肺機能検査について正しいのはどれか。
1: 肺活量は1回換気量と予備吸気量との和である。
2: %肺活量70%は基準値内である。
3: 1秒率60%は基準値内である。
4: 残気量は機能的残気量と1回換気量との差である。
5: 肺気腫では残気率が増大する。
肺気量について誤っているのはどれか。
1: 肺活量は肺の容積に等しい。
2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。
3: 成人の安静時1回換気量は400~500 mL 程度である。
4: 成人の安静時呼吸回数は1分間14回程度である。
5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。
全肺気量は肺活量に何を加えたものか。
1: 残気量
2: 予備吸気量
3: 1回換気量
4: 予備呼気量
5: 機能的残気量
肺気量分画において残気量はどれか。
1: 全肺気量と肺活量との差
2: 最大吸気量と1回換気量との差
3: 1回換気量と予備呼気量との和
4: 全肺気量と最大吸気量の差
5: 1回換気量と予備吸気量の和
全肺気量から機能的残気量を差し引いた肺気量分画の名称として正しいのはどれか。
1: 残気量
2: 予備吸気量
3: 1回換気量
4: 予備呼気量
5: 最大吸気量
肺活量はどの分画から成っているか。
1: 予備吸気量+1回換気量
2: 予備呼気量+1回換気量
3: 予備吸気量+1回換気量+残気量
4: 予備吸気量+予備呼気量+残気量
5: 予備吸気量+予備呼気量+1回換気量
スパイロメータで測定できる肺気量はどれか。
a: 残気量
b: 肺活量
c: 1 回換気量
d: 全肺気量
e: 機能的残気量
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
一回換気量と胸腔内圧の積で表される指標はどれか。
1: 呼吸インピーダンス
2: 動肺コンプライアンス
3: 努力性肺活量
4: 呼吸仕事量
5: 一秒率
呼吸機能検査で正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: 差圧式呼吸流量計はハーゲン・ポアズイユの式を利用する。
b: フライシュ型流量計は流路に細管を用いる。
c: ベネディクト・ロス型は熱線を用いて流量を測定する。
d: 残気量はスパイロメータで測定する。
e: 気道抵抗はスパイロメータで測定する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e