第35回ME2午後20問の類似問題

ME2第38回午後:第24問

PCPSの操作で正しいのはどれか。

1: 送血流量を増やすために血液ポンプの位置を下げた。

2: 人工肺からの血漿漏出が起きたので送血圧を下げた。

3: 血栓の形成を防ぐため送血流量を下げた。

4: PaO2が低いので体温を下げた。

5: PaCO2が高いので酸素混合ガスの流量を上げた。

国試第21回午前:第26問

心臓タンポナーデについて正しいのはどれか。

a: 心臓の収縮機能が障害される。

b: 急性大動脈解離の合併症の一つである。

c: 心臓超音波検査が有用である。

d: 心嚢液の排液が必要である。

e: 静脈圧は低下する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第12回午後:第64問

血液浄化療法とその特徴との組合せで正しいのはどれか。

a: CAPD―――――――――――体外循環が不要

b: 血液濾過法――――――――――透析液が必要

c: 持続動静脈血液濾過――――人工透析膜が不要

d: 二重濾過血漿分離交換法―――遠心分離装置が必要

e: 冷却濾過法―――――――へパリン投与が必要

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第42問

一次救命処置(BLS)として適切なのはどれか。

a: 体外式心マッサージ

b: 気管挿管

c: 輪液路の確保

d: 口-口人工呼吸

e: 気道内異物の除去

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第39問

心肺蘇生法で正しいのはどれか。

1: ABCは処置の順番を意味する。

2: 心電図上で平担波を確認してから行う。

3: 呼気吹き込みによって脳機能は維持される。

4: 子機吹込み法では1回換気量を3倍にする。

5: 心マッサージと人工呼吸との回数比は術者数にかかわらず5:1である。

国試第30回午前:第72問

呼吸補助ができるのはどれか。

a: IABP

b: 左心バイパス

c: PCPS

d: ECMO

e: 補助人工心臓

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第49問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているものはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量で調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第18回午後:第50問

人工心肺のカニューレについて誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 血流に対する抵抗を小さくするためには小さな口径が望ましい。

2: 充填血液量を少なくするためには小さな口径が有利である。

3: 拍動流ポンプでは大きな口径のカニューレが必要である。

4: 送血カニューレが細すぎると先端部でキャビテーションを生じる可能性がある。

5: 送血カニューレが太すぎると動脈壁を損傷する。

国試第13回午後:第55問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: ヘリウムで駆動する。

2: 経皮的に挿入可能である。

3: 心臓の負荷軽減に有効である。

4: 人工心肺と併用することがある。

5: 心臓の収縮期にバルーンを膨張させる。

国試第29回午前:第74問

補助循環について正しいのはどれか。

1: PCPS はV-V バイパス方式である。

2: PCPS によって左心系の後負荷は軽減する。

3: 体外設置型拍動流型補助人工心臓では電気駆動方式が多い。

4: 体内植込み型補助人工心臓では拍動流型よりも連続流型が多い。

5: 左心補助人工心臓では左室脱血よりも左房脱血の方が高流量を得やすい。

国試第32回午前:第39問

内視鏡外科手術で正しいのはどれか。

a: 気腹に二酸化炭素を用いる。

b: 気腹で静脈還流は増加する。

c: 硬性鏡は使用できない。

d: 胸腔内手術は適応外である。

e: 肺血栓塞栓症のリスクがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第46問

人工心肺装置の定期点検項目でないのはどれか。

1: 人工肺のリーク

2: 気泡検出器の動作

3: 酸素ブレンダの精度

4: ローラポンプの回転数

5: バックアップ電源の動作

国試第9回午前:第69問

心臓マッサージ器について正しいのはどれか。

a: 救急医療において心停止患者の搬送時に用いる。

b: 前胸壁圧迫部は胸骨の左側奇りに置く。

c: 手動式のものは一人で同時に人工呼吸も行える。

d: ガス容量500lのボンベを動力源としたとき2本で約15分間作動する。

e: 自動式では圧迫回数40~80回/分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第37問

冠動脈のインターペンション(PCI)について正しいのはどれか。

a: エックス線装置は不要である。

b: 鎖骨下静脈を穿刺する。

c: 100気圧でバルーンを拡張する。

d: 再狭窄防止にステントを挿入する。

e: ロータプレータ使用で一時的な冠動脈血流減少が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第56問

人工心肺使用中の空気塞栓の原因となるのはどれか。(体外循環装置)

a: 脱血回路の折れ曲がり

b: ベントポンプの逆回転

c: 送血回路の閉鎖

d: 血液フィルタの目詰まり

e: ローラポンプチューブの破損

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第38問

医師の具体的な指示が必要な臨床工学技士業務はどれか。 

a: 人工呼吸装置の酸素濃度変更 

b: 動脈留置カテーテルからの採血 

c: 血液浄化装置の運転条件の変更 

d: 高気圧治療装置内の消毒 

e: 人工心肺装置点検項目の変更 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第37問

心臓血管作動薬の静脈内持続投与時に推奨すべきものはどれか。

1: ローラ型ポンプ

2: フィンガ型ポンプ

3: シリンジ型ポンプ

4: ボルメトリック型ポンプ

5: 自然滴下式

国試第20回午後:第67問

ブラッド(バスキュラー)アクセスについて正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 急性透析には皮下動静脈瘻が第1選択である。

b: 慢性透析には人工血管シャントが第1選択である。

c: 大腿静脈カテーテルは使用後ヘパリンを充填する。

d: 血液透析用としては流量が200ml/min程度必要である。

e: カフ付き静脈カテーテルを用いれば感染のリスクを回避できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e