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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第19回 午前 第61問
20件の類似問題
診断用MRIについて正しいのはどれか。...
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34
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 62.5%
超音波診断検査の実施方法として誤っているのはどれか。
1
消化器検査では消化管を拡張させる発泡剤を服用する。
2
子宮を経腹走査する場合は膀胱を充満させておく。
3
婦人科検診では朝食をとっても良い。
4
胆石像の確認は体位変換によって像の位置が変化するかを調べる。
5
血管造影剤としてマイクロバブルを使用する。
31
臨床工学技士国家試験 - 第29回 午後
重要度:低 正答率:60% 類似度 62.5% 解説あり
X線CTについて誤っているのはどれか。
1
臓器の立体的な構造を画像化する。
2
複数のX線検出器を使用する。
3
動画を撮影することが可能である。
4
空間分解能は1mm程度である。
5
組織のX線吸収係数を画像化する。

解説

X線CTは回転するX線管と多数の検出器で多方向からの減弱データ(線減弱係数)を収集し、再構成によって断層像を得る装置である。体軸方向の容積データ(ヘリカルスキャン、マルチスライス)からMPRや3Dレンダリングで臓器の立体構造を画像化でき、検出器は多素子アレイを用いる。空間分解能は撮影条件や再構成関数にもよるが高コントラストでおよそ0.5〜0.7 mm程度(概ね1 mm程度)とされる。画素のコントラストは線減弱係数に基づくCT値(HU)で表される。一方、「動画を撮影することが可能」という表現は一般的な意味でのリアルタイム動画撮影を指すと不適切で、CTは基本的に静止画像の高速連続取得であり、透視のような真の動画撮影とは異なるため誤りである。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。ヘリカルスキャンやマルチスライスCTで取得した容積データからMPR(任意断面再構成)や3Dレンダリング(VR、MIPなど)を行い、臓器の立体構造を画像化できる。

2
不正解

正しい。CTは多数のX線検出器素子からなるアレイ(マルチスライスでは多列検出器)を用いて同時に多方向の投影データを収集する。

3
正解

誤り。CTは高速に連続スキャンして時系列データ(シネ表示や4D的評価)を作ることはあるが、透視のようなリアルタイム連続動画を撮影する装置ではない。一般的な意味での「動画撮影が可能」という表現は不適切であり誤りと判断する。

4
不正解

正しい。CTの高コントラスト空間分解能はおよそ0.5〜0.7 mm程度で、選択肢の「1 mm程度」という記載は概ね妥当である(撮影条件や再構成関数に依存)。

5
不正解

正しい。CT画像は組織の線減弱係数に基づくCT値(HU)で画素値を表す。定義は例えば $\mathrm{HU} = 1000 \times (\mu - \mu_{\mathrm{water}}) / \mu_{\mathrm{water}}$ で、水は0 HU、空気は約−1000 HUとなる。

86
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:60% 類似度 62.3%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
正しいのはどれか。
a
生体にエネルギーを加える計測法は無侵襲計測法ではない。
b
観血的方法を用いても標本を採取しなければ無侵襲的検査である。
c
体表へ伝搬してきた信号から生体の物性を推定するのは無侵襲計測である。
d
無侵襲計測には情報処理技術が役立つ。
e
臨床的には生体計測は無侵襲であることが望ましい。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
85
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:76% 類似度 62.2%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
画像計測法でないのはどれか。
1
ディジタルラジオグラフィ
2
陽電子断層法
3
単光子断層法
4
MRI
5
原子吸光法
85
臨床工学技士国家試験 - 第22回 午後
正答率:60% 類似度 62.1% 解説あり
生体磁気計測について正しいのはどれか。
a
心臓から発生する磁界の強さは $10^{-11} \sim 10^{-10} \text{ T}$ である。
b
脳から発生する磁界の強さは $10^{-13} \text{ T}$ 程度である。
c
肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは $10^{-8} \sim 10^{-7} \text{ T}$ である。
d
ホール素子の磁気センシング感度は $10^{-20} \text{ T}$ 程度である。
e
SQUID の磁気センシング感度は $10^{-14} \text{ T}$ 程度である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

生体磁気計測は、生体内のイオン電流(心筋や神経の活動電位など)が作る極めて微弱な磁界を計測する。代表的な大きさは、心磁図でおよそ $10^{-11} \sim 10^{-10} \\text{ T}$、脳磁図でおよそ $10^{-14} \sim 10^{-12} \\text{ T}$ とされる。これらの微小磁界を実用的に検出できる代表的センサが SQUID(超伝導量子干渉素子)で、感度はおおむね $10^{-14} \\text{ T}$ 程度に達する。一方、ホール素子は実用域がはるかに大きい磁界(少なくとも nT〜µT 以上)向けであり、生体磁気レベル(fT〜pT)を直接捉える感度はない。肺内の磁性微粒子に由来する受動的磁界(磁気肺計測)は $10^{-9} \sim 10^{-8} \\text{ T}$ 程度であり、$10^{-7} \\text{ T}$ は過大である。以上より、正しいのは 1, 2, 5。

