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臨床工学技士国家試験

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第36回 午後 第17問
20件の類似問題
体温測定について正しいのはどれか。...
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15
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 63.0%
オシロメトリック式自動血圧計について誤っているのはどれか。
1
カフには圧電素子が必要である。
2
腕の太さに応じてカフ幅を替える必要がある。
3
カフ内の振動圧を検出している。
4
一心拍ごとの血圧測定はできない。
5
カフの位置は心臓と同じ高さにする。
45
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:54% 類似度 62.9%
血液ガス測定について誤っているのはどれか。
a
重炭酸イオン濃度を直接測定している。
b
酸素分圧は酸素によって生じる電流の変化を利用して測定する。
c
二酸化炭素分圧はCO2によるpHの変化を利用して測定する。
d
酸素電極にはポリプロピレン膜が用いられる。
e
CO2電極は直接、血液サンプルと接する構造になっている。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
64
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午後
重要度:低 正答率:83% 類似度 62.9% 解説あり
経皮的ガス分析装置について誤っているのはどれか。
1
酸素分圧測定は主に新生児領域で使用される。
2
酸素分圧測定には加温が必要である。
3
酸素電極はクラーク電極を応用したものである。
4
二酸化炭素電極はセバリングハウス電極を応用したものである。
5
二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である。

解説

経皮的ガス分析装置(TCM)は、皮膚を約42〜44℃に加温して毛細血管を動脈化(血流増加と拡散促進)させ、皮膚を透過するO2・CO2の分圧から動脈血ガスの推定値を連続監視する装置である。酸素センサはクラーク電極(極性印加により酸素還元電流を測定)、二酸化炭素センサはセバリングハウス電極(CO2透過による電解質のpH変化をpH電極で検出)を原理としている。いずれの測定でも皮膚加温が必須で、冷却は行わない。採血負担が大きい新生児領域で特に有用である。したがって「二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である」は誤り。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。新生児は採血量に制限があり、頻回の動脈血ガス採血が困難なため、TCMによる連続的な酸素化・換気の推定監視が有用で広く用いられる。皮膚が薄く血流の影響も得やすい点も適している。

2
不正解

正しい。経皮測定では皮膚を約42〜44℃に加温し、局所血流を増やし拡散を促進して皮膚表面のガス分圧を動脈血に近づける必要がある。酸素分圧測定もこの加温が前提である。

3
不正解

正しい。経皮酸素電極はクラーク電極の原理(酸素の電極での還元電流が分圧に比例)を小型・薄膜化して応用したもので、加温下で使用する。

4
不正解

正しい。経皮二酸化炭素電極はセバリングハウス電極の原理(CO2が膜を透過して電解質のpHを変化、その変化をpH電極で検出)を応用している。

5
正解

誤り。TCMはCO2測定でも皮膚の加温が必須であり、冷却は行わない。冷却は血流と拡散を低下させ測定誤差(低値化)を招くため不適切である。

45
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:72% 類似度 62.8%
血液ガス分析について誤っているのはどれか。
1
pH電極とCO2電極は同じ測定原理を利用している。
2
酸素飽和度の連続測定に赤外光と赤色光を利用している。
3
密封した採取サンプルを室温に放置するとP02が低下する。
4
pHは水素イオン濃度の逆数の対数である。
5
P02とヘモグロビン酸素飽和度は直線関係にある。
30
臨床工学技士国家試験 - 第36回 午前
重要度:重要 正答率:76% 類似度 62.8% 解説あり
経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。
1
皮下の血流増加のために加温する。
2
計測には脈波信号が必要である。
3
赤外線の吸収を計測している。
4
新生児には使用できない。
5
侵襲的な計測方法である。

