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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第19回 午前 第61問
20件の類似問題
診断用MRIについて正しいのはどれか。...
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84
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午前
正答率:63% 類似度 68.4%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
正しいのはどれか。
a
患者に苦痛や障害を与えない生体計測法を無侵襲計測法という。
b
無侵襲計測法では生体にエネルギーを加えてはならない。
c
深部組織の化学的特性を無侵襲的に計測することはできない。
d
MRIは無侵襲計測法である。
e
無侵襲計測は集団検診にも用いられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
59
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:93% 類似度 68.3%
正しい組合せはどれか。
1
超音波エコー断層法 ――― ヘリカルスキャン
2
エノクス線 ―――――――- CT核種使用
3
SPECT ――――――――― 緩和時間
4
MRI ―――――――――― 水素原子
5
サーモグラフィ ―――――- レーザ光
87
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:94% 類似度 68.2%
MRI(核磁気共鳴断層法)で画像化の対象となっている原子はどれか。
1
酸 素
2
窒 素
3
炭 素
4
水 素
5
ナトリウム
32
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午前
重要度:低 正答率:73% 類似度 68.1% 解説あり
正しいのはどれか。
a
エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。
b
超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。
c
PETの検査では体外から $\gamma$ 線を照射する。
d
SPECTの検査では体内からの $\beta$ 線をとらえる。
e
MRIの検査では人体に磁場を与える。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

画像診断各法の原理に基づく正誤判定である。X線検査は外部から照射されたX線が体内で減弱し、人体を透過してきたX線(もしくはその減弱情報)を検出器で測定して画像化するため正しい。MRIは強い静磁場を人体に与え、さらにRFパルスや傾斜磁場を用いて核磁気共鳴信号を得るため「磁場を与える」という表現で正しい。超音波検査はプローブから音波を送信し、体内で反射・散乱したエコーを受信する方式であり、体内から自発的に発生する音波を捉えるわけではないので誤り。PETは体内に投与した陽電子放出核種の対消滅で生じる一対の511 keVの$\gamma$線を外部検出するため、体外から$\gamma$線を照射するわけではなく誤り。SPECTは$\gamma$線放出核種からの$\gamma$線を検出する核医学検査であり、体内からの$\beta$線を捉えるわけではないので誤り。

選択肢別解説

a
正解

正しい。単純X線撮影やX線CTは、外部から照射したX線が体内で吸収・散乱され強度が変化した(人体を透過した)X線を検出器で測定し、減弱差を画像化する。

b
不正解

誤り。超音波検査はプローブ(トランスデューサ)から超音波を送信し、体内で反射・散乱して戻ってくるエコーを受信・画像化する。体内から自発的に発生する音波を捉える検査ではない。

c
不正解

誤り。PETは陽電子放出核種を体内に投与し、陽電子と電子の対消滅で生じた一対の511 keVの$\gamma$線を同時計数で検出する。体外から$\gamma$線を照射する検査ではない。

d
不正解

誤り。SPECTは$\gamma$線放出核種(例: $^{99m}$Tc)から放出される$\gamma$線をコリメータ付き検出器で回転収集して断層画像化する。$\beta$線(電子)を捉える検査ではない。

e
正解

正しい。MRIは強い静磁場(例: 1.5T、3T)を人体に与えて水素核の磁化を整列させ、RFパルスで励起した後の信号を検出して画像化するため、「人体に磁場を与える」という表現は適切である。

81
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:67% 類似度 68.0%
生体の深部加温に用いられるのはどれか。
a
紫外線
b
静磁場
c
エックス線
d
電磁波
e
超音波
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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31
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
重要度:低 正答率:87% 類似度 67.9% 解説あり
核医学検査について正しいのはどれか。
a
PETで糖代謝に関する情報が画像化できる。
b
体外から放射線を照射することで画像化する。
c
$\beta$線を測定して画像化している。
d
SPECTで脳血流に関する情報が画像化できる。
e
PETで3次元画像が得られる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

核医学検査は、体内に投与した放射性医薬品(RI)から体内で放出される放射線(主に\gamma線)を体外の検出器で捉え、臓器の機能や代謝を画像化する機能画像検査である。PETは陽電子放出核種(例: $^{18}$F)を用い、陽電子と電子の対消滅で生じる511 keVの2本の\gamma線を同時計数して再構成するため、糖代謝の評価($^{18}$F-FDG)や3次元画像の取得が可能である。SPECTはガンマカメラを回転させて全周からデータ収集し、脳血流(例: $^{123}$I-IMP、99mTc-HMPAO、99mTc-ECD など)を含む機能情報を断層再構成する。体外から照射したX線で画像化するCTとは原理が異なる。

