第23回国試午後69問の類似問題

国試第27回午後:第78問

透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。

a: 酸素吸入を行う。

b: 透析液流量を下げる。

c: 抗凝固薬の量を増やす。

d: 血管拡張薬を投与する。

e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第68問

膜型人工肺で誤っているのはどれか。

1: 疎水性を持つ膜素材が使用される。

2: 均質膜ではガスと血液とは非接触である。

3: シリコン膜は酸素よりも二酸化炭素の透過性が高い

4: 多孔質膜はシリコン膜よりも強度面で優れている。

5: 複合膜は長時間使用すると血漿成分の漏出がある。

国試第10回午後:第66問

血液透析施行中、静脈側回路内圧が上昇した。原因として正しいのはどれか。

a: 動脈針穿刺不良

b: 静脈針穿刺不良

c: 抗凝固剤注入不足

d: 透析膜破損

e: 気泡混入

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第22問

肺血栓梗塞症について正しいのはどれか。

a: PaCO2とPETCO2の差が開大する。

b: 右心不全を呈する。

c: 小児に多発する。

d: 男女比は2:1である。

e: 治療にはステロイド薬が有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第45問

低酸素血症の原因となるのはどれか。

a: 死腔の減少

b: 肺内シャントの増加

c: 換気血流比不均等

d: 換気量の増加

e: 赤血球の増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 流量計は不要である。

b: 吸引ポンプに用いることができる。

c: ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。

d: 回路閉塞時に回路破裂の心配がない。

e: 空気を送り込む心配がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブからの呼吸回路の脱落

b: 肺血栓塞栓症

c: 呼気弁の故障

d: 吸気弁の故障

e: サンプルチューブの閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第18回午後:第42問

カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。

b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。

c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。

d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。

e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第47問

膜型人工肺について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 多孔質膜は長時間の使用で血漿漏出を起こす。

2: 多孔質膜は均質膜よりガス交換能が劣る。

3: 多孔質膜では気泡が血液に混入するおそれがある。

4: 均質膜では血液とガスは非接触である。

5: シリコーンゴム膜は均質膜である。

国試第28回午後:第79問

血液透析回路への空気侵入の原因となるのはどれか。

a: 抗凝固薬注入ラインの外れ

b: 透析膜破損による血液漏出

c: 動脈側穿刺針と回路の接続不良

d: 補液ラインの閉鎖忘れ

e: 静脈側穿刺針と回路の接続不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第51問

人工心肺の使用で誤っているのはどれか。

1: ローラポンプの流量はローラの回転数から求められる。

2: 適正送血量は成人で1.1~1.3L/分/m2である。

3: 送血圧は50mmHg以上に設定する。

4: 送血温は人工心肺流出口で測定する。

5: 直腸温は食道温に比べて変化が遅い。

国試第17回午後:第48問

膜型人工肺について誤っているのはどれか。

a: 内部灌流型では中空糸内径を細くすると流量抵抗が増す。

b: 気泡型より血液損傷が少ない。

c: 均質膜の人工肺ではガス側へ血漿が漏れる。

d: 多孔質膜には親水性のものが用いられる。

e: 多孔質膜では表面張力によって血液と気体の間の界面が保たれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第24問

観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。

2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。

3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。

4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。

5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。

国試第13回午後:第64問

血液透析時の気泡混入の原因とならないのはどれか。

1: 生食ラインの遮断鉗子のかけ忘れ

2: ドリップチャンバの液面調整不良

3: 血液回路のピンホール

4: 透析器リーク

5: 血液回路の接続不良

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。

b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。

c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。

d: 血液はニュートン流体とみなせる。

e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。

2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。

3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。

4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。

5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。

国試第35回午前:第74問

人工心肺を用いた体外循環においてインシデントレポートを提出すべきなのはどれか。 

a: ヘパリン投与後にACTを測定しなかった。 

b: ヘマトクリット値が低下したため赤血球輸血を行った。 

c: 血圧が低下したため流量を増加させた。 

d: 体外循環離脱困難でありIABPを挿入した。 

e: 大動脈遮断後ヘパリンを投与していないことに気づき、ヘパリンを投与した。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第54問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓発生時、送血停止後の対策として正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 頭部を高位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

2: 頭部を低位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

3: 頭部を高位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

4: 頭部を低位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

5: 頭部を低位にして上行大動脈から送血を行う。

ME2第28回午前:第59問

動脈血管のコンプライアンスが大きいとき、正しいのはどれか。

1: 脈圧が大きくなる。

2: 脈波伝搬速度が遅くなる。

3: 平均血圧が低下する。

4: 心拍出量が大きくなる。

5: 心拍数が多くなる。