解説

経皮的血液ガス分析は、皮膚に小型電極を密着させ、局所を加温(通常は約40〜43℃)して毛細血管を拡張・動脈化し、角質層のガス拡散性を高めて、動脈血に近い $\text{PO}_2$ と $\text{PCO}_2$ を非侵襲的に連続測定する方法である。$\text{PO}_2$ はクラーク電極、$\text{PCO}_2$ はセバリングハウス電極の原理で電気化学的に測定するため、脈波信号や赤外線吸収は用いない。採血が難しい新生児で特に有用だが、熱傷予防のためセンサ部位の定期的なローテーションが必要となる。

選択肢別解説

1
正解

正しい。経皮電極部位を加温(おおむね40〜43℃)することで皮膚血管が拡張し毛細血管が動脈化、角質層のガス透過も高まり、局所の $\text{PO}_2$ が上昇して動脈血ガス分圧に近い値が得られる。

2
不正解

誤り。脈波信号を必要とするのはパルスオキシメータであり、経皮的血液ガス分析は脈動成分を利用しない。クラーク電極($\text{PO}_2$)やセバリングハウス電極($\text{PCO}_2$)で電気化学的に分圧を測定する。

3
不正解

誤り。赤外線の吸収を計測するのは光学式(例:パルスオキシメトリや一部ガス分析)であり、経皮的血液ガス分析は赤外線を用いず電極反応で測定する。

4
不正解

誤り。新生児は角質層が薄くガス拡散が良好であり、採血が難しいことから臨床で広く用いられる。使用できないわけではないが、熱傷防止のため貼付部位のローテーションなどの配慮が必要。

5
不正解

誤り。皮膚に電極を貼付して測定する非侵襲的モニタであり、穿刺・採血を伴わない。ただし加温による皮膚障害のリスクには注意する。

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53
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
類似度 62.7%
正しいのはどれか。
1
LED光はコヒーレント光である。
2
太陽電池のエネルギー変換効率は75~80%である。
3
フォトカプラは動脈血酸素飽和度計測のセンサに用いられる。
4
フォトダイオードに順方向電圧を印加して受光素子とする。
5
サーモカメラでの撮影には外部の光源は不要である。
48
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午前
類似度 62.7%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
測定対象となる物理量が起電力に変換されるトランスデューサはどれか。
1
CdSe
2
サーミスタ
3
フォトトランジスタ
4
ストレインゲージ
5
熱電対
3
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 62.7%
観血式血圧計について誤っているのはどれか。
1
トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。
2
血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。
3
ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。
4
連続した血圧モニタリングが可能である。
5
トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。
23
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 62.7%
心電図モニタ用ディスポーザブル電極について誤っているのはどれか。
1
電極を装着する前に皮膚をアルコール綿で拭く。
2
角質層が厚い場合は擦り取ってから電極を装着する。
3
患者の状況に応じて電極の装着位置はずらしてもよい。
4
同じ患者であれば再使用してもよい。
5
双極誘導法では電極は3ヶ所に装着する。
47
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:88% 類似度 62.6% 解説あり
パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。
1
患者の血液を採取して測定する。
2
動脈血ヘモグロビンの酸素飽和度を反映する。
3
末梢動脈の拍動が微弱な時のモニタに適する。
4
測定値を表す記号として PaO₂が用いられる。
5
センサの装着部位として前胸部皮膚が適する。

解説

パルスオキシメトリは、指先や耳朶などに装着したセンサで赤色光と赤外光の吸光度変化(拍動に伴う動脈血の交流成分)を検出し、動脈血酸素飽和度を推定してSpO2として表示する非侵襲的モニタである。動脈の拍動が十分に検出できることが前提であり、末梢循環不全や低体温、血圧低下などで拍動が微弱な場合は測定精度が低下し、モニタとして適さない。出力は飽和度(SpO2)であり、動脈血酸素分圧(PaO2)は血液ガス分析で測定される別概念である。センサ装着部位は拍動が得られる末梢(指、耳朶、足趾、額など)が適切で、胸部皮膚は一般に不適である。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。パルスオキシメトリは非侵襲的測定であり、患者の血液採取は不要である。指や耳朶などにセンサを装着して光学的に推定する。

