第7回国試午前63問の類似問題

国試第32回午前:第85問

生体の電気特性について誤っている組合せはどれか。

1: α分散 ――――― イオンの移動

2: β分散 ――――― 水分子の緩和現象

3: 能動性 ――――― 細胞の電気的興奮

4: 異方性 ――――― 組織の配列方向

5: 静止電位 ―――― 細胞内外のイオン濃度差

国試第4回午前:第62問

誤っているのはどれか。

1: 電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。

2: 電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。

3: 電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。

4: 直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。

5: 生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。

国試第30回午後:第87問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1: 水は赤外光をよく吸収する。

2: 皮膚の光透過は血流量に依存する。

3: 血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい。

4: 細胞のDNAはUVcで損傷を受ける。

5: メラニンは紫外線をよく吸収する。

国試第24回午前:第6問

細胞の電気活動で正しいのはどれか。(医学概論)

a: 静止状態では細胞外に対して細胞内の電位が高い。

b: 静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。

c: 細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。

d: 活動電位の脱分極相にはNa+が関与する。

e: 細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1: 生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。

2: 生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。

3: 生体組織は赤外光を吸収する。

4: 血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。

5: 生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。

国試第14回午後:第85問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。

2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。

3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。

4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。

5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。

国試第30回午後:第86問

生体の磁気特性について正しいのはどれか。

1: へモグロビンは非磁性体である。

2: 心磁図は心筋の透磁率分布を表す。

3: 神経伝導の際に磁界が発生する。

4: 生体は都市の磁気雑音と同程度の交流磁界を発生する。

5: 交流磁界は高周波になるほど生体深部に到達しやすい。

国試第26回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

1: 血液希釈によって溶血量は増加する。

2: 血液希釈によって膠質浸透圧は増加する。

3: 血液希釈によって血液粘稠度は増加する。

4: 低体温によって血液粘稠度は低下する。

5: 低体温によって組織への酸素の移行は低下する。

国試第22回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1: 細胞外は細脳内に対して電気的に負の状態にある。

2: 静止電位はCl-が細胞内に流入することで発生する。

3: 活動電位はNa+が細胞外に流出することで発生する。

4: 細胞外の電位が上昇して0に近づくことを脱分極という。

5: 細胞内の電位があるレベルに達すると活動電位が発生する。

国試第16回午後:第80問

生体組織の導電率の大きさの順で正しいのはどれか。

1: 骨 > 脂肪 > 筋肉 > 血液

2: 2. 骨 > 筋肉 > 脂肪 > 血液

3: 筋肉 > 血液 > 骨 > 脂肪

4: 血液 > 筋肉 > 脂肪 > 骨

5: 血液 > 脂肪 > 筋肉 > 骨

国試第27回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第10回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 心拍動に伴う磁場を検出できる。

b: 脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。

c: 脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。

d: 血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。

e: 時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第23回午後:第87問

正しいのはどれか。

a: レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力との比を表す無次元数である。

b: 健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。

c: 粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。

d: 圧差一定の層流では流量は円管内径の2乗に比例する。

e: ヘマトクリット値が増加すると血液粘性率は増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第31問

正しいのはどれか。

1: 正常では、糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きると、レニンーアンジオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つに、ネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントは、表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第8回午前:第25問

血球の機能として正しい組合せはどれか。

a: 赤血球 ―――――― 酸素の運搬

b: 好中球 ―――――― 異物の処理

c: 好塩基球 ――――― 急性アレルギー

d: T細胞 ―――――― 体液性免疫反応

e: B細胞 ―――――― 細胞性免疫反応

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第33問

人工心肺による体外循環の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a: 赤血球の損傷

b: 血漿蛋白の変性

c: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の増加

d: 血液粘度の低下

e: ヘマトクリット値の増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第80問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a: レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数である。

b: 健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。

c: 粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。

d: 圧差一定の層流では、単位時間に流れる流体の体積は管半径の2乗に比例する。

e: ずり速度が増加すると血液粘性率は減少する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。

2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。

3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。

4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。

5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e