選択肢別解説

a
正解

正しい。PETでは$^{18}$Fで標識したフルオロデオキシグルコース($^{18}$F-FDG)などを用い、ブドウ糖取り込みと代謝の指標を画像化できる。腫瘍など糖代謝が亢進する部位で集積が増加する。

b
不正解

誤り。核医学検査は体内に投与したRIから放出される放射線を体外で検出して画像化する。体外から放射線を照射して画像化するのはX線CTや透視などであり、核医学の原理ではない。

c
不正解

誤り。PETは陽電子($\beta^+$)放出核種を用いるが、検出しているのは陽電子と電子の対消滅で生じる511 keVの\gamma線である。SPECTも\gamma線を検出する。$\beta$線自体は体内で短距離で減弱するため画像化に直接用いない。

d
正解

正しい。SPECTは回転ガンマカメラで収集したデータから断層再構成し、$^{123}$I-IMPや99mTc-HMPAO/ECDなどを用いて脳血流分布を画像化できる。

e
正解

正しい。PETはリング状検出器の同時計数データから断層再構成を行い、放射能分布の3次元画像(ボリューム)を得る。現在の装置は3D収集が一般的である。

87
臨床工学技士国家試験 - 第37回 午前
類似度 67.8% 解説あり
生体の磁気特性について誤っているのはどれか。
1
神経伝導で磁界が発生する。
2
生体の比透磁率は5000程度である。
3
水素の原子核は磁気モーメントをもつ。
4
酸素化ヘモグロビンは反磁性体である。
5
脱酸素化ヘモグロビンは常磁性体である。

解説

生体組織の大半は水や有機物で構成され、磁化しにくく透磁率は真空とほぼ等しいため、比透磁率 $\mu_r=\mu/\mu_0$ はおおむね1である。したがって「生体の比透磁率は5000程度」という記述は強磁性体(鉄など)の典型的な値であり誤りである。一方、神経伝導ではイオン電流が流れるためアンペールの法則により微小な磁界が発生し(脳磁図・心磁図の原理)、水素原子核(陽子)はスピンに由来する磁気モーメントを持つためMRIで用いられる。また、ヘモグロビンは酸素化で反磁性、脱酸素化で常磁性を示すことが知られている。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。神経伝導に伴うイオン電流が時変電流として流れるため、その周囲に微小な磁界が発生する。これはアンペールの法則で説明でき、実際に脳磁図(MEG)や心磁図(MCG)として計測されている。

2
正解

誤り。生体の透磁率は真空とほぼ同じであり、比透磁率 $\mu_r=\mu/\mu_0$ はほぼ1である。$\mu_0=4\pi\times10^{-7}\,\mathrm{H/m}$。比透磁率が数千(例:5000)となるのは鉄などの強磁性体に見られる値で、生体一般には当てはまらない。

3
不正解

正しい。水素の原子核(陽子)はスピン1/2を持ち、固有の磁気モーメントを有する。外部磁場中で歳差運動を起こす性質がMRI信号検出の基盤となっている。

4
不正解

正しい。酸素化ヘモグロビン(オキシヘモグロビン)は反磁性体であり、外部磁場に対して逆向きにわずかに磁化する(不対電子を持たない)。

5
不正解

正しい。脱酸素化ヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)は常磁性体であり、不対電子により外部磁場と同方向にわずかに磁化する。この性質はBOLD-fMRIなどにも反映される。

39
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午後
類似度 67.8%
X線CTについて正しいのはどれか。
1
電源を切っても数分間はX線を放射している。
2
ベッドをスライドさせて撮像部位を変える。
3
騒音から保護するため耳栓が必要である。
4
金歯はアーチファクトを生じない。
5
CT値から臓器の色がわかる。
32
臨床工学技士国家試験 - 第34回 午前
重要度:低 正答率:78% 類似度 67.8% 解説あり
ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。
a
X線CTに比べ空間分解能が高い。
b
放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。
c
FDG-PETの撮影では糖代謝情報が得られる。
d
SPECTは脳血流分布を観察できる。
e
PETの撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

ラジオアイソトープを用いる核医学画像は、SPECTはガンマ線放出核種(例: 99mTc、123I)からのガンマ線をガンマカメラで検出し、PETは陽電子放出核種(例: 18F、11C、13N、15O)から放出された陽電子が体内電子と対消滅して生じる2本の511 keVガンマ線を同時計数で検出する。空間分解能は一般にX線CTより低く(CTはサブミリ、PETは数mm、SPECTは数mm〜10 mm程度)、代謝・血流などの機能情報を得ることができる。FDG-PETはグルコース類似体18F-FDGの集積を利用して糖代謝情報を画像化する。PET用核種は半減期が短いものが多く、臨床現場ではサイクロトロンによる供給体制が前提となる。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。核医学画像(SPECT/PET)の空間分解能は一般にX線CTより低い。X線CTはサブミリの高分解能が得られるのに対し、PETは数mm、SPECTは数mm〜10 mm程度が目安である。

