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第38問

医療機器と注意すべき傷害との組合せで正しいのはどれか。

1: 非観血式血圧モニタ 不整脈

2: パルスオキシメータ キャビテーション

3: 経皮的酸素分圧測定装置 熱 傷

4: レーザ手術装置 ミクロショック

5: 超音波吸引手術装置 紅 斑

ME2第35回午前:第52問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: 冠動脈の血流が増加する。

2: 左室の圧仕事が軽減される。

3: 収縮期にバルーンを拡張させる。

4: トリガ信号には体表心電図を用いる。

5: 体格に合わせてバルーンのサイズを選択する。

国試第20回午後:第49問

正しい組合せはどれか。(体外循環装置)

a: 静脈血のガス交換 人工肺

b: 微小気泡の除去 フィルタ

c: 心腔内出血の回収 冠灌流回路

d: 余剰水分の排出 冷温水槽

e: 心内圧の減圧 ベントポンプ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1: 体外循環血流量

2: 患者の循環血液量

3: 血液温度

4: 呼吸数

5: 動脈血酸素分圧

国試第32回午後:第74問

IABPについて正しいのはどれか。

a: 上行大動脈にバルーンを留置する。

b: 収縮期血圧を上昇させる。

c: 中等度以上の大動脈弁閉鎖不全症には禁忌である。

d: 冠動脈灌流圧を増加させる。

e: 左室後負荷を軽減させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第44問

血液透析装置の定期点検項目でないのはどれか。

1: 漏血検知器感度の確認

2: 気泡検知器の動作確認

3: ダイアライザの交換

4: エンドトキシンカットフィルタの交換

5: 血液ポンプのオクルージョン調整

国試第33回午後:第21問

ICU 内に設置すべき医療機器はどれか。

a: 人工呼吸器

b: 除細動器

c: 心電図モニタ

d: 消化器内視鏡

e: 人工心肺装置

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第61問

補助人工心臓について正しいのはどれか。

a: 両心補助の症例数は左心補助より多い。

b: 連続流も用いられる。

c: 両心補助の場合、左心と右心とは異なる型式の血液ポンプを用いてもよい。

d: IABPより長期の補助をすることができる。

e: 遠心ポンプで拍動流をつくることはできない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1: 脱血不良時

2: 大動脈遮断時

3: 大動脈遮断解除時

4: 復温時

5: 大動脈解離発生時

国試第20回午後:第56問

人工心肺使用中の空気塞栓の原因となるのはどれか。(体外循環装置)

a: 脱血回路の折れ曲がり

b: ベントポンプの逆回転

c: 送血回路の閉鎖

d: 血液フィルタの目詰まり

e: ローラポンプチューブの破損

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第76問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

a: 動脈表在化は心機能への負担が大きい。

b: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

c: 透析後は静脈カテーテルをヘパリンロックする。

d: カフ付きカテーテルは感染のリスクを低減できる。

e: グラフト移植の方が自家動静脈瘻よりも開存率は高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第8問

ICUで使用する人工呼吸器でモニタしていないのはどれか。

1: 換気回数

2: 吸気流速

3: 胸腔内圧

4: 分時換気量

5: 酸素濃度

国試第20回午後:第67問

ブラッド(バスキュラー)アクセスについて正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 急性透析には皮下動静脈瘻が第1選択である。

b: 慢性透析には人工血管シャントが第1選択である。

c: 大腿静脈カテーテルは使用後ヘパリンを充填する。

d: 血液透析用としては流量が200ml/min程度必要である。

e: カフ付き静脈カテーテルを用いれば感染のリスクを回避できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第79問

透析中の空気誤入の原因として考えられないのはどれか。

1: 動脈(脱血)側留置針と回路接続部の離断

2: 補液ラインの閉鎖忘れ

3: ポンプセグメント部回路の破損

4: エアードリップチャンバでの液面調整不良

5: 静脈(返血)側留置針の抜針