正しいのはどれか。
a: 肺胞気のO2分圧(PAO2)は、約100mmHgである。
b: 大気のO2分圧(PO2)は、約120mmHgである。
c: 混合静脈血のO2分圧(P O2)は、約60mmHgである。
d: 肺胞気のCO2分圧(PACO2)は、約10mmHgである。
e: 動脈血のO2分圧(PaO2)は、約100mmHgである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心肺機能に異常のないガス壊疽患者で、高気圧酸素治療の治療圧力によって変化しない動脈血中の因子はどれか。
a: 酸素飽和度
b: 結合型酸素量
c: 溶解型酸素量
d: 酸素含量
e: 酸素分圧
血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。
1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。
2: 重篤な徴候としてショックがみられる。
3: 直ちに右側臥位をとらせる。
4: 直ちに静脈回路を遮断する。
5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。
カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。
b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。
c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。
d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。
e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。
ショック患者の酸素吸入について正しいのはどれか。
a: パルスオキシメータはモニタとして有用である。
b: ショックのタイプにかかわらず適応がある。
c: フェイスマスクでは7~8l/minの流量で約40%の吸気酸素濃度となる。
d: 低酸素血症が改善されれば組織への酸素供給も改善される。
e: 酸素吸入中に輸液療法を併用してはならない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
第1 種高気圧酸素治療装置における日常点検項目でないのはどれか。
1: 送気系の元圧力
2: 接地端子の接地状態
3: 電気系の絶縁抵抗
4: 制御系のコンピュータ作動状態
5: 通信系のインターフォン
内視鏡的外科手術において正しいのはどれか。
1: 気腹に亜酸化窒素を用いる。
2: 気腹により静脈還流は増加する。
3: 肺血栓塞栓症の合併症はない。
4: 電気メスは使用できない。
5: 自然気胸は適応である。
人工呼吸中に動脈血二酸化炭素分圧(Paco2)を下げるのはどれか。
a: 一回換気量を増加させる。
b: 吸気酸素濃度を増加させる。
c: PEEP(呼気終末陽圧)を増加させる。
d: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:2から1:3へ増加させる。
e: 呼吸数を増加させる。
医療ガスについて正しいのはどれか。
a: 酸素ボンベの最高充填圧は150kgf/cm2である。
b: 二酸化炭素ボンベの色は緑である。
c: 酸素の中央配管圧はボンベ最高充填圧と等しい。
d: 亜酸化窒素の液化臨界温度は0°Cより低い。
e: ピン方式はガスの誤接続防止のためである。
高気圧酸素治療の適応はどれか。
a: 嫌気性菌感染症
b: 急性虫垂炎
c: 気管支喘息
d: 急性一酸化炭素中毒
e: 麻痒性イレウス
観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。
1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。
2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。
3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。
4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。
5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。
血圧の異常について正しいのはどれか。
a: 高血圧症のほとんどは本態性高血圧症である。
b: 収縮期圧140mmHg以上は高血圧症である。
c: 高血圧症の治療方針は直ちに降圧剤を投与することである。
d: 内分泌疾患では低血圧症は起こらない。
e: 収縮期圧が120mmHg以下を低血圧症という。
医療ガス配管端末器で静止状態の送気圧力が、下記のうち2 番目に高いのはどれか。
1: 酸 素
2: 亜酸化窒素
3: 治療用空気
4: 二酸化炭素
5: 駆動用窒素
人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。
b: 従圧式ではPEEPができる。
c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。
d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。
e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
内視鏡外科手術について正しいのはどれか。(医用治療機器学)
1: 気腹は血圧低下の原因になる。
2: 電気メスは使用できない。
3: 気腹に二酸化窒素を用いる。
4: 硬性鏡は使用しない。
5: 自然気胸には禁忌である。
第1種高気圧酸素治療装置の点検項目に含まれないのはどれか。
1: 気密性
2: 安全弁
3: 圧力調整器
4: 消火水槽
5: 圧力計
呼吸不全の治療に有用な器具、装置はどれか。
a: 高気圧治療装置(高圧酸素室)
b: 熱交換器
c: 血漿成分分離器
d: 酸素マスク
e: ネブライザ
高圧蒸気滅菌法に適しているのはどれか。(臨床医学総論)
1: 軟性気管支鏡
2: 血液透析回路
3: 超音波プローブ
4: プラスチック製シリンジ
5: コッヘル
人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。
a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c: 血圧は50mmHg以下でよい。
d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。
e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更および操作で正しいのはどれか。
a: 換気回数を増やす。
b: 吸気終末休止(EIP)を15%から10%にする。
c: 吸気相:呼気相を1:2から1:3にする。
d: 呼吸回路の死腔を滅らす。
e: 一回換気量を増やす。
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