b
不正解

誤り。SPECTで検出するのは放射性核種からのガンマ線であり、PETで検出しているのも陽電子そのものではなく陽電子と電子の対消滅で生じる2本の511 keVガンマ線である。ベータ線(β線: 電子または陽電子)は体内での飛程が短く、外部検出には適さない。

c
正解

正しい。FDG-PETではグルコース類似体である18F-FDGが細胞内に取り込まれ、解糖系活性の高い部位(例: 多くの悪性腫瘍)に集積するため、糖代謝情報を画像化できる。

d
正解

正しい。SPECTは脳血流トレーサ(例: 99mTc-HMPAO、99mTc-ECD、123I-IMP)を用いて脳血流分布を画像化でき、脳血流低下や左右差などの機能評価に用いられる。

e
正解

正しいと扱う。PETは陽電子放出核種を用い、これらは半減期が短いものが多いためサイクロトロンによる安定供給体制が必要になる。教育的整理では「PET撮影には(院内)サイクロトロンが必要」と説明されることが多い。ただし実務上は18F製剤(半減期約110分)が外部施設のサイクロトロンで製造され配送される運用も広く行われている点には留意する。

89
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:20% 類似度 67.7%
エックス線検査のコンピュータ画像処理の特徴として誤っているのはどれか。
a
造影剤が到達する前後の動き(体動、蠕動)による画像の劣化を少なくすることができる。
b
造影剤の量が少なくても鮮明な画像が得られる。
c
画像処理を行うと軟部組織のみの画像が得られる。
d
エックス線の被曝量を少なくできる。
e
空間分解能を向上させるために特殊な造影剤が使われている。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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61
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:55% 類似度 67.3%
エックス線CTについて正しいのはどれか。
a
CTナンバーでは空気を-1000、骨を1000とする。
b
組織中で散乱されたエックス線を検出する。
c
検出部にはコリメータが使用されている。
d
脳内の血流分布を画像化できる。
e
ヘリカルスキャンでは被検者台を連続的にスライドさせる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
83
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午前
正答率:73% 類似度 67.3%
画像診断法のうち組織の動きをリアルタイム(実時間)でみられるのはどれか。
a
核磁気共鳴(MRI)
b
エックス線CT
c
ポジトロンCT
d
エックス線TV
e
超音波エコー法
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
78
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:84% 類似度 66.9%
エネルギーの人体への作用について正しいのはどれか。
1
400nm以下の波長の光を長時間浴びても障害を生じない。
2
常伝導磁石による静磁場に30分間爆露されると発熱による障害を生じる。
3
加熱作用を生じる超音波の強さはキャビテーションを生じるそれよりも大きい。
4
温熱療法(ハイパーサーミア)では42.5°C以上で細胞致死効果が急激に高まる。
5
細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性は低い。
79
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:51% 類似度 66.9%
誤っているのはどれか。
1
脳の活動によって微小な磁界が発生する。
2
心臓の活動によって微小な磁界が発生する。
3
超音波を生体に照射することによって微小な磁界が発生する。
4
肺に吸入された微粉末の磁化によって微小な磁界が発生する。
5
心筋の一部が傷つくと損傷電流によって微小な磁界が発生する。
62
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午前
正答率:69% 類似度 66.7%
正しいのはどれか。
a
ガンマカメラはHe原子核を検出する。
b
ガンマカメラのコリメータは放射線透過度の高い物質で作られる。
c
ヘリカルCTでは患者をらせん状に走査する。
d
ヘリカルCTは肺癌の早期発見に有用である。
e
エックス線CTは脳の各部位の機能を計測するのに適している。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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24
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 66.7%
MRI検査における患者からの訴えの原因として傾斜磁場が考えられるのはどれか。
1
狭い空間に入るのが怖い。
2
ベッドが動いたら気分が悪くなった。
3
検査中の騒音がうるさい。
4
体の中が熱い。
5
足をやけどした。
29
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 66.5%
妊婦に対して最も使用を避けたい検査機器はどれか。
1
超音波診断装置
2
MRI
3
眼底カメラ
4
X線CT
5
サーモグラフ
82
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午後
正答率:37% 類似度 66.5%
正しいのはどれか。
a
心拍動に伴う磁場を検出できる。
b
脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。
c
脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。
d
血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。
e
時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
54
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午前
類似度 66.4%
核医学(nuclear medicine)検査用機器はどれか。
1
PET装置
2
MRI装置
3
DNAシーケンサ
4
蛍光顕微鏡
5
フローサイトメータ
55
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 66.3%
IVR(Interventional Radiology)について誤っているのはどれか。
1
主として血管内治療に使う。
2
全身麻酔が必要である。
3
カテーテルを用いる。
4
ガイドワイヤを用いる。
5
リアルタイム画像を用いる。
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