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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第7回 午後 第75問
20件の類似問題
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。...
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78
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:76% 類似度 64.0%
ME機器の安全管理について正しいのはどれか。
a
機器購入の際には、診療の立場から性能、安全性を考慮して機種を決定すべきで、経済性は無視してよい。
b
機器の購入段階における仕様の決定は臨床工学技士のみで行う。
c
機器は始業点検、終業点検だけでなく、定期的な点検も必要である。
d
機器の始業点検で最も重要なのは、接地と校正の確認である。
e
機器が故障した際には、直ちに点検と修理を製造業者に依頼する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
57
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 64.0%
電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。
1
患者の背部にたまった薬液を拭き取る。
2
対極板を筋肉質の部分に貼る。
3
心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。
4
体位変換時に対極板部を点検する。
5
フローティング形電気メスを使う。
41
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:52% 類似度 64.0%
人工呼吸器の呼吸回路を定期交換したところ、患者が呼吸困難を訴えた。点検すべき項目として適切なのはどれか。
a
呼吸回路
b
呼気弁
c
トリガレベル
d
酸素ブレンダ
e
加温加湿器
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
45
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:36% 類似度 64.0%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 呼吸
死腔率が増大する原因はどれか。
a
解剖学的シャントの増大
b
肺血流量の増大
c
マスクによる人工呼吸
d
大量出血
e
気管切開
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
72
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:68% 類似度 64.0% 解説あり
慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。
1
無輸血体外循環が容易である。
2
血清カリウム値は高めになるよう補正する。
3
灌流圧は高めになる場合が多い。
4
利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。
5
術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

解説

慢性腎不全で維持透析中の患者は、動脈硬化や高血圧を合併しやすく末梢血管抵抗が高いことが多いため、人工心肺中は適切な臓器灌流を確保する目的で灌流圧が相対的に高めに推移・設定されることが多い。高カリウム血症は致死的不整脈の主要因であり、術前透析や希釈液のK管理、(必要に応じて)術中の血液浄化で正常域へ補正するのが基本で「高めに」維持することはない。維持透析患者は希釈に脆弱で貧血も多く、プライミングによるヘマトクリット低下を考えると無輸血体外循環は一般に容易ではない。利尿薬による尿量確保は無効なことが多く、水分・溶質管理は透析や限外濾過で行う。術中透析を人工心肺回路に併設する場合、その血液流量は回路内の循環に組み込まれており、原則としてその流量分だけ送血量(全身灌流量)を上乗せする必要はない。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。維持透析患者は貧血が多く、プライミングによる希釈でヘマトクリットが下がりやすい。さらに体液管理も厳密で、無輸血体外循環の成立は一般に難しい。必要に応じて濃厚赤血球で酸素運搬能を確保する。

2
不正解

誤り。高カリウム血症は致死的不整脈のリスクとなるため、術前透析や低Kのプライミング、術中の血液浄化などでKは正常~やや低めへ補正するのが基本であり、「高めに」維持することはない。

3
正解

正しい。維持透析患者では動脈硬化・高血圧などにより末梢血管抵抗が高い症例が多く、腎・脳など臓器灌流を確保する目的で体外循環中の灌流圧は相対的に高めに設定・維持されることが多い。

4
不正解

誤り。維持透析患者は無尿または乏尿が多く、利尿薬の効果は乏しい。術中の体液・溶質管理は透析や限外濾過で行うのが適切で、利尿薬大量投与で自尿確保を図る方針は不適切。

5
不正解

誤り。術中透析(またはHF/HD)を人工心肺回路に併設する場合、その血液流量は回路内で循環させる構成が一般的で、全身への送血量(適正灌流量)に透析流量分を単純加算する必要はない。加算すると過灌流や過剰希釈の危険がある。

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46
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 64.0%
麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。
1
酸素の流量が5L/minであった。
2
酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。
3
酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。
4
二酸化炭素吸収剤が紫色であった。
5
呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。
23
臨床工学技士国家試験 - 第27回 午前
重要度:低 正答率:86% 類似度 64.0% 解説あり
医療事故について正しいのはどれか。
a
医療過誤は医療機関・医療従事者の過失による。
b
臨床工学技士が医療過誤責任を問われることはない。
c
医療機器の不適切な使用による健康被害は製造物責任(PL)となる。
d
医療機器の欠陥の有無にかかわらず健康被害が発生すれば製造物責任(PL)が生じる。
e
リスクマネージメントは医療事故を未然に防ぐことを目的とする。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

医療過誤は、医療機関・医療従事者が通常求められる注意義務を怠った過失によって患者に損害を与えることを指すため、医療機関・医療従事者の過失に起因するという整理は正しい。臨床工学技士も医療専門職として注意義務違反があれば、民事(不法行為・債務不履行)、刑事(業務上過失致死傷等)、職業倫理上の責任を問われ得る。製造物責任(PL)は製造物の「欠陥」によって損害が生じた場合に製造業者等が負う無過失責任であり、ユーザーの不適切な使用そのものは直ちにPLの対象とはならない。欠陥の有無にかかわらずPLが生じるわけではない点にも注意する。リスクマネジメントは医療事故の未然防止と、発生時の被害最小化を目的とする組織的取り組みである。

