第22回国試午後33問の類似問題

国試第18回午前:第68問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心電図モニタに対する電磁波障害はない。

b: 主に誘電加熱による作用を利用する。

c: 2450MHzの周波数を使用する。

d: 対極板が必要である。

e: 凝固より切開に利用されることが多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第57問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 体外式ペースメーカは頻脈性不整脈の治療に使用する。

b: 植込み式ペースメーカの出力などのパラメータは体外から変更できない。

c: VVIペースメーカでは自己心拍により刺激発生が抑制される。

d: パルス振幅は約5V、パルス幅は約1msである。

e: リチウム電池の寿命は約2年である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第31問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 単極誘導では耳垂を基準としている。

2: 10Hzの低域遮断フィルタを使用する。

3: ディジタル式ではリモンタージュ機能がある。

4: 記録する場合は紙送り速さ30mm/sで行う。

5: 脳死判定では電極接触抵抗は2kΩ以下が望ましい。

国試第1回午後:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。

b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。

c: 凝固にはバースト波が用いられる。

d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。

e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第35問

AEDについて誤っているのはどれか。

1: 医療従事者以外は使用できない。

2: 電極パッドは患者胸部の皮膚表面に装着する。

3: 通電は金属製の床の上の患者にも可能である。

4: 介助者は通電時に患者から離れなければならない。

5: 小児用電極パッドは成人に使用してはならない。

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。

b: 電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。

c: 心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。

d: 電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。

e: 体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第28問

誘発脳波計測について正しいのはどれか。

a: 脳死判定の補助診断に利用される。

b: 刺激に同期して加算平均処理を行う。

c: 計測にホール素子を用いる。

d: 刺激を加える周期を潜時という。

e: 電極配置には標準12誘導を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第11問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 心臓は神経を切断し体外に取り出しても条件さえ適切ならば拍動を続ける。

2: 右心房の洞結節に通常、自発的な活動電位が発生する。

3: 活動電位は房室結節→ヒス束→左・右脚→プルキンエ線維の順に伝播する。

4: 刺激伝導系は特殊な神経線維でできている。

5: 正常の心電図にはP、QRSおよびTという三つの棘波がみられる。

ME2第32回午後:第34問

AEDの使用法として誤っているのはどれか。

1: パッドは植込み型心臓ペースメーカの真上には装着しない。

2: 体の濡れた患者はタオル等で水を拭き取った後、パッドを装着する。

3: 湿布薬の上から通電してもよい。

4: 小児用パッドでは成人の救命には無効である。

5: 通電時には酸素の吸入は一時中断する。

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1: エネルギーの伝送ロスが少ない。

2: 熱傷の危険が少ない。

3: 漏れ電流が少ない。

4: 電磁障害が少ない。

5: 心室細動電流閾値が高い。

国試第32回午前:第35問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 500MHzの高周波が用いられる。

2: 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。

3: 純切開にはバースト波が用いられる。

4: 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。

5: 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第8回午前:第40問

電気的除細動の適応となる不整脈はどれか。

a: 洞性徐脈

b: 完全房室ブロック

c: 心室細動

d: 心室性頻拍

e: 上室性頻拍

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第14問

心房細動の治療で正しいのはどれか。

a: 非同期電気的除細動

b: 冠動脈バイパス術

c: ステント治療

d: カテーテル焼灼術

e: メイズ(Maze)手術

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第28問

植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激電極面積を大きくすると刺激閾値は小さくなる。

2: 出力パルス幅は0.5s程度である。

3: シングルチャンバペースメーカはAVディレイを設定する必要がある。

4: リード被膜が破損するとリード抵抗が小さくなる。

5: 双極リードはペースメーカ本体を不関電極とする。

ME2第39回午後:第51問

電流による障害で起こるおそれがないのはどれか。

1: 体表面から150mAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

2: 体表面から20mAの商用交流が流れたときに不随意運動が誘発される。

3: 心臓に直接200μAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

4: 体表面から500kHzで5mAの電流が流れたときにビリビリと感じる。

5: 直流電流が流れたときに電気分解によって生体組織が損傷される。

ME2第34回午後:第52問

電撃電流の値と成人の生体反応の関係について正しいのはどれか。

1: 体表から心室細動を誘発する電流閾値は100kHzでは1mAである。

2: 心臓に10μAの直撃電流が流れると心室細動が誘発される。

3: 体表電極から商用交流電流が10mA以上流れると筋の持続的収縮が起こる。

4: 交流電流は直流電流に比べて生体組織に化学的な変化を起こしやすい。

5: 1kHzを超えると周波数に比例して感知電流の閾値が下がる。

国試第9回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。

a: 正常心電図の周波数成分は0.5~60Hzである。

b: 高域の周波数特性は電極の性能に影響される。

c: 低域の周波数特性は時定数により規定される。

d: 周波数特性はサーマルアレイ方式が熱ペン式よりも優れている。

e: ハムフィルタを入れると心電図波形のQRSがひずむ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第79問

正弦波電流を10秒間心筋に通電した時、心室細動を起こす電流閾値と周波数との関係を図に示す。 矢印の部分の周波数帯域(Hz)として正しいのはどれか。

8PM79-0

1: 0.2~1.0

2: 2~10

3: 20~100

4: 200~1000

5: 2000~10000