Loading...

臨床工学技士問題表示

臨床工学技士国家試験

検索元問題
第28回 午前 第46問
20件の類似問題
ISM (Industrial, Scientific and Medical) 周波数帯のエネルギーを使用しているのはどれか。...
広告
81
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午後
正答率:67% 類似度 66.6%
生体の深部加温に用いられるのはどれか。
a
紫外線
b
静磁場
c
エックス線
d
電磁波
e
超音波
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
90
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:76% 類似度 66.6%
医療の場でのEMI(電磁障害)の原因にならないのはどれか。
1
電気メス
2
携帯電話
3
パソコン
4
TVゲーム
5
補聴器
49
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 66.6%
超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。
1
PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)に機械的振動を加え超音波を発生させる。
2
プローブ先端チップの発熱により組織を凝固する。
3
使用周波数は2450MHz程度である。
4
プローブ先端の振動振幅は1~3mmである。
5
ハンドピースの冷却水として蒸留水が用いられる。
72
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:90% 類似度 66.5%
電気メスについて正しいのはどれか。
1
約100Hzの交流電流が生体に流れる。
2
バースト波は切開に用いる。
3
凝固時の最大出力は約10kWである。
4
グロー放電を利用している。
5
ジュール熱を利用している。
67
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:94% 類似度 66.4%
電気メスについて誤っているのはどれか。
a
生体側に電流によるジュール熱を発生させる。
b
切開にはバースト波が用いられる。
c
凝固には連続正弦波が用いられる。
d
十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。
e
対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
広告
78
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午前
正答率:70% 類似度 66.4% 解説あり
各種エネルギーの安全限界で正しいのはどれか。
a
商用交流1秒間通電による離脱限界電流は1mAである。
b
高周波電流による眼障害限界は1W/cm²である。
c
超音波による生殖細胞への安全限界は1W/cm²である。
d
1kHzを超える漏れ電流の許容値は1kHzの倍数分だけ多い。
e
患者装着部の熱傷安全限界は41℃である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

$エネルギーの安全限界は、作用機序(電撃、熱、超音波など)と影響を受けやすい臓器 \cdot 組織に応じて規定される。商用交流(50/60 Hz)の離脱限界電流は成人でおおむね約10 mAで、1 mAは感知閾値に近い。高周波電流や超音波では主に熱作用が問題となり、眼や生殖細胞の安全限界はおおむね0.1 W/cm^2程度が目安とされる。漏れ電流の許容値は周波数依存で、1 kHzを超えると人体の電撃感受性が低下するため許容値は周波数に比例して緩和される(規格では周波数範囲により係数が定められる)。また、加熱を意図しない患者装着部の温度は熱傷予防の観点から41℃以下に抑えることが求められる。以上より、正しいのは4と5である。$

選択肢別解説

a
不正解

誤り。商用交流(50/60 Hz)での離脱限界電流(let-go current)は成人でおおむね約10 mA程度とされ、1 mAは感知閾値に近い値である。したがって「1 mA」は過小で正しくない。

b
不正解

$誤り。高周波電流の主作用は組織加熱であり、眼は血流が少なく熱が逃げにくいため低出力でも障害を受けやすい。眼障害の安全限界はおおむね0.1 W/cm^2程度が目安で、1 W/cm^2は過大である。$

c
不正解

$誤り。超音波の生体影響は主に熱作用と機械作用であり、生殖細胞は感受性が高い。安全限界はおおむね0.1 W/cm^2程度が目安で、1 W/cm^2は過大である。$

d
正解

正しい。人体は商用周波数帯で電撃感受性が最大で、1 kHzを超えると感受性が低下するため、規格(IEC 60601-1/JIS T 0601-1)では漏れ電流の許容値を周波数に比例して緩和する取り扱いがある。すなわち1 kHzに対して周波数の倍数に応じて許容値が増える(注:実際の規格は周波数範囲ごとの係数・上限が定められる)。