選択肢別解説

a
正解

正しい。医療過誤は医療機関・医療従事者の注意義務違反(過失)により患者に損害が生じた場合をいう。標準的医療水準からの逸脱や確認不足、手順違反などが典型であり、この定義は妥当である。

b
不正解

誤り。臨床工学技士も医療専門職として独自の注意義務を負い、設定ミス、点検不備、監視義務懈怠などの過失があれば過誤責任を問われ得る。民事(不法行為・債務不履行)、刑事(業務上過失致死傷等)、勤務先の使用者責任と併存することもある。

c
不正解

誤り。製造物責任(PL)は製造物の「欠陥」が原因で損害が生じた場合に適用される(設計・製造・警告表示上の欠陥など)。医療機器の不適切な使用(ユーザーの誤使用)による被害は原則としてPLではなく医療側の過失の問題である。なお、誤使用であっても警告表示の不備など欠陥が認められる場合に限りPLが問題となり得るが、本肢の断定は不適切。

d
不正解

誤り。PLは「欠陥」の存在が要件であり、欠陥の有無にかかわらず健康被害が出たというだけではPL責任は生じない。欠陥が否定されればPLの適用はない。

e
正解

正しい。リスクマネジメントは医療事故を未然に防止し、発生時の被害・損失を最小化することを目的とする組織的・継続的な管理活動である。インシデント報告、原因分析、手順整備、教育訓練などが具体策となる。

79
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午後
正答率:51% 類似度 64.0%
誤っているのはどれか。
1
脳の活動によって微小な磁界が発生する。
2
心臓の活動によって微小な磁界が発生する。
3
超音波を生体に照射することによって微小な磁界が発生する。
4
肺に吸入された微粉末の磁化によって微小な磁界が発生する。
5
心筋の一部が傷つくと損傷電流によって微小な磁界が発生する。
69
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:低 正答率:82% 類似度 64.0% 解説あり
人工呼吸管理の災害時への対応として誤っているのはどれか。
1
常時から非常電源用コンセントに電源プラグを接続しておく。
2
用手的換気装置の用意をしておく。
3
医療ガス安全管理委員会に設備、配管の点検を依頼する。
4
人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する。
5
停電後の復電時には、サージ電流対策を講じる。

解説

災害時の人工呼吸管理では、電源と医療ガスの確保、そして即時の代替手段(用手換気)の準備が要点である。救命関連機器は平時から非常用電源コンセントに接続して常時充電・給電し、内部バッテリは停電や搬送などの非常時のバックアップとして温存するのが原則である。また、ガス供給停止や漏えいに備え、医療ガス設備・配管は委員会等と連携して点検・保守を行う。復電時にはサージ(突入)電流による機器の誤動作・故障を避けるため、UPSやサージプロテクタ、段階投入などの対策を講じる。以上より「人工呼吸器の内部バッテリを優先して使用する」は不適切であり、これが誤りの選択肢である。

選択肢別解説

1
不正解

適切。人工呼吸器などの生命維持装置は非常用電源コンセントへ常時接続し、停電時も自家発電や無停電電源により給電を継続できる状態にしておく。これにより内部バッテリは温存され、停電や移動時のバックアップとして有効に活用できる。

2
不正解

適切。停電・機器故障・ガス供給停止などの際に直ちに換気を継続するため、バッグバルブマスクなどの用手的換気装置を常備・点検し、使用手順を訓練しておくことは必須である。

3
不正解

適切。災害時は医療ガス供給の途絶や配管損傷が致命的となるため、医療ガス安全管理委員会等により設備・配管の定期点検と保守、非常時の供給体制(ボンベ切替、圧力監視)の確認を行うことは妥当である。

4
正解

不適切。内部バッテリは容量が限られ劣化も進むため、平時から優先使用すると非常時のバックアップが失われる。通常は外部電源(非常用電源含む)を優先し、内部バッテリは停電や搬送などの緊急時に備えて温存するのが原則である。

5
不正解

適切。復電時はサージ(突入)電流や電圧変動で機器が誤動作・損傷する恐れがあるため、UPSやサージプロテクタの使用、機器の段階的再投入、復電前の電源スイッチオフ確認などの対策が望ましい。

