超音波診断検査の実施方法として誤っているのはどれか。
1: 子宮、卵巣を経腹走査で明瞭に描出するためには排尿直後に検査を行う。
2: 胆石像の確認は体位変換によって像の位置が変化するか否かを調べる。
3: 胆嚢機能検査は脂肪摂取前後の胆嚢の大きさの変化から判定する。
4: 運動負荷心エコー法では自転車エルゴメータを用いて仰臥位で行う。
5: 造影剤としてマイクロバブルを使用する。
造影剤について誤っているのはどれか。
1: バリウム製剤は血管造影に用いられる。
2: ガドリニウム系製剤はMRI検査に用いられる。
3: マイクロバブルは肝臓の超音波検査に用いられる。
4: ヨード系造影剤はX線CT検査に用いられる。
5: 炭酸ガスはCTコロノグラフィー(大腸検査)に用いられる。
超音波のドップラー効果を利用するのはどれか。
a: 心腔内血流方向の描出
b: 尿管結石の破砕
c: 粥状動脈硬化の描出
d: 照射部位の加温
e: 肝静脈血流速度の描出
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。
b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。
c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。
d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。
e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e