e
正解

正しい。加熱を意図しない患者装着部については、長時間接触でも熱傷を生じさせないための安全限界温度が41℃とされる。従って記述は妥当である。

53
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午前
類似度 66.4%
電気メスについて正しいのはどれか。
1
切開時より凝固時のほうが組織温度は高い。
2
メス先を高温にすることで組織を切開する。
3
メス先に組織炭化物が付着する。
4
出力の測定にはディジタルマルチメータを使用する。
5
ラジオ波手術装置とは異なる周波数領域を用いている。
73
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:67% 類似度 66.4%
超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。
a
超音波エネルギーで組織を乳化する。
b
超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c
振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d
主に肝臓の手術に使用される。
e
除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
67
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:74% 類似度 66.4%
超音波吸引器について正しいのはどれか。
a
利用される超音波の周波数は20数KHz程度である。
b
プローブ先端の振動は100~300μm程度である。
c
太い血管だけ選択的に凝固される。
d
肺切除の手術に利用される。
e
プローブ先端の振動によって除去したい組織を乳化する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
34
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午後
重要度:低 正答率:77% 類似度 66.2% 解説あり
カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。
1
冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。
2
装置には3〜7kHzの低周波発生装置が必要である。
3
対極板に接している組織が焼灼される。
4
心房細動患者の治療に使用される。
5
発作中の心室細動を止めるのに有用である。

解説

カテーテルアブレーションは、心筋内の不整脈起源(異常自動能、トリガー、リエントリー回路など)をカテーテル先端電極から通電して熱変性させ、病的伝導を遮断・修飾する治療である。一般に約300〜700kHzの高周波(RF)電流を用い、筋・神経刺激を回避しつつ、先端周囲の組織に抵抗加熱を生じさせる。対極板(パッド)は電流帰路として用いられ、広い面積で電流密度を下げるため焼灼は生じにくく、病変はカテーテル先端周囲に形成される。適応は上室頻拍、WPW症候群、心房粗動、心房細動(肺静脈隔離など)を含む頻脈性不整脈で、心房細動に対する治療として広く実施される。一方、発作中の心室細動の中止は除細動が第一選択であり、アブレーションは再発予防や基質修飾として検討されるにとどまる。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。標的は冠動脈内病変ではなく、不整脈の発生・維持に関与する心筋組織(異常伝導路やリエントリー回路、トリガー起源など)である。冠動脈内病変の治療は主にPCI(ステント留置など)が対象となる。

2
不正解

誤り。用いるのは約300〜700kHzの高周波電流であり、3〜7kHzの低周波ではない。高周波帯を用いることで筋・神経刺激を避けつつ、先端周囲組織に抵抗加熱を生じさせる。

3
不正解

誤り。病変形成(焼灼)はカテーテル先端電極に接する心筋組織で生じる。対極板は電流の帰路として体表に広く貼付され、面積が大きく電流密度が低いため焼灼は起こりにくい。

4
正解

正しい。心房細動はカテーテルアブレーションの主要適応の一つであり、肺静脈隔離などの手技が標準的に行われる。

5
不正解

誤り。発作中の心室細動の急性停止は電気的除細動が第一選択である。アブレーションは再発予防や基質修飾として検討されることはあるが、進行中のVFの停止手段としては有用ではない。

広告
2
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 66.1%
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1
チャネル3000番台の周波数は医用テレメータ以外にも使用される。
2
心電図信号は送信機でAD変換される。
3
A型の送信機の出力は1mW以下に規定されている。
4
チャネル6001とチャネル6002は異なるゾーンで使用される。
5
近接した他病院で使用している送信機の電波を受信することはない。
65
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:27% 類似度 66.1%
超音波治療器について誤っているのはどれか。
1
機械的振動を応用した治療器である。
2
1MHz程度の振動数が用いられることが多い。
3
水晶またはセラミック振動子が用いられることが多い。
4
温熱効果よりも麻痺作用を狙ったものが多い。
5
回復不能の障害を生じる超音波のエネルギー密度は約0.1W/cm2である。
33
臨床工学技士国家試験 - 第29回 午後
重要度:低 正答率:86% 類似度 66.1% 解説あり
電気メスについて正しいのはどれか。
a
凝固出力は連続波である。
b
点検用負荷抵抗には無誘導抵抗器が使用される。
c
対極板面積の安全範囲は出力に依存する。
d
静電結合型対極板の表面は絶縁されている。
e
スプレー凝固では雑音障害は発生しない。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

