第34回ME2午後20問の類似問題

ME2第37回午後:第3問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: UHF帯の電波を利用している。

2: 心電図信号は受信機でAD変換される。

3: 送信機に使用するアルカリ乾電池の寿命は1週間程度である。

4: 3電極のうち2電極に患者測定電流を流して呼吸をモニタすることが多い。

5: A型の送信機の出力は1mW以下である。

ME2第28回午前:第33問

可聴音の音波の振動数はおよそ20Hz~20kHzである。この振動数の音波が大気中を伝搬するときの波長で正しいのはどれか。ただし、音速は340m/sとする。

1: 8.5mm~8.5m

2: 1.7cm~17m

3: 54cm~540m

4: 4m~4km

5: 68m~68km

国試第29回午後:第34問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 胸腔内にジェネレータ(本体)を留置する。

b: NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。

c: パルス幅は0.5 ms 前後である。

d: 電極装着直後は刺激閾値の低下が続く。

e: 体外式ペースメーカの出力点検時には50Ωの負荷抵抗を接続する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第55問

図に示した脳波の波形の正しい分類はどれか。ただし、最上部の波形はθ波である。

14AM55-0

1: 1 β波 2 δ波 3 α波

2: 1 α波 2 β波 3 δ波

3: 1 δ波 2 α波 3 β波

4: 1 δ波 2 β波 3 α波

5: 1 α波 2 δ波 3 β波

国試第31回午前:第28問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 送信機のチャネル番号は4桁の数字で表示する。

2: 専用周波数帯は1GHz帯にある。

3: ディジタル変調方式にはFSKがある。

4: ダイバーシティ方式は受信感度の安定に役立つ。

5: 同じ病棟内では同じ色ラベルの送信機を使用する。

ME2第33回午後:第5問

耳式体温計について誤っているのはどれか。

1: 赤外線レーザの反射を測定している。

2: サーモパイル素子が検出に用いられる。

3: 鼓膜に非接触で測定できる。

4: 先端部を外耳道に1~2秒挿入するだけでよい。

5: 深部体温に近い測定値が得られる。

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午前:第28問

最高周波数成分が50Hzである生体信号をA/D変換するのに理論上必要となる最長サンプリング周期〔秒〕はどれか。

1: 0.01

2: 0.04

3: 0.1

4: 25

5: 100

国試第4回午前:第79問

雑音対策で正しいのはどれか。

a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。

b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。

d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。

e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第76問

音について誤っている組合せはどれか。

1: 空気中を伝わる音波 ―――――――――― 横波

2: 水中での音の伝搬速度 ―――――-------- 毎秒約1500m

3: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波 ――--- 可聴音

4: 超音波による液体中の空洞化現象 ―――― キャビテーション

5: 複数の近接した周波数の音によって生じる現象 ――― うなり

ME2第33回午後:第32問

図の灰色部分は脳波のα波である。この記録図の時間スケールとして正しいのはどれか。

img11213-32-0

国試第6回午前:第38問

正しいのはどれか。

a: 3-3-9度方式は運動障害の程度を表す方法である。

b: CTスキャンで意識の有無が判定できる。

c: 脳波はてんかんの診断に有用である。

d: MRIIでは脳の水分量の解析が可能である。

e: 脳血管撮影で脳内病変の局在を知ることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第73問

超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。

1: 振動数は20~30kHzである。

2: ニッケル製トランスデューサは磁歪素子である。

3: メス先の最大ストロークは300μmである。

4: 術中の灌流液には蒸留水を用いる。

5: 血管を残すことができる。

国試第18回午前:第12問

心収縮について正しいのはどれか。(人の構造および機能)

a: I音は心室収縮初期に聴取される心音である。

b: 正常の心周期では拡張期は収縮期より短い。

c: 安静時の1回心拍出量は約200mlである。

d: 冠血流量は心拍出量の約20%である。

e: 交換神経刺激によって心拍数が増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午前:第43問

心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。

1: 1/10

2: 1/5

3: 1/2

4: 1

5: 2

ME2第37回午前:第42問

誘発筋電図検査について正しいのはどれか。

1: 電気刺激にはパルス幅0.1~0.5msの波形を用いる。

2: アイソレータはミクロショックを防ぐために用いる。

3: 運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。

4: 筋の機械振動を音で確認するためにスピーカを用いる。

5: 検出回路の時定数は1sとする。

国試第5回午後:第62問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 除細動器といえば一般には交流除細動器を指す。

b: 心細動の除細動にはタイミングをとる必要がない。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

d: 体外通電の電圧は数百Vである。

e: 通電時間は数秒である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第19問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。

2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。

3: 骨に当たると音響陰影が現れる。

4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。

5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。