埋植した材料に対する慢性局所反応で正しいのはどれか。
a: 血栓形成
b: 肉芽形成
c: 石灰化
d: アナフィラキシー
e: 補体活性化
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
筋肉の特性音響インピーダンスを 1.7 * 10^6 kg・m^-2・s^-1、血液の特性音 響インピーダンスを 1.6 * 10^6 kg・m^-2・s^-1 としたとき、筋肉と血液の境界面の超 音波の反射係数はおよそどれか。
1: 0.01
2: 0.03
3: 0.06
4: 0.08
5: 0.09
化学結合の強さの順番で正しいのはどれか。
1: 金属結合>ファンデルワールス結合>共有結合
2: ファンデルワールス結合>共有結合>金属結合
3: 共有結合>ファンデルワールス結合>金属結合
4: 金属結合>共有結合>ファンデルワールス結合
5: 共有結合>金属結合>ファンデルワールス結合
医療機器の安全性試験について誤っているのはどれか。
1: 溶出物試験が行われる。
2: 医療機器安全管理責任者が行う。
3: 生物学的試験が行われる。
4: 医薬品医療機器等法で規制される。
5: 物性試験が行われる。
生体組織の光特性について正しいのはどれか。
1: UVC は表皮での吸収が大きい。
2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。
3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。
4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。
5: 眼底での可視光の吸収はない。
生体の磁気特性について誤っているのはどれか。
1: 生体の比透磁率は 5000 程度である。
2: 水素の原子核は磁気モーメントをもつ。
3: 神経伝導で磁界が発生する。
4: 酸素化ヘモグロビンは反磁性体である。
5: 脱酸素化ヘモグロビンは常磁性体である。
生体軟組織について誤っているのはどれか。
1: 皮膚組織は粘弾性体である。
2: 弾性線維はコラーゲンからなる。
3: ポアソン比は 0.5 程度である。
4: 弾性要素と粘性要素の直並列モデルで表せる。
5: 外力を負荷すると時間とともにひずみが増加する。
生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか。
a: 導電率は周波数とともに増加する。
b: a 分散は水分子の緩和現象に起因する。
c: 皮下脂肪の導電率は筋組織よりも高い。
d: 骨格筋は異方性を示す。
e: インピーダンスは非線形性を示す。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ポリエチレンで誤っているのはどれか。
1: カテーテルに使われる。
2: ポリオレフィンである。
3: ビニル化合物である。
4: ゴム弾性をもつ。
5: 合成高分子である。
生体反応で正しい組合せはどれか。
a: 石灰化 リン酸カルシウムの沈着
b: 血栓形成 トロンビンの活性阻害
c: アナフィラキシー T 細胞の活性化
d: 血液凝固 コラーゲンの分解
e: 炎 症 マクロファージの浸潤
生体に接触する医用材料の生物学的安全性試験で必ず実施されるのはどれか。
1: 血液適合性試験
2: 埋植試験
3: 亜急性毒性試験
4: 皮内反応試験
5: 感作性試験
同じ大きさの熱エネルギーが加えられたとき、温度上昇が最も大きくなるのはどれか。
1: 脂 肪
2: 肝 臓
3: 腎 臓
4: 骨格筋
5: 血 液
正しいのはどれか。
1: 陽子線は電磁放射線である。
2: c 線はマイナスの電荷をもつ。
3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。
4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。
5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。
ポリ乳酸を構成する結合はどれか。
浸透圧による物質移動はどれか。
1: 血液から肺胞への二酸化炭素の移動
2: 毛細血管から細胞間質への酸素の移動
3: 組織から静脈毛細血管への間質液の移動
4: 細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動
5: 尿細管におけるグルコースの再吸収
レーザの生体作用について誤っているのはどれか。
1: 光解離作用 鎮 痛
2: 光音響的作用 熱弾性効果
3: 光化学的作用 光感受性物質
4: 光機械的作用 結石破砕
5: 光熱的作用 タンパク質の凝固
人体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 熱の産生は 1 kW 程度である。
b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 呼吸の増加は熱放出を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。
生体の電気特性で誤っているのはどれか。
1: 血液の導電率は温度依存性がある。
2: 皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。
3: b 分散は細胞の組織構造に依存する。
4: c 分散は水分子の緩和現象に起因する。
5: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。
再生能力が高いのはどれか。
a: 心筋細胞
b: 中枢神経細胞
c: 皮膚表皮細胞
d: 骨髄造血細胞
e: 消化管上皮細胞
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