電気メスでは、切開は連続波(連続的に出力)で組織を素早く蒸散させ、凝固は断続波(デューティ比を下げた変調波)で組織を乾燥・止血させる。点検で用いるダミー負荷は高周波でのインダクタンス影響を避けるため無誘導抵抗器を用いる。対極板の安全は電流密度(単位面積あたりの電流)で決まり、出力電流が大きいほど必要面積も大きくなる($J=I/A$)。静電結合型対極板は表面が絶縁されており、体表と電極の間に容量を形成して電流を回収する設計で、接触不良や局所高密度電流を抑える意図がある。スプレー凝固は高電圧・火花放電を伴うため高周波ノイズが発生しやすく、モニタ等に雑音障害を起こしうる。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。切開出力が連続波で、凝固出力は断続波(低デューティ比の変調波)である。凝固は加熱時間を間欠的にして炭化・止血を得る方式であり、連続波ではない。

b
正解

正しい。電気メスの点検では高周波電流を負荷に流すため、インダクタンスを持つ巻線抵抗は誤差や発振の原因となる。したがってコイル成分を極小化した無誘導抵抗器を負荷抵抗として用いる。

c
正解

正しい。対極板での熱傷は高い電流密度が原因となるため、出力電流が増えるほど対極板面積を広くして$J=I/A$を安全域に保つ必要がある。一般に安全電流密度は概ね数十 mA/cm^2 以下が目安とされ、出力に依存して必要面積が変わる。

d
正解

正しい。静電結合型対極板は表面が絶縁され、患者皮膚との間にコンデンサを形成して容量結合で電流を回収する。これにより直流や低周波成分の直接流入を避け、局所的な高電流密度の発生を抑える設計である。

e
不正解

誤り。スプレー凝固は高電圧で非接触の火花放電を用いるため、高周波ノイズ(EMI)が発生しやすく、ECGなどのモニタに雑音障害を生じやすい。

76
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:50% 類似度 65.9%
各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。 
a
高周波電磁波による熱傷 : 1W/cm2
b
超音波によるキャビテーション : 100W/cm2
c
高周波電磁波による眼障害 : 0.01W/cm2
d
低周波電流によるミクロショック : 10μA
e
温度による熱傷 : 45°C
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
77
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:64% 類似度 65.9% 解説あり
各種エネルギーの安全限界で正しいのはどれか。
a
商用交流によるミクロショック最小誘発電流は $1 \mathrm{mA}$ である。
b
高周波電流による睾丸障害限界エネルギーは $0.1 \mathrm{W/cm^2}$ である。
c
超音波の生殖細胞への安全限界は $0.1 \mathrm{W/cm^2}$ である。
d
$1 \mathrm{kHz}$ 以上では人体の感電閾値は周波数に比例する。
e
患者に対する短時間の接触限界温度は $41^\circ \mathrm{C}$ である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

$各種エネルギーの人体安全限界についての設問で、正答は3と4である。ミクロショックの最小誘発電流は心腔内経路で約0.1 mA(100 µA)程度とされ、1 mAはマクロショックの最小感知電流の代表値であるため1は不正確。高周波暴露による睾丸(生殖腺)障害の限界は代表的記載で約0.01 W/cm^2とされ、0.1 W/cm^2は過大であるため2は誤り。超音波の生殖細胞への安全限界0.1 W/cm^2は教科書的記載と整合し3は正しい。感電閾値はダルジールの実験で1 kHz超では周波数に概ね比例して上昇するため4は正しい。患者に対する短時間の接触限界温度は医用電気機器の規格(JIS T 0601-1/IEC 60601-1)で50 ℃程度が用いられ、41 ℃は低すぎるため5は誤り。$

