医用材料の滅菌について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 再生セルロース膜には乾熱滅菌が用いられる。
2: ガラス器具には乾熱滅菌は不向きである。
3: ポリスルホン膜には高圧蒸気滅菌が用いられる。
4: ポリテトラフルオロエチレンにはガンマ線が用いられる。
5: EOG滅菌後の医療器具は直ちに使用しなければならない。
紫外線の皮膚への作用について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 短い波長ほど表皮による吸収が大きい。
b: UVcは真皮まで到達する。
c: 皮膚に紅斑を生じさせる主因はUVcである。
d: UVAによる皮膚の着色は照射後数時間以内に消滅する。
e: UVBによる皮膚の着色は照射後数ヶ月後で消滅する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体表面で最も吸収されやすい電磁波の周波数はどれか。(生体物性材料工学)
1: 20Hz
2: 2 kHz
3: 200 kHz
4: 20MHz
5: 2 GHz
興奮性細胞の電気特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 細胞内液はNa+を多く含む。
2: 細胞外液はCl-を多く含む。
3: 静止電位は-50~-90mVである。
4: オーバーシュートは0~40mVである。
5: 過分極状態では興奮性が低下する。
人体の熱特性について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 熱の産生は1kW程度である。
b: 皮膚は黒体とみなせる。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 呼吸の増加は熱放散を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放散を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
放射線の単位で正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 照射線量 C/kg
b: 放射線のエネルギー eV
c: 放射能の強さ Bq
d: 吸収線量 Sv
e: 線量当量 Gy
医用材料について誤っている組合せはどれか。(生体物性材料工学)
1: 人工血管 ポリエチレンテレフタレート
2: 人工弁 ポリグリコール酸
3: 人工肝臓 多孔性ポリマービーズ
4: 人工肺 多孔質ポリプロピレン
5: 人工食道 ポリエチレン
放射線量の限界値が最も低いのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 皮 膚
2: 骨
3: 精 巣
4: 甲状腺
5: 眼
感作性の強い金属はどれか。(生体物性材料工学)
a: クロム
b: コバルト
c: 水銀
d: チタン
e: SUS316ステンレス鋼
医用材料の安全性テストで生物学的試験にないのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 発がん性試験
2: 遺伝毒性試験
3: 発熱性試験
4: 感作性試験
5: 無菌試験
体内埋込用医用材料としての不可欠条件はどれか。(生体物性材料工)
a: 可滅菌性
b: 機能性
c: 非毒性
d: 耐熱性
e: 難燃性
生体内の物質移動について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合して運搬される。
2: 血液から組織への酸素の移動は拡散による。
3: pHが低下するとヘモグロビンは酸素を解離しやすくなる。
4: 静止状態で細胞外液から細胞内液へのカリウムイオンの移動は能動輸送による。
5: 興奮時に細胞膜のナトリウムイオンの透過性は増大する。
5MHzの超音波が軟部組織を10cm伝播したとき、おおよその減衰量はどれか。ただし、減衰定数は周波数に比例し、その比例定数は1dB/cm・MHz とする。(生体物性材料工学)
1: 10dB
2: 30dB
3: 50dB
4: 70dB
5: 90dB
生体を構成する軟部組織のポアソン比のおおよその値はどれか。(生体物性材料工学)
1: 0.01
2: 0.05
3: 0.1
4: 0.5
5: 1
誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 脳の活動で生じる磁界の強さは10-13~10-12Tである。
2: 筋の活動で生じる磁界の強さは10-12~10-11Tである。
3: 鉄工関係の労働者の肺内に蓄積された磁性微粉体で発生する磁界の強さは10-9~10-8Tである。
4: 心臓の活動で生じる磁界の強さは10-8~10-7Tである。
5: 地磁気の強さ10-5Tである。
生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 細胞内外液中のイオンが関係している。
2: 組織によって異なった値を示す。
3: 分散特性がある。
4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。
5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。
生体組敵の超音波特性を表す定数はどれか。(生体物性材料工学)
a: 音響インピーダンス
b: 音速
c: 誘電率
d: コンダクタンス
e: 減衰定数
医用材料(バイオマテリアル)としての必要条件はどれか。(生体物性材料工学)
a: 可塑性
b: 抗菌性
d: 生体適合性
e: 耐久性
人工臓器に利用される材料で正しい組み合わせはどれか。(生体物性材料工学)
a: 人工食道 ポリエチレン
b: 人工弁 アルミナ
c: 人工肝臓 メタクリル酸誘導体ポリマー
d: 人工血管 ポリテトラフルオロエチレン
e: 人工腎臓 再生セルロース
正しい組み合わせはどれか。(生体物性材料工学)
a: コラーゲン 人工皮膚
b: ポリエチレンテレフタレート 透析膜
c: シリコーン 手術用縫合糸
d: ポリウレタン 拍動型人工心臓
e: ハイドロキシアパタイト 人工骨
Showing 401 to 420 of 448 results