第22回国試午後33問の類似問題

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 微細な手術に適する。

2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。

3: 対極板を必要とする。

4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。

5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

国試第34回午後:第27問

心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。

1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。

2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。

3: 心電計の弁別比は少なくとも 40 dB 以上を用いる。

4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。

5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。

ME2第37回午後:第3問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: UHF帯の電波を利用している。

2: 心電図信号は受信機でAD変換される。

3: 送信機に使用するアルカリ乾電池の寿命は1週間程度である。

4: 3電極のうち2電極に患者測定電流を流して呼吸をモニタすることが多い。

5: A型の送信機の出力は1mW以下である。

国試第18回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。

2: 分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。

3: 差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。

4: 校正電圧は標準感度で1mm/mVである。

5: 標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第47問

心臓ペースメーカで誤っているのはどれか。

1: VVIには心房用と心室用のそれぞれに電極が必要である。

2: 左心室と右心室を同時にペーシングして同期させ心機能の改善を図ることができる。

3: 植込み後にペーシングモードの設定を変更することができる。

4: VVIは一定時間内に自発心電図を検出すると心室を刺激しない。

5: 植込み型除細動器は通常心臓ペースメーカの機能をあわせ持っている。

国試第1回午前:第68問

低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。

a: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA

b: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA

c: 体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA

d: 体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA

e: 体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第13問

交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電電流のパルス幅は数msである。

2: 試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。

3: 最大出力電圧は数kVである。

4: 充電回路にダイオードが挿入されている。

5: 出力波形はバースト波である。

ME2第39回午後:第10問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: DDDモードの電極リードは2本である。

2: 双極リードは中枢側がマイナス電極である。

3: 電極先端部はらせん状のものがある。

4: 植込み型は大胸筋と皮下組織の間に植え込まれる。

5: 植込み型の筐体はチタン製である。

国試第15回午前:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 体外式ペースメーカのディマンド感度は変更できない。

2: ディマンド型ではパルスレートは固定されている。

3: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。

4: 体内式ペースメーカの電源には水銀電池が使用される。

5: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10msである。

ME2第32回午後:第50問

電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。

1: マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。

2: 心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。

3: 手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。

4: 直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。

5: 100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。

国試第14回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて正しいのはどれか。

a: 副作用の一つに横隔膜刺激がある。

b: 体外式は内部電源機器である。

c: 植込み式の内蔵電池はマンガン電池である。

d: 植込み式では双極電極の方が単極電極より電気ノイズによる感知不全を起こしやすい。

e: 植え込み式のリード線をマルチ・ファイラーコイルとするのは断線対策である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第21問

心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 記録紙は感熱紙を使用する。

2: 患者にアース線を接続する。

3: 金属ベッドを接地する。

4: 誘導コードと電源コードを離す。

5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。

国試第10回午前:第57問

図のような心電図が記録された。臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

10AM57-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ぺースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第56問

心電計について正しいのはどれか。

a: 正常心電図の周波数成分は0.5~60Hzである。

b: 高域の周波数特性は電極の性能に影響される。

c: 低域の周波数特性は時定数によって規定される。

d: 周波数特性はサーマルアレイ式が熱ペン式より優れている。

e: ハムフィルタを入れると心電図波形のQRSがひずむ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第25問

心房細動の治療について正しいのはどれか。

a: ジギタリスは有効である。

b: 外科治療は心室内リエントリ回路を接続することである。

c: 心房細動はオーバードライブペーシングで停止する。

d: 抗凝固療法の目的は血栓症の予防である。

e: 徐脈性心房細動はペースメーカ植込みの適応である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第58問

適切でない組合せはどれか。

1: 心臓ペースメーカ・・・・・・・完全房室ブロック

2: 除細動器・・・・・・・・・・・・・・直流方式

3: マイクロ波治療器・・・・・・・ハイパーサーミア

4: レーザメス・・・・・・・・・・・・・炭酸ガス

5: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・凍結療法

ME2第36回午後:第2問

DDDR型のペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 電極リードが2本必要である。

2: 心房ではペーシングとセンシングの両方を行う。

3: 心室ではペーシングとセンシングの両方を行う。

4: 設定レートより速い自己心拍が発生した場合は心房ペーシングを行う。

5: 心拍応答機能がある。

国試第26回午前:第28問

心電計について誤っているのはどれか。

a: 右手と左手の電極を入れ替えるとI誘導の極性が変わる。

b: aVFは心臓の下壁の情報を反映している。

c: aVRはI、II、III 誘導の任意の2つから算出できる。

d: QRS平均電気軸は単極胸部誘導から求める。

e: 単極胸部誘導は右足の電極を基準にした電位差を記録する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e