選択肢別解説

a
不正解

誤り。ミクロショック(心腔内経路)の心室細動最小誘発電流は代表値で約0.1 mA(100 µA)であり、1 mAはマクロショックの最小感知電流の目安である。したがって「1 mA」は過大。

b
不正解

$誤り。高周波暴露による睾丸障害の限界は文献的に約0.01 W/cm^2とされる。設問は0.1 W/cm^2であり、1桁大きく過大評価。また単位W/cm^2はエネルギーではなく出力密度(パワー密度)である。$

c
正解

$正しい。超音波の生殖細胞への安全限界は0.1 W/cm^2が標準的な教科書記載と整合する。これより高い強度では熱作用 \cdot 機械作用(キャビテーション)による影響が問題となりうる。$

d
正解

正しい。ダルジールの実験に基づき、1 kHzを超えると人体の感電閾値は周波数に概ね比例して増加する(例として10 kHzで約10 mA程度へ上昇)。

e
不正解

誤り。患者への短時間接触に関する限界温度は規格(JIS T 0601-1/IEC 60601-1)でおおむね50 ℃程度が用いられる。41 ℃は長時間暴露での生体影響の目安であり、短時間接触の規格値としては低すぎる。

広告
36
臨床工学技士国家試験 - 第24回 午前
重要度:低 正答率:80% 類似度 65.9% 解説あり
体外衝撃波結石破砕装置の衝撃波発生法で誤っているのはどれか。
a
レーザ
b
圧縮空気
c
圧電素子
d
水中放電
e
電磁振動
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)の代表的な衝撃波発生法は、水中放電式、圧電式、電磁式(電磁振動式)の3方式である。いずれも体外で発生させた高圧力のパルス波(衝撃波)を音響学的に集束し、結石にエネルギーを集中させて破砕する。一方、レーザ(例:Ho:YAG)や圧縮空気を用いるニューマティック砕石は、内視鏡下で体内側からプローブ先端にエネルギーを伝えて結石を砕く“体内砕石”であり、ESWLの衝撃波発生法には該当しない。したがって本問で『誤っている』のはレーザと圧縮空気である。

選択肢別解説

a
正解

レーザは内視鏡的砕石術(例:Ho:YAGレーザ)で用いる体内砕石の方法であり、ESWLの体外における衝撃波発生法には含まれない。従って、本設問の観点では誤り。

b
正解

圧縮空気はニューマティック砕石(空圧式)として内視鏡下で用いる体内砕石の方式であり、ESWLの衝撃波発生法ではない。従って、本設問の観点では誤り。

c
不正解

圧電素子(圧電式)はESWLの正規の発生法。多数の圧電素子を球面状に配置して高出力超音波パルスを発生・集束させ、非線形効果により焦点近傍で衝撃波化して結石を破砕する。

d
不正解

水中放電式はESWLの正規の発生法。水中の電極間放電により強い圧力パルス(衝撃波)を発生させ、楕円体反射面などで焦点に集束して結石を破砕する。

e
不正解

電磁振動(電磁式)はESWLの正規の発生法。コイルと金属膜(ダイアフラム)などを用いて電磁力で膜を急激に駆動し、発生した圧力パルスを音響レンズ等で集束して衝撃波として結石に作用させる。

27
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
重要度:低 正答率:87% 類似度 65.9% 解説あり
科目:
中分類: 電子工学
小分類: 通信工学
小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。
1
割り当て周波数帯域は 420〜450 MHz である。
2
A 型のチャネル間隔は 25 kHz である。
3
同時に送信する信号の数によって 5 つの型の送信機がある。
4
割り当て周波数帯域は 6 バンドで構成されている。
5
混信対策として色ラベルによるゾーン配置が有用である。

