第5回国試午前11問の類似問題

国試第34回午後:第7問

心臓の刺激伝導系と心電図について正しいのはどれか。

a: 洞房結節と房室結節の間にヒス束がある。

b: プルキンエ線維は主に心室筋の収縮を担う。

c: P 波は心房筋の興奮を表す。

d: 心房細動では P 波を認めない。

e: QRS 波とともに拡張期が始まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第7問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 洞房結節は右房に存在する。

2: 右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。

3: 三尖弁は右房と右室との間に存在する。

4: 乳頭筋は心室内に存在する。

5: 上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。

国試第34回午前:第24問

心電図について誤っているのはどれか。

1: P 波は心房筋の興奮を表す。

2: PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。

3: QRS 波は心室筋の興奮を表す。

4: ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。

5: T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。

国試第24回午後:第7問

正しいのはどれか。(医学概論)

a: 心電図のP波は心室筋の興奮によって生じる。

b: 心電図のPQ時間は心室筋の興奮を表す。

c: 右心室が収縮すると三尖弁は閉鎖する。

d: 駆出率は一回拍出量を拡張末期容積で割って求める。

e: 心音の第2音は房室弁の閉鎖音である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第7問

心臓の刺激伝導系の興奮伝播で正しいのはどれか。

1: 洞結節→房室結節→ヒス束→プルキンエ線維→右脚/左脚

2: 洞結節→房室結節→ヒス束→右脚/左脚→プルキンエ線維

3: 房室結節→洞結節→ヒス束一右脚/左脚→プルキンエ線維

4: ヒス束→洞結節→房室結節→右脚/左脚→プルキンエ線維

5: ヒス束→房室結節→洞結節→プルキンエ線維→右脚/左脚

国試第25回午前:第13問

心房細動で正しいのはどれか。

a: P波がみられる。

b: RR間隔は不規則になる。

c: 脳塞栓の原因となる。

d: 電気的除細動の適応にはならない。

e: 房室結節内リエントリーが原因となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第8問

心電図について誤っているのはどれか。

1: P 波は心房興奮からの回復を表す。

2: QRS 波は心室筋の興奮を表す。

3: ST 部分は心筋虚血と関係する。

4: T 波は心室興奮からの回復を表す。

5: T 波の後にU 波が現れることがある。

国試第23回午後:第7問

心臓の興奮(刺激)伝導系で心室壁にあるのはどれか。

a: 洞(房)結節

b: 房室結節

c: ヒス束

d: 右脚・左脚

e: プルキンエ線維

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第7問

正しいのはどれか。

a: 心電図のP波に続いて心房が収縮する。

b: 心音の第II音は動脈弁の閉鎖音である。

c: 心臓の正常興奮伝導では、ヒス束がペースメーカとなる。

d: 正常心では拡張期の心室容積が小さいほど心拍出量は増加する。

e: 心電図ST部分の変化は心筋虚血の指標となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第22問

心電図について誤っているのはどれか。

a: STとはS波の終わりからT波の終わりまでをいう。

b: PQ時間とは活動電位の房室伝導に要する時間である。

c: 房室ブロックにはウェンケバッハ調律がある。

d: WPW症候群は心電図所見で診断される。

e: 心房細動ではQRS波は規則的に出現する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第49問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。

2: 体外式では単極電極を用いる。

3: 電極の先端は陰極側に接続する。

4: VVIペースメーカは心室を刺激する。

5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。

国試第22回午後:第6問

心臓の構造で正しいのはどれか。

a: 僧帽弁は左心房と左心室との間に位置する。

b: 大動脈弁は左心室からの流出路に位置する。

c: 肺動脈弁は腱索で乳頭筋に連結する。

d: 右冠状動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

e: 左心室壁は右心室壁よりも厚い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第25問

心筋梗塞でよくみられる心電図所見として正しいのはどれか。(循環器学)

a: ST上昇

b: 異常Q波

c: T波陰転

d: PQ短縮

e: QRS延長

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第7問

心臓に関係する解剖について誤っているのはどれか。

1: 右室壁は左室壁よりも薄い。

2: 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

3: 右肺動脈は上行大動脈の背側を通る。

4: 僧帽弁は二尖弁である。

5: 腱索は心房に認められる。

国試第23回午前:第24問

心筋梗塞の心電図所見で正しいのはどれか。

a: ST上昇

b: 異常Q波

c: T波陰転

d: PQ短縮

e: IQRS延長

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第6問

心臓の興奮伝導系(刺激伝導系)で房室結節の次に興奮が伝わるのはどれか。

1: 洞房結節

2: ヒス束

3: 右 脚

4: 左 脚

5: プルキンエ線維

国試第15回午前:第66問

体内式心臓ペースメーカで正しいのはどれか。

1: 単極刺激方式の本体は負極である。

2: 単極刺激方式の刺激電極は左心室に留置する。

3: 双極刺激方式の関電極と不関電極との間隔は約1mmである。

4: DDDでは刺激電極を心室と心房とに留置する。

5: VVIではファイティングが起こる。

国試第18回午前:第11問

心室の再分極に一致する心電図波形はどれか。(人の構造および機能)

1: P波

2: QRS波

3: ST部分

4: T波

5: U波

国試第8回午前:第12問

心臓について正しいのはどれか。

a: 右心房には2本の大静脈が入る。

b: 肺動脈は右心室から出る。

c: 左心房には2本の肺静脈が入る。

d: 僧帽弁は3枚の弁尖を持つ。

e: 大動脈の起始部からは2本の冠状動脈が出る。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。