2
正解

正しい。パルスオキシメータは拍動成分から動脈血ヘモグロビンの酸素飽和度を推定し、SpO2として表示する(SaO2の推定値)。

3
不正解

誤り。本法は動脈の拍動(交流成分)を利用するため、末梢拍動が微弱なときは信号が得にくく精度が低下し、モニタとして適さない。ショック・低体温・血管収縮時などで典型的に不安定となる。

4
不正解

誤り。パルスオキシメータの測定値はSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)で表す。PaO2は動脈血酸素分圧であり、血液ガス分析で測定される別の指標である。

5
不正解

誤り。センサ装着は拍動が得られる部位(指、耳朶、足趾、額など)が適切であり、胸部皮膚は一般に拍動が乏しく適さない。

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55
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:75% 類似度 62.6%
体表面電極を用いた生体電気計測について正しいのはどれか。
a
不分極電極にはぺーストは不要である。
b
皮膚は乾燥するとインピーダンスが小さくなる。
c
四肢誘導心電図の振幅は1mVを超えることがある。
d
電極の静止電位は100mVを超えることがある。
e
同相雑音を減らすには差動増幅器を用いるのが有効である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
82
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:95% 類似度 62.6%
動脈血の酸素飽和度を連続測定するパルスオキシメータはどの方法を用いているか。
1
特定周波数の電流に対する電気インピーダンスを利用
2
磁場を加え、核磁気共鳴を利用
3
微弱なエックス線の吸収率を利用
4
超音波に対する音響インピーダンスを利用
5
特定波長の光の吸収率を利用
44
第二種ME技術認定試験 - 第39回 午前
類似度 62.4%
科目:
中分類: 計測工学
小分類: 計測論
センサと変換対象の組合せで誤っているのはどれか。
1
CdS -- 光
2
ストレインゲージ -- 変 位
3
ホール素子 -- 磁 場
4
サーミスタ -- 温 度
5
ピエゾ素子 -- 電 場
30
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 62.4%
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1
単極胸部誘導を用いる。
2
ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3
呼吸数をモニタできる機種がある。
4
ディスポーザブル電極を使用する。
5
送信機の電池は1週間程度で交換する。
78
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:80% 類似度 62.4%
患者に熱を与えることを意図しない機器の装着部表面温度の上限はどれか。
1
25°C
2
36°C
3
41°C
4
44°C
5
49°C
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86
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:84% 類似度 62.3%
侵襲のない血流測定機器、方法はどれか。
1
色素希釈法
2
熱希釈法
3
電磁血流計
4
超音波ドップラ法
5
サーミスタ血流計
57
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午前
類似度 62.2%
誤っているのはどれか。
1
非観血的血圧測定では測定部位を心臓と同じ高さにする。
2
観血的血圧測定では共振現象が起こることがある。
3
透析患者のシャント肢は血圧測定に適している。
4
心拍出量測定には色素を指示薬とする希釈法がある。
5
熱希釈用カテーテルで連続心拍出量測定が可能なものもある。
63
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:67% 類似度 62.2%
誤っている組み合わせはどれか。
1
pH電極 KCI塩橋
2
PO2電極 アルミ灘莫
3
PCO2電極 テフロン膜
4
ISFET ゲート絶縁層
5
グルコースセンサ 酵素固定膜
62
臨床工学技士国家試験 - 第11回 午前
正答率:55% 類似度 62.2%
イオン選択性電極について正しいのはどれか。
a
測定対象以外のイオンの影響を受けない。
b
測定対象のイオン活量に対応した電位差を測定する。
c
ガラス膜電極はH+、Na+などの測定に用いられる。
d
ガス透過性高分子膜で覆うことによってガスを検知できる。
e
測定値は温度の影響を受げない。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
81
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午前
正答率:69% 類似度 62.1%
正しいのはどれか。
a
電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。
b
可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。
c
エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。
d
RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。
e
超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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