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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第19回 午前 第61問
6件の類似問題
診断用MRIについて正しいのはどれか。...
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48
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午前
類似度 61.4%
水素原子の核磁気共鳴を利用して組織内の水分量の差などを画像化するのはどれか。
1
超音波診断装置
2
X線CT
3
ガンマカメラ
4
MRI
5
PET
62
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:89% 類似度 61.4%
MRIの特徴についてエックス線CTと比較したとき、誤っているのはどれか。
1
軟部組織において高コントラストの明瞭な像が得られる。
2
造影剤なしで血管撮影が可能である。
3
化学シフトを調べることができる。
4
撮像時間が短い。
5
大きな作動音を発する。
7
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 61.4%
画像診断装置で誤っている組合せはどれか。
1
超音波診断装置 -- 組織境界からの超音波反射強度を計測
2
X線CT -- X線の吸収度の差を計測
3
MRI -- 炭素原子の分布を計測
4
PET -- 陽電子を放出する放射性同位元素の分布を計測
5
SPECT -- γ線を放出する放射性同位元素の分布を計測
30
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 61.3%
MRI検査について誤っているのはどれか。
1
材質不明の体内金属がある場合は検査しない。
2
検査室の入室時には金属探知機を用いて検査する。
3
アルミニウム製ストレッチャーを用いる。
4
緊急時には鉄製の酸素ボンベを持ち込んでもよい。
5
5ガウスライン以内に磁性体を入れない。
61
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:48% 類似度 61.0%
核磁気共鳴映像法について正しいのはどれか。
a
得られる画像は組織の炭素含有量に基づいている。
b
化学シフトとは強カな直流磁場によって生じる化学組成の変化である。
c
代謝活動の計測にも用いられる。
d
超伝導コイルを利用すると一般に強い直流磁場が得られる。
e
電子のスピンを利用した計測法である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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89
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午前
正答率:64% 類似度 60.1% 解説あり
正しいのはどれか。
a
静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。
b
心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。
c
心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。
d
ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。
e
電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

電磁障害(EMI)対策と医用機器の安全運用に関する基礎問題。静電シールドは電界(静電誘導)を遮断するもので、遮へい導体を接地して基準電位に保持し、流入した変位電流を大地へ逃がすことで効果が最大化される。心電計リード線のシールドは商用周波数50/60 Hzの低周波電界ノイズに対しても有効であり、「高周波に限る」は誤り。心電図モニタ中に電気毛布を使う場合は医療用ノイズレス毛布(3極プラグ、シールドヒータ等)やフィルタ・テレメータ等で対策し、患者直下に導電性シーツを敷くのは漏れ電流経路や熱傷リスクを高め不適切。ペースメーカ装着患者のMRIは(MRI条件付き機器を除き)誤作動やリード加熱等の危険から原則禁忌。電気メス併用中はECGが高周波ノイズで汚染されやすいため、IABPのトリガは動脈圧波形を用いるのが安全で確実。

選択肢別解説

a
正解

正しい。静電シールドは電界遮へいが目的であり、遮へい導体を接地して外郭を基準電位に保つことで、内部の電磁障害源からの静電誘導を効果的に抑える。接地しない浮遊シールドでは遮へい効果が低下する。

b
不正解

誤り。心電計の主要な外来ノイズは商用交流50/60 Hzなどの低周波電界であり、シールド線は低周波電界に対しても有効である。「高周波に限りシールド効果がある」という断定は不適切。磁界成分については別途ツイストや配置・材質対策が必要だが、電界ノイズはシールドで低減できる。

c
不正解

誤り。患者の下に導電性シーツを敷くと、漏れ電流の経路を形成し感電・熱傷リスクを高めるため不適切。適切な対策は、医療用ノイズレス電気毛布(シールドヒータ線・3極プラグ)や機器の接地・アイソレーション、ハムフィルタやテレメータの利用などである。

d
不正解

誤り。ペースメーカ装着患者のMRIは静磁場・勾配磁場・RFにより誤作動やリード加熱を生じ得るため、(MRI条件付きデバイスを除き)原則禁忌である。よって「受けられる」とする一般的記載は不適切。

e
正解

正しい。電気メス使用時はECGが高周波ノイズで飽和・誤検出しやすい。IABPのトリガにはノイズの影響を受けにくい動脈圧波形(圧波形の立ち上がり等)を用いるのが安全で確実である。

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