解説

小電力医用テレメータは、病院内で患者の生体信号を無線で監視するための特定小電力無線であり、割り当て周波数帯域は420〜450 MHzの範囲に設定され、アマチュア無線帯を挟んで複数のサブバンド(6バンド)に分割して運用される。送信機はA〜E型の5種類に区分され、区分の本質は占有周波数帯域(チャネル間隔)に基づく。A型のチャネル間隔は12.5 kHz、B型は25 kHzであるため、「A型のチャネル間隔は25 kHz」という記述は誤りである。混信対策としては、機器やエリアごとに色ラベルでゾーンを管理し、同一・近接チャネルの混在を避ける院内運用ルールが有効である。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。小電力医用テレメータの割り当て周波数帯域は420〜450 MHzで運用される。

2
正解

誤り。A型のチャネル間隔は12.5 kHzであり、25 kHzはB型のチャネル間隔である。

3
不正解

概ね正しい。A〜E型の区分は本来、占有周波数帯域(チャネル間隔)に基づくが、許容できる同時送信信号数と対応しており、実務上は同時送信可能な信号数の違いとして5種類の送信機が用意されている。

4
不正解

正しい。420〜450 MHzの割り当て帯はアマチュア無線帯を挟んで6つのサブバンドに分けて運用される。

5
不正解

正しい。院内での混信低減策として、色ラベルによるゾーン配置・機器管理は有効であり、同一・近接チャネルの混在を避ける運用に役立つ。

33
臨床工学技士国家試験 - 第29回 午前
重要度:低 正答率:82% 類似度 65.9% 解説あり
誤っている組合せはどれか。
1
ベータトロン — 放射線
2
人工呼吸器 — 機械力
3
電気焼灼器 — 電流
4
温熱治療器 — 放射線
5
超短波治療器 — 電磁波

解説

各治療機器で主として用いる物理エネルギーの対応を問う。ベータトロンは電子線(および制動放射によるX線)といった電離放射線を用いるため「放射線」で正しい。人工呼吸器は陽圧・陰圧など機械的圧力によって換気を行うため「機械力」で正しい。電気焼灼器(電気メス)は高周波交流電流を組織に流してジュール熱を生じさせるため「電流」で正しい。超短波治療器は高周波の電磁波(短波・マイクロ波帯)を用いた誘電加熱による温熱療法であり「電磁波」で正しい。これらに対し、温熱治療器は熱そのもの、あるいは赤外線・マイクロ波等の非電離の電磁波や超音波などを介して温熱効果を与える装置であり、電離放射線(X線・γ線・電子線など)を意味する「放射線」は適切でない。したがって誤っている組合せは4。

選択肢別解説

1
不正解

ベータトロンは電子を加速し電子線として照射するほか、ターゲットで制動放射によりX線を得ることもできる。いずれも電離放射線であり「放射線」の組合せは正しい。

2
不正解

人工呼吸器は機械的な陽圧(あるいは陰圧)で肺にガスを送り込み換気を補助・代行する装置であり、用いる主たるエネルギーは機械力で正しい。

3
不正解

電気焼灼器(電気メス)は高周波交流電流を組織に流してジュール熱を発生させ、切開・凝固・止血を行う。従って「電流」の組合せは正しい。

4
正解

温熱治療器はホットパックなどの熱や、赤外線・マイクロ波などの非電離の電磁波、超音波などにより温熱効果を与える。X線・γ線・電子線などの電離放射線(狭義の放射線)は通常用いないため「放射線」との組合せは誤り。

5
不正解

超短波治療器は高周波の電磁波による誘電加熱で体内に温熱効果を与える装置であり、「電磁波」との組合せは正しい。

68
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:66% 類似度 65.8%
電気メスについて正しいのはどれか。
a
10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。
b
一人の患者に同時に2台使用することもできる。
c
高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。
d
バースト波とは連続した正弦波である。
e
バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
4
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午前
正答率:84% 類似度 65.8%
臨床工学技士が操作を行うことができるのはどれか。
a
治療用エックス線装置
b
体外式心臓ペースメーカ
c
高気圧治療装置
d
結石破砕器
e
レーザメス
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
広告