第33回国試午前32問の類似問題

国試第16回午前:第62問

MRIの特徴についてエックス線CTと比較したとき、誤っているのはどれか。

1: 軟部組織において高コントラストの明瞭な像が得られる。

2: 造影剤なしで血管撮影が可能である。

3: 化学シフトを調べることができる。

4: 撮像時間が短い。

5: 大きな作動音を発する。

国試第34回午後:第31問

MRI について正しいのはどれか。

a: 造影剤を用いなくても血管を描画できる。

b: 炭素原子の分布を画像化したものである。

c: 画像の輝度値は水を 0 、空気を -1000 とする。

d: X 線 CT に比べ肺の構造観察に適している。

e: 撮影では傾斜磁場を用いて位置情報を得ている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第19問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。

2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。

3: 骨に当たると音響陰影が現れる。

4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。

5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。

ME2第39回午後:第40問

SPECT装置について正しいのはどれか。

1: 装置から放射線を照射する。

2: β線を遮蔽する必要がある。

3: 撮影に要する時間は1秒程度である。

4: 多数の断面の断層画像が得られる。

5: X線CTに比べて空間分解能が高い。

国試第31回午前:第33問

ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。

1: PETの空間分解能はX線CTと同程度である。

2: PETでは陽電子の対消滅によるγ線を検出する。

3: SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。

4: 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。

5: 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。

国試第15回午前:第61問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: CTナンバーでは空気を-1000、骨を1000とする。

b: 組織中で散乱されたエックス線を検出する。

c: 検出部にはコリメータが使用されている。

d: 脳内の血流分布を画像化できる。

e: ヘリカルスキャンでは被検者台を連続的にスライドさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: 脳の機能を観察するにはエックス線CTがMRIより優れている。

b: MRIは組織の透磁率の差を画像化する。

c: エックス線CTはMRIより生体への侵襲度が大きい。

d: ヘリカルスキャンは連続して高速にCT像を得る走査方式である。

e: MRIでは地磁気の100倍程度の直流磁場が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: ドップラー血流計では超音波ビームを血流方向と直交させる。

b: 生体組織に発生したキャビテーションを画像化する。

c: ダイナミックフォーカスは機械的走査の一種である。

d: 空間分解能には距離分解能と方位分解能とがある。

e: 骨の背後にある組織は観測できない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第32問

エックス線による画像計測で誤っているのはどれか。

1: 生体を透過したエックス線を計測して画像化が行われる。

2: 造影剤を使って血管を画像化できる。

3: 骨のエックス線吸収係数は水の約0.5倍である。

4: 空気のエックス線吸収係数はほぼゼロである。

5: 患者の体動はアーチファクトの原因となる。

ME2第33回午前:第52問

手術室で用いる画像診断機器について誤っているのはどれか。

1: ポータブルX線装置使用時には防護衣は不要である。

2: X線使用時には個人被曝線量計を着用する。

3: ME機器から発生するノイズは術中MRI撮影時の障害になる。

4: 術中DSA(Digital Subtraction Angiography)では造影剤を用いる。

5: 脳外科手術のナビゲーションシステムにはMRIが使用されることがある。

国試第23回午前:第31問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: CT値はエックス線の吸収係数の相対値である。

b: 肺組織のCT値は水より大きい。

c: 心臓の動きは評価できない。

d: 脳出血部位は急性期には黒く描出される。

e: 乳癌の検査に用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第32問

MRI 検査について誤っているのはどれか。

1: 水素原子の空間分布を画像化する。

2: 軟部組織の画像化に適している。

3: 血流の測定が可能である。

4: 臓器の3 次元構造を画像化できる。

5: 動きのある臓器の撮影に適している。

ME2第36回午前:第42問

MRIとX線CTの比較で誤っているのはどれか。

1: MRIのほうが肺の状態を観察するのに適している。

2: MRIのほうが病変部と正常組織のコントラストが良好である。

3: X線CTのほうが短時間で広範囲の検査が可能である。

4: MRIでは放射線被曝がない。

5: MRIでは造影剤を用いなくても血管を描出できる。

国試第26回午後:第32問

エックス線を使用した撮影について誤っているのはどれか。

a: 体内から反射してきたエックス線を撮影する。

b: 組織でのエックス線の吸収に関する画像が得られる。

c: 臓器の動きの撮影が可能である。

d: 造影剤は分解能の改善のために使用する。

e: 軟部組織の撮影に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第30問

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝はない。

b: 磁力線の透過性を画像化している。

c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。

d: 空間分解能は 5 mm 程度である。

e: 撮影手法として T2 強調がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第33問

単純エックス線撮影について正しいのはどれか。

1: 臓器から反射したエックス線を撮影する。

2: 造影剤はエックス線に対する透過性が高い。

3: 動きがある臓器には使用しない。

4: 高密度の器官はエックス線を吸収して陰影を作る。

5: 体動の影響は少ない。

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。

2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。

3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。

4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。

5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

国試第26回午前:第32問

正しいのはどれか。

a: エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。

b: 超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。

c: PETの検査では体外からγ線を照射する。

d: SPECTの検査では体内からのβ線をとらえる。

e: MRIの検査では人体に磁場を与える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第59問

正しい組合せはどれか。

a: 超音波診断装置 ――――---------- 音響インピーダンス

b: エックス線CT ――――――-------- エックス線吸収

c: MRI ―――――――――――------- プロトン密度

d: ポジトロンCT ――――――--------- べータ線吸収

e: サーモグラフィ ―――――---------- 体表紫外線

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e