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生体物性材料工学の過去問

国試第5回午前:第69問

生体埋植材料に対する全身反応はどれか。

a:壊 死
b:肉芽形成
c:毒 性
d:免疫異常
e:異物排除
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第66問

誤っているのはどれか。

1:体温を一定に保つことは生体の機能維持に重要である。
2:生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3:生体内部の熱の輸送は主に伝導による。
4:体表からの熱放散は、放射、対流、伝導、発汗による。
5:脂肪組織の熱伝達率は水の値より小さい。

国試第5回午前:第68問

医用セラミックスの用途として適切なのはどれか。

a:人工歯根
b:人工骨頭
c:人工食道
d:コンタクトレンズ
e:静脈カテーテル
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第65問

生体組織の超音波特性を表す定数はどれか。

a:音響インピーダンス
b:音速
c:誘電率
d:ヤング率
e:減衰定数
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1:脳の活動により微少な磁界が発生する。
2:心臓の活動により微少な磁界が発生する。
3:肺に吸入された微粉末の磁化により微小な磁界が発生する。
4:磁界はベクトル量であり発生源の推定に適している。
5:外部から印加した直流磁界の分布は、生体の存在により大きく変化する。

国試第5回午前:第63問

生体組織の受動的な電気的特性について誤っているのはどれか。

1:α分散は細胞でのイオン移動等に関係して生じる。
2:β分散は細胞や組織の不均質に関係して生じる。
3:γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
4:導電率は周波数とともに減少する傾向がある。
5:誘電率は周波数とともに減少する傾向がある。

国試第3回午前:第87問

電気抵抗率の最も高い組織と最も低い組織はどれか。

a:血 液
b:筋 肉
c:肝 臓
d:神 経
e:脂 肪
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第62問

生体における輸送現象に関係のないのはどれか。

1:浸透圧
2:能動輸送
3:拡散
4:血流
5:表面波

国試第13回午後:第90問

医用材料について正しい組合せはどれか。

a:シリコンゴム ―――――――------―--- 血漿分離
b:マイクロポーラスポリプロピレン ―――--- 人工心臓
c:延伸ポリ四フッ化エチレン(ePTFE) ――― 人工血管
d:ポリメタクリル酸メチル(PMMA) ――----- コンタクトレンズ
e:再生セルロース ―――――――------ 血液透析
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第89問

ゴム状弾性を示す材料はどれか。

1:ポリプロピレン
2:高密度ポリエチレン
3:ポリスルホン
4:ポリカーボネート
5:ポリウレタン

国試第13回午後:第88問

血液透析膜に使用されない材料はどれか。

a:ポリエチレンテレフタレート
b:ポリスルホン
c:ポリアクリロニトリル
d:エチレンビニルアルコール共重合体
e:塩化ビニル
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第87問

バイオイナート(生体不活性)なセラミックスはどれか。

a:ハイドロキシアパタイト
b:バイオガラス
c:パイロライトカーボン
d:アルミナ
e:ジルコニア
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第85問

金属系生体材料について誤っているのはどれか。

a:ニッケルはアレルギーの原因になることがある。
b:ニッケルチタン合金は血管内ステントに用いられる。
c:チタンはステンレス鋼に比べ加工性に優れている。
d:SUS316はニッケルクロム合金である。
e:チタン合金は人工股関節に用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第84問

血液中の音速はどれか。

1:250m/s
2:330m/s
3:800m/s
4:1500m/s
5:3000m/s

国試第13回午後:第82問

正常な血液の粘度(37℃)を表すのはどれか。

13PM82-0

国試第13回午後:第80問

放射線感受性の高い組織はどれか。

a:心臓
b:生殖腺
c:骨髄
d:
e:
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第67問

生体組織が示す一般的な物理特性として誤っているのはどれか。

1:異方性
2:非線形性
3:周波数依存性
4:強磁性
5:粘弾性

国試第13回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1:紫外線(波長250nm)照射でDNA損傷が生じる。
2:緑色光はヘモグロビンによく吸収される。
3:波長10μmより波長1μmの赤外線の方が生体での透過率が大きい。
4:赤外線の生体吸収の波長依存性は分子構造を反映する。
5:体表から放射される赤外線のピーク波長は100μmである。

国試第13回午後:第73問

健常人の血液について正しいのはどれか。

a:非ニュートン流体である。
b:血漿はニュートン流体である。
c:ヘマトクリットが減少すると粘度は低下する。
d:粘度は生理食塩液と等しい。
e:粘度は温度に関わらず一定である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2:非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3:周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4:粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。
5:細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。