第5回国試午後32問の類似問題

国試第4回午後:第40問

プレッシャーサポートの特徴として正しいのはどれか。

a: 吸気に合わせて行う。

b: 吸気流量は一定でない。

c: 換気仕事が減少する。

d: 自発呼吸がないときにも使用できる。

e: 吸気流量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第45問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)

b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)

c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)

d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

e: 1回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第69問

心臓マッサージ器について正しいのはどれか。

a: 救急医療において心停止患者の搬送時に用いる。

b: 前胸壁圧迫部は胸骨の左側奇りに置く。

c: 手動式のものは一人で同時に人工呼吸も行える。

d: ガス容量500lのボンベを動力源としたとき2本で約15分間作動する。

e: 自動式では圧迫回数40~80回/分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第69問

気管挿管下での陽圧換気による影響で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 体温上昇

2: 頭蓋内圧亢進

3: 気道クリアランス増加

4: 心拍出量増加

5: 尿量増加

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。

2: 血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。

3: 血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。

4: 血液回路は塩化ビニル製である。

5: 心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

国試第35回午前:第38問

医師の具体的な指示が必要な臨床工学技士業務はどれか。 

a: 人工呼吸装置の酸素濃度変更 

b: 動脈留置カテーテルからの採血 

c: 血液浄化装置の運転条件の変更 

d: 高気圧治療装置内の消毒 

e: 人工心肺装置点検項目の変更 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第37問

圧規定換気様式の強制換気中に肺のコンプライアンスが低下した。 変化として正しいのはどれか。

1: 1回換気量は低下する。

2: 換気回数は減少する。

3: 吸気時間は延長する。

4: 動脈血酸素分圧は上昇する。

5: 最高気道内圧は低下する。

国試第17回午後:第45問

プレッシャーサポート換気(PSV)について正しいのはどれか。

a: 呼気への移行は患者が決める。

b: 1回換気量は一定に維持される。

c: 中枢性低換気でも安全に使用できる。

d: ウィーニングの手段としても利用される。

e: 呼吸仕事量を軽減する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第21問

急性上気道閉塞について正しいのはどれか。

a: 急激な意識消失を来す。

b: 完全な窒息状態では10~20秒で脳の不可逆性変化が出現する。

c: 呼吸ができなくなると顔面は蒼白となる。

d: 気管挿管は異物を押し込むので行わない。

e: 季肋部を強く圧迫することにより異物を除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第44問

気管挿管下人工呼吸中に回路内圧が急激に上昇した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブの閉塞

b: 気管チューブのカフの破れ

c: 呼吸回路の脱離

d: 呼気弁の開放不全

e: 気管支喘息発作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第42問

量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧下限警報が鳴っている。原因として考えられるのはどれか。

1: 気管チューブのカフ圧低下

2: 呼気側回路のフィルタの目詰まり

3: 気管チューブの閉塞

4: 加温加湿器の設定不良

5: 酸素濃度計の不良

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1: 脱血不良時

2: 大動脈遮断時

3: 大動脈遮断解除時

4: 復温時

5: 大動脈解離発生時

国試第17回午後:第43問

人工呼吸器の低圧アラームが作動した。点検すべき箇所はどれか。

a: 加温加湿装置

b: 吸気流速

c: 吸気相:呼気相比(I:E比)

d: 呼吸回路

e: 気管チューブカフ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第9問

人工呼吸器に装備されていない警報項目はどれか。

1: 分時換気量

2: 胸腔内圧

3: 吸気酸素濃度

4: 吸気ガス温度

5: 医療ガス供給圧

国試第31回午前:第65問

人工鼻について正しいのはどれか。

1: 死腔が増加する。

2: 湿度調節が必要である。

3: 温度調節が必要である。

4: 気流抵抗が減少する。

5: 過剰加湿になりやすい。

国試第32回午前:第65問

人工呼吸器回路のCV(compression volume)について正しいのはどれか。(圧縮容積)

a: CVは量規定換気で肺胞換気量減少の原因になる。

b: 加温加湿器チャンバはCVの一部になる。

c: 柔らかい回路のCVは小さい。

d: 長い回路のCVは小さい。

e: CVが大きいほど吸気トリガ感度が上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第54問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓発生時、送血停止後の対策として正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 頭部を高位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

2: 頭部を低位にして上大静脈から逆行性送血を行う。

3: 頭部を高位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

4: 頭部を低位にして下大静脈から逆行性送血を行う。

5: 頭部を低位にして上行大動脈から送血を行う。

国試第26回午前:第71問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a: 血小板数が低下する。

b: インスリン分泌が減少する。

c: 炎症性サイトカインが放出される。

d: 血清遊離ヘモグロピンが低下する。

e: 心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)分泌が低下する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第35問

患者の自発呼吸を残して使用する換気モードで不適切なのはどれか。

1: 調節換気(CMV)

2: 同期式間欠的強制換気(SIMV)

3: 圧支持換気(PSV)

4: 持続的気道陽圧法(CPAP)

5: 間欠的強制換気(IMV)

国試第36回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。

1: .ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。

2: .ACT(活性化凝固時間)は150~250秒に維持する。 

3: 目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。 

4: 血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。 

5: 復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。