第33回国試午前32問の類似問題

ME2第38回午前:第50問

頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。

1: 3.5MHzのリニアプローブを用いる。

2: 内頚動脈などの血管径の計測ができる。

3: 超音波ドプラ法では血流速度が得られる。

4: カラードプラ法では血流方向の検出ができる。

5: 組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。

ME2第39回午後:第29問

体外衝撃波砕石術について誤っているのはどれか。

1: X線照準方式は尿管結石の照準に適している。

2: X線照準方式は破砕状況を実時間動画で観察できる。

3: X線照準方式では放射線遮蔽が必要である。

4: 超音波照準方式はシスチン結石の照準に適している。

5: 超音波照準方式は腸管ガスの影響を受ける。

ME2第29回午後:第8問

MRIに利用されるのはどれか。

1: X 線

2: 静電界

3: 超音波

4: 磁 界

5: 赤外線

ME2第38回午後:第17問

X線CT装置に用いられるのはどれか。

1: X線フィルム

2: RFアンプ

3: イメージングプレート

4: シンチレータ

5: ラジオアイソトープ

国試第3回午前:第85問

放射性同位元素(RI)による画像検査で誤っているのはどれか。

a: エミッションCTの解像力はエックス線CTよりよい。

b: RI画像検査で主に用いられる放射線はβ線である。

c: ポジトロンCTにはN,O,Cなど生理的に存在する元素の同位体がしばしば用いられる。

d: 組織の虚血を調べることができる。

e: Iは甲状腺検査に使用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第6問

超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。

1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。

3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。

4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。

5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。

国試第7回午前:第86問

エックス線CT検査のCT値とは何か。

1: エックス線吸収率の相対値

2: 再構成画像の画素数

3: 装置の距離分解能

4: 一枚の画像を得る時間

5: 透過したエックス線の強度

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第22回午後:第30問

PET装置で正しいのはどれか。

a: 放射性同位元素の崩壊時に1個のガンマ線が出る。

b: コリメータでガンマ線を検出する。

c: 同時計数法を用いて断層像を得る。

d: 使用核種の半減期はSPECTより短い。

e: 空間分解能はエックス線CTより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第34問

超音波診断検査の実施方法として誤っているのはどれか。

1: 消化器検査では消化管を拡張させる発泡剤を服用する。

2: 子宮を経腹走査する場合は膀胱を充満させておく。

3: 婦人科検診では朝食をとっても良い。

4: 胆石像の確認は体位変換によって像の位置が変化するかを調べる。

5: 血管造影剤としてマイクロバブルを使用する。

国試第5回午前:第83問

画像診断法について誤っているのはどれか。

a: MRI(核磁気共鳴法)は主に生体内の炭素原子の分布の像をつくる。

b: SPECT(単光子断層法)は陽電子放出核種を用いたRI断層法である。

c: エックス線CTは組織のエックス線吸収係数の違いによって生体の断層像をつくる。

d: ディジタルラジオグラフィではダイナミックレンジの大きいイメージングプレートが用いられる。

e: ポジトロンCTでは陽電子の消滅放射線を利用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第14問

胸部のX線単純撮影で撮られた画像について誤っているのはどれか。

1: 正常な肺はおおむね黒く写る。

2: 心臓を含む縦隔は白く写る。

3: 肋骨と重なった肺野より腹部のほうが黒く写る。

4: 同一組織でも厚みによって濃淡に違いがでる。

5: 体の外側は黒く写る。

ME2第33回午前:第43問

生体計測は生体の受動的または能動的特性を利用している。誤っている組合せはどれか。

1: X線CT -- 吸収係数

2: 超音波断層装置 -- 音響インピーダンス

3: パルスオキシメータ -- 散乱係数

4: 心電計 -- 活動電位

5: 電気的脂肪量測定器 -- 導電率

ME2第31回午前:第50問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。

1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。

2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。

3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。

4: カラードプラ法は連続波を用いる。

5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。

ME2第33回午後:第6問

MRIについて誤っているのはどれか。

1: 骨のアーチファクトがない画像が得られる。

2: 軟組織のコントラストが優れている。

3: 心臓の描出において心拍同期は必要ない。

4: 血管の検出能が優れている。

5: 放射線被曝がない。

ME2第38回午前:第52問

SPECT(Single Photon Emission Tomography)で誤っているのはどれか。

1: ガンマカメラを回転させながら撮像する。

2: 陽電子放出核種を用いる。

3: ラジオアイソトープを体内に投与する。

4: 脳血管障害の早期発見に有効である。

5: 画像再構成により断層像を得る。

国試第11回午前:第58問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 方位分解能は周波数に比例する。

b: 周波数が3MHzのとき距離分解能は約0.5mmとなる。

c: ディジタル・スキャンコンバータはエコー信号をビデオ信号に変換する。

d: 断層心エコーの走査機構にはメカニカルセクタと電子セクタとがある。

e: 電子集束により距離分解能を向上することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午前:第42問

マルチスライスCTで誤っているのはどれか。

1: 複数のスライス画像が同時に得られる。

2: Ⅰ列の検出器を持つ。

3: 秒単位で広範囲の撮影が可能である。

4: 冠動脈の撮影が可能である。

5: 三次元画像が得られる。

国試第27回午前:第31問

超音波を用いた画像計測について正しいのはどれか。

1: リアルタイムでの撮影ができない。

2: 100 kHz~1MHzの周波数を使用する。

3: Bモードを使用して臓器の形状を撮影する。

4: 血流速の画像化にはAモードを使用する。

5: 臓器での音波の透過を撮影する。