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生体物性材料工学の過去問

国試第27回午前:第87問

放射線に対して同じ被曝線量における発がんや遺伝的影響の少ない(組織加重係数の小さい)組織はどれか。

1:
2:
3:結 腸
4:生殖腺
5:赤色骨髄

国試第27回午前:第86問

周波数が1 MHz 程度の超音波を照射したとき、吸収係数が最も大きい組織はどれか。

1:脂 肪
2:筋 肉
3:
4:
5:血 液

国試第27回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

a:神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。
b:静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。
c:脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。
d:β分散は組織の構造に起因する。
e:γ分散はイオンの集散に起因する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第53問

放射線について正しいのはどれか。

1:画像診断にはβ線が用いられる。
2:MR検査にはX線を使用する。
3:X線の遮へいにはアルミニウム板を用いる。
4:X線撮影室内は常時放射線が出ている。
5:被曝線量の単位にはSv(シーベルト)を用いる。

ME2第34回午前:第42問

組織インピーダンスの低周波領域(~1kHz)における特性で正しいのはどれか。

1:細胞内液のリアクタンス成分が大きい。
2:細胞膜のインピーダンスは小さい。
3:等価回路は細胞外液の抵抗成分で近似できる。
4:等価回路は細胞膜のキャパシタンス成分で近似できる。
5:等価回路は細胞膜と細胞内液が並列に接続されている。

ME2第34回午前:第43問

可視光領域で吸収係数が最も大きいのはどれか。

1:酸素化ヘモグロビン
2:メラニン
3:メトヘモグロビン
4:H2O
5:アミノ酸

国試第38回午前:第89問

生体に接触する全ての医療機器において考慮すべき生物学的安全性評価項目はどれか。

a:感作性試験
b:細胞毒性試験
c:埋植試験
d:血液適合性試験
e:刺激性または皮内反応試験
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午前:第90問

医療機器とその材料との組合せで正しいのはどれか。

1:人工弁弁葉 ———— ステンレス鋼
2:人工肺用ガス交換膜 ———— ポリスルフォン
3:ガイドワイヤ ———— ニッケル・チタン合金
4:人工歯根 ———— 高密度ポリエチレン
5:血液透析膜 ———— ポリジメチルシロキサン

国試第38回午前:第88問

同じ質量で温度を1℃上昇させるために必要なエネルギーが最も大きいのはどれか。

1:
2:血漿
3:脂肪
4:コラーゲン
5:リン酸カルシウム

ME2第34回午前:第23問

α線、β線、γ線について正しいのはどれか。

1:電離作用はα線が最も弱い。
2:β線は磁界中を直進する。
3:セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。
4:γ線は電離作用がない。
5:γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。

国試第38回午前:第87問

J/kgに相当する固有単位はどれか。

a:H
b:Bq
c:Gy
d:Sv
e:Wb
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午前:第86問

血管の力学特性について正しいのはどれか。

a:変形挙動は線形である。
b:ヒステリシスをもたない。
c:力学的等方性を示す。
d:エラスチンはコラーゲンよりも弾性率が小さい。
e:応力を負荷するとクリープ現象が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午前:第85問

生体の電気的特性で正しい組合せはどれか。

1:$\alpha$分散 ———— 水分子の緩和現象に由来
2:$\alpha$分散 ———— 数十MHz
3:$\beta$分散 ———— 細胞構造に由来
4:$\beta$分散 ———— 数十GHz
5:$\gamma$分散 ———— イオンの集散に由来

国試第38回午前:第83問

血液の粘性に関して正しいのはどれか。

1:ずり(せん断)速度は粘性係数に比例する。
2:ヘマトクリット値が増加すると粘性係数は減少する。
3:血球を除去するとニュートン流体とみなせる。
4:集軸効果ではみかけの粘性が増加する。
5:集軸効果は連銭形成に起因する。

国試第26回午後:第90問

イオン結合を形成する物質はどれか。

1:ダイヤモンド
2:
3:メタン
4:ブドウ糖
5:炭酸水素ナトリウム(重曹)

国試第26回午後:第89問

材料の血液適合性に関係するのはどれか。

a:溶 血
b:血栓形成
c:被包化
d:肉芽形成
e:補体活性化
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第86問

生体に対する作用の大きさを考慮した放射線の量を表すのはどれか。

1:照射線量
2:線量当量(等価線量)
3:吸収線量
4:透過線量
5:放射能

国試第26回午後:第85問

生体組織が示す一般的な物理的特性で誤っているのはどれか。

1:温度依存性
2:非線形性
3:周波数依存性
4:強磁性
5:粘弾性

国試第26回午後:第81問

クリープ現象はどれか。

1:身長は朝から夕方にかけて徐々に低くなる。
2:暗闇に入ってしばらくするとものが見えるようになる。
3:細動脈内を血液が流れるとき赤血球が管軸付近に集中する。
4:膝蓋腱を叩くと足が上がる。
5:脈圧は末梢の方が高い。

ME2第33回午前:第50問

ヘモグロビンに最も大きく吸収されるレーザ光はどれか。

1:CO2レーザ(10600nm)
2:Ho:YAGレーザ(2100nm)
3:Nd:YAGレーザ(1064nm)
4:半導体レーザ(805nm)
5:Arレーザ(514nm)