選択肢別解説

a
正解

正しい。心臓由来の磁界(心磁図, MCG)はおよそ $10^{-11} \sim 10^{-10} \\text{ T}$ 程度とされる。地磁気(約 $5\\times10^{-5} \\text{ T}$)よりも桁違いに小さく、遮蔽や高感度センサが必要となる。

b
正解

正しい。脳由来の磁界(脳磁図, MEG)はおよそ $10^{-14} \sim 10^{-12} \\text{ T}$ の範囲で観測される。記述の $10^{-13} \\text{ T}$ はこの代表値範囲に含まれる。

c
不正解

誤り。磁性微粉体の残留磁化に基づく磁気肺計測の磁界は $10^{-9} \sim 10^{-8} \\text{ T}$ 程度とされ、選択肢の $10^{-8} \sim 10^{-7} \\text{ T}$ は上限側が過大である。

d
不正解

誤り。ホール素子の実用的な検出限界ははるかに大きい磁界(少なくとも nT〜µT オーダ)であり、$10^{-20} \\text{ T}$ のような超高感度は現実的でない。生体磁気計測には通常 SQUID などの超高感度センサが用いられる。

e
正解

正しい。SQUID は fT($10^{-15} \\text{ T}$)〜pT($10^{-12} \\text{ T}$)帯の超微弱磁界検出が可能で、代表的感度はおよそ $10^{-14} \\text{ T}$ 程度とされる。MEG や MCG に広く用いられている。

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5
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午前
正答率:91% 類似度 62.1%
薬事法に基づく高度管理医療機器はどれか。
1
植込み式ペースメーカ
2
電子式血圧計
3
MRI
4
鋼製メス
5
血液ガス分析装置
69
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:66% 類似度 62.0%
超音波吸引器(CUSAなど)について正しいのはどれか。
1
ニッケル製トランスデューサが磁界の中で伸縮する性質を用いている。
2
プローブ自体は振動しない。
3
除去したい組織を凝固して吸引する。
4
発生する超音波は0.2kHz程度である。
5
5. 微小血管でも凝固できない。
18
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 62.0%
放射線治療においてRI(radio isotope)を使用するのはどれか。
1
X線照射装置
2
電子線照射装置
3
重粒子線照射装置
4
ガンマナイフ
5
強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy:IMRT)
60
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:60% 類似度 61.9%
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
1
バイポーラ型手術電極が多く用いられる。
2
対極板を必ず使用する。
3
皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。
4
マグネトロン発振管が使用される。
5
電図モニタには電磁的影響を与えない。
56
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午前
正答率:31% 類似度 61.9%
電磁血流計について正しいのはどれか。
a
血流によって発生する電流を計測する。
b
1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。
c
磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。
d
カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。
e
カフ型プローブの電極は血液と接触させる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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60
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:51% 類似度 61.7%
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a
生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。
b
超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。
c
走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。
d
Bモードは肝腫瘍の診断に適している。
e
ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
62
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:85% 類似度 61.7%
光による生体計測について正しいのはどれか。
a
無侵襲計測に利用される。
b
動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。
c
脈波の計測に利用される。
d
可視光は組織を透過しないので利用できない。
e
患者監視には適さない。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
24
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 61.7%
植込み型ペースメーカに機能障害を与えないのはどれか。
1
MRI
2
電気メス
3
電子商品監視機器(盗難防止ゲート)
4
超音波診断装置
5
X線CT
74
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:87% 類似度 61.7%
マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。
a
周波数は5GHzである。
b
硬組織切開に用いる。
c
対極板は不要である。
d
組織中の水分に誘電熱を発生させる。
e
バイポーラ型針状電極を用いる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
23
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:86% 類似度 61.7%
心臓ペースメーカ植込み患者において避けるべき検査はどれか。
1
エックス線CT
2
超音波ドップラー
3
心電図
4
胸部エックス線
5
MRI
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43
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午前
類似度 61.6%
超音波診断について正しいのはどれか。
1
心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2
冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3
弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4
鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5
超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。
60
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:76% 類似度 61.6%
エックス線CTについて正しいのはどれか。
a
エックス線の減衰は元素の種類によって異なる。
b
各組織のエックス線吸収係数を画像化している。
c
組織の代謝量を知るのに適している。
d
単純エックス線最影より測定時間が短い。
e
単純エックス線撮影より患者の被爆量が少ない。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
45
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 61.6%
超電導MRIの静磁場の磁束密度は地磁気(約50μT)のおよそ何倍か。
1
10
2
103
3
105
4
107
5
109
80
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午前
正答率:62% 類似度 61.6%
病院の電気設備で誤っているのはどれか。
1
等電位接地はミクロショック防止のシステムである。
2
非接地配線方式にはアイソレーションモニタが必要である。
3
非接地配線方式に使用する絶縁変圧器は電源容量が大きいほどよい。
4
ME機器を使う医用室には医用3Pコンセントが必要である。
5
人工透析室では非接地配線方式が必要である。
72
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:45% 類似度 61.5%
マイクロ波治療器と関係があるのはどれか。
a
誘導損失による組織発熱
b
皮膚癌の治療
c
肝臓手術中の熱凝固止血
d
使用周波数40.68MHz
e
コイル型アプリケータ
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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