52
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 63.9%
電気メスについて誤っているのはどれか。
1
指とわき腹が直接接触していると接触点に熱傷が発生しやすい。
2
小児用対極板を使ったら電気メスの出力を成人用より低めに設定する。
3
容量結合型対極板は同じ面積の導電接触型対極板より接触抵抗が小さい。
4
対極板接触不良モニタにはスプリット形(ダブル形)対極板が必要である。
5
対極板断線モニタ用の対極板のコードは2本組になっている。
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33
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:68% 類似度 63.9%
人工心肺による体外循環の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a
赤血球の損傷
b
血漿蛋白の変性
c
血漿遊離ヘモグロビン濃度の増加
d
血液粘度の低下
e
ヘマトクリット値の増加
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
49
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:94% 類似度 63.9%
体外循環のときの血液成分の変化について正しいのはどれか。
a
血液を空気と一緒に吸引すると溶血が防止される。
b
血液が人工材料に触れると血栓が形成される。
c
送血カニューレが細いと血液成分の損傷が大きい。
d
低体温によって血液の粘性は低下する。
e
血液加温水と血液温の温度差を15°C以上にすると血液の変化が防止できる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
6
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午後
類似度 63.9%
透析用ベッドサイドコンソールで監視機能がないのはどれか。
1
静脈圧(返血圧)
2
透析液温度
3
透析液気泡
4
透析液圧
5
漏 血
29
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 63.9%
体外式ペースメーカの操作や管理で正しいのはどれか。
1
出力を刺激閾値の80%にセットした。
2
操作パネルのカバーを開けたままにしておいた。
3
自己脈(自発心電図)が出始めたのでVOOぺーシングに切り替えた。
4
電気メスを使用するので一時的にデマンド機能をOFFにした。
5
ペースメーカはBF形の機器として点検する。
88
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:72% 類似度 63.9%
医療ガスの安全供給を維持するのに使用しないのはどれか。
1
マニフォールドシステム
2
遠隔警報表示盤
3
ピンインデックスシステム
4
酸素濃度系
5
EPRシステム
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28
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 63.9%
MRI検査について誤っているのはどれか。
1
動きによるアーチファクトがある。
2
金属によるアーチファクトがある。
3
放射線被曝がある。
4
心拍同期を行うことがある。
5
身体にループ部分があると熱傷を起こすことがある。
44
臨床工学技士国家試験 - 第31回 午後
重要度:低 正答率:71% 類似度 63.9% 解説あり
特定機能病院において、医療機器安全管理責任者が年に 2 回程度定期的に研修を行うべき医療機器はどれか。
a
経皮的心肺補助装置
b
電気メス
c
消化管内視鏡
d
自動体外式除細動器(AED)
e
閉鎖式保育器
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

特定機能病院では、医療機器安全管理責任者が年2回程度、定期的に研修を実施すべき機器の区分が厚生労働省通知等で7つ示されている。具体的には、(1)人工心肺装置および補助循環装置(PCPS等)、(2)人工呼吸器、(3)血液浄化装置、(4)除細動装置(AEDを除く)、(5)閉鎖式保育器、(6)診療用高エネルギー放射線発生装置、(7)診療用放射線照射装置である。本問の選択肢では、経皮的心肺補助装置は(1)に、閉鎖式保育器は(5)に該当し、研修対象である。一方、電気メス、消化管内視鏡、AEDはこの7区分に含まれず(AEDは「除細動装置」のうち明確に除外される)、研修対象外である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。経皮的心肺補助装置(PCPS)は「人工心肺装置および補助循環装置」に含まれ、特定機能病院では年2回程度の定期研修の対象である。操作上の安全確保やトラブル対応の知識・技能維持が求められる。

b
不正解

誤り。電気メスは定期研修の7区分には含まれない。安全使用や保守は重要だが、年2回程度の定期研修を義務付ける対象リスト外である。

c
不正解

誤り。消化管内視鏡は7区分に含まれない。内視鏡関連の衛生管理・安全は院内教育で扱われるが、本制度上の定期研修機器リストには該当しない。

d
不正解

誤り。除細動装置は対象区分にあるが「AEDを除く」と規定されているため、自動体外式除細動器(AED)は定期研修対象外である。

e
正解

正しい。閉鎖式保育器は研修対象の7区分の一つであり、特定機能病院では年2回程度の定期研修を行うことが求められる。温度管理・アラーム・安全機構の理解が重要となる。

7
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午前
正答率:79% 類似度 63.9%
医師の具体的指示によって臨床工学技士が行ってよい業務はどれか。
a
気管内挿管
b
体内式ペースメーカの植込み
c
人工心肺装置からの送血
d
血液浄化装置への脱血
e
診断を目的とする心電図・脳波の測定
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
41
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:63% 類似度 63.9%
人工呼吸開始後回路内圧の持続的上昇があった。点検すべき項目はどれか。
a
高圧ガスの供袷圧
b
呼吸回路の閉塞
c
一回換気量
d
気管チューブの閉塞
e
吸気相:呼気相
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
12
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 63.9%
人工呼吸器について正しいのはどれか。
1
吸気弁は吸気時に閉じる。
2
体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。
3
全身麻酔下でないと実施できない。
4
患者の呼気を補助するのが主な機能である。
5
回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。
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