第34回ME2午後20問の類似問題

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。

b: 距離分解能は波長より小さくならない。

c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。

d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。

e: 断層像の構成には連続波を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第55問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、A は理想演算増幅器とする。

30PM55-0

a: 遮断周波数は5Hzである。

b: 通過域の増幅度は20dBである。

c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。

d: 入カインピーダンスは10kΩである。

e: 直流は通過域に含まれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第11問

観血式血圧計について正しいのはどれか。

1: トランスデューサには圧電素子が使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。

4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。

5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。

ME2第38回午前:第51問

超音波トランジットタイム血流計測について正しいのはどれか。

1: 非観血的に測定する。

2: 経食道下で測定する。

3: ドプラ効果を利用する。

4: 2個の振動子を用いて測定する。

5: 血流速の変化による音響インピーダンスの変化を利用する。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第78問

最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。

1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。

2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。

3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。

4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。

5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。

国試第14回午後:第9問

図の波形について正しいのはどれか。

14PM9-0

a: 周期は1sである。

b: 実効値は$1/\sqrt2$である。

c: 直流成分を含む。

d: 調波成分を含む。

e: 間tで微分すると三角波が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第28問

心電図用テレメータの送信機について誤っているのはどれか。

1: 2 GHz 帯の周波数が用いられる。

2: A 型のチャネル(中心周波数)の間隔は12.5 kHz である。

3: B 型はA 型よりも占有周波数帯域幅が広い。

4: チャネル番号は4 桁の数字で区別される。

5: A ?D 型の空中線電力は1 mW 以下である。

国試第14回午前:第77問

最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。

1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。

2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。

3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。

4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。

5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。

国試第30回午前:第28問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

a: 送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。

b: 使用する専用周波数帯は各メーカ共通である。

c: 混信対策としてゾーン配置が用いられる。

d: 受信感度不足にはブースタが用いられる。

e: 空中線電力は15mW 以下である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第52問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

32PM52-0

a: 時定数は10msである。

b: 通過域の増幅度は20 である。

c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。

d: 入カインピーダンスは周波数に反比例する。

e: 遮断周波数より十分に高い帯域で積分特性を有する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。

b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。

c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。

d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。

e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第9問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激パルスは正弦波交流である。

2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。

3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。

4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。

5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。

国試第21回午前:第79問

脳波計において単一故障状態はどれか。

1: 電源のオンオフを表示するランプが切れている。

2: 筐体の塗装の一部がはがれて金属がむき出しになっている。

3: 電極リード線が1本断線している。

4: 二重絶縁が二つとも短絡している。

5: 電極リード線に他の機器からの出力電圧がのっている。

ME2第35回午前:第48問

2相性除細動器について正しいのはどれか。

1: 出力の片側は接地されている。

2: 放電回路にインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約50msである。

4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。

5: 心房細動には使用できない。

国試第4回午後:第58問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。

国試第15回午後:第25問

0.1Hz以上120Hz未満の周波数成分を含む生体信号を正しくA/D変換するために、理論上最低限必要なサンプリング周波数はどれか。

1: 0.1Hz

2: 60Hz

3: 120Hz

4: 240Hz

5: 480Hz

ME2第31回午後:第6問

超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。

1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。

3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。

4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。

5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。

国試第17回午後:第26問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 50Hzの雑音を除去するには遮断周波数25Hzの高域(通過)フィルタを用いる。

b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。

c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとの1/√1000になる。

d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。

e: 時系列信号のAD変換では標本化の前に量子化を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e