第30回国試午後38問の類似問題

国試第20回午後:第53問

IABPについて正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 左室の後負荷を増大させる効果がある。

b: 正常な心臓と同等の心拍出量を得る。

c: 人工心肺中に使用することで拍動流が得られる。

d: 血液凝固異常を有する患者への使用は禁忌である。

e: 合併症として動脈主要分岐の血行障害がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。

a: 血中ナトリウム濃度は低下する。

b: 血中カリウム濃度は低下する。

c: 赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。

d: インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。

e: バソプレシンは増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第71問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 体温が低下するほど至適灌流量は増加する。

b: 血中インスリン濃度は上昇する。

c: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。

d: 血中遊離ヘモグロビンが増加する。

e: 体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第38問

第2種高気圧酸素療法装置について誤っているのはどれか。

1: 医療従事者の衣服には静電気が発生しないものを使用する。

2: タンク内で点滴が可能である。

3: 減圧が速すぎると血管内に気泡が生じる危険がある。

4: あらかじめ患者に耳抜きの訓練をさせる。

5: タンク内では電気による保温器具を用いる。

国試第12回午後:第51問

人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。

a: 軽度~中等度の低体温も併用される。

b: 血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法が行われる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第36問

冠動脈のインターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。

1: 治療中に造影剤を使用する。

2: カテーテルは超音波診断装置で誘導する。

3: 内頸静脈を穿刺する。

4: バルーンの拡張圧は2 気圧前後である。

5: ロータブレータ使用中の冠血流は増加する。

国試第34回午前:第12問

気管支喘息について正しいのはどれか。

1: 発作時には短時間作用性 b 2 刺激薬吸入を行う。

2: スパイロメトリーで拘束性換気障害を認める。

3: 呼気中 CO 濃度が診断に有用である。

4: 長期管理における薬物療法の基本は経口ステロイド薬である。

5: 生活環境に注意する必要はない。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a: 血圧の低下

b: 酸素化能の低下

c: 膜型肺における血液の漏出

d: 血液の濃縮

e: 脱血の不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応はどれか。

a: ガス壊疽

b: 潰瘍性大腸炎

c: 気 胸

d: 腹膜炎

e: 脳空気塞栓症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。

a: 大腿動脈送血では解離は生じない。

b: 濯流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。

c: 上行大動脈は緊満する。

d: 上行大動脈の色調の変化がみられる。

e: 脱血不良となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第69問

第1 種装置を使用した高気圧酸素治療の禁忌はどれか。

a: コントロール不良の気管支喘息

b: 重篤な不整脈

c: 自然気胸

d: 開腹手術の術後

e: 中耳炎の既往

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第26回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

1: 血液希釈によって溶血量は増加する。

2: 血液希釈によって膠質浸透圧は増加する。

3: 血液希釈によって血液粘稠度は増加する。

4: 低体温によって血液粘稠度は低下する。

5: 低体温によって組織への酸素の移行は低下する。

国試第5回午後:第41問

補助人工心臓の適応として正しいのはどれか。

a: 人工心肺からの離脱困難

b: 開心術後の重症低心拍出状態

c: 心臓移植までの一時的循環維持

d: 重症呼吸不全

e: 急性肝不全

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第22問

肺血栓梗塞症について正しいのはどれか。

a: PaCO2とPETCO2の差が開大する。

b: 右心不全を呈する。

c: 小児に多発する。

d: 男女比は2:1である。

e: 治療にはステロイド薬が有効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第14問

高気圧治療装置について誤っているのはどれか。

1: 減圧時間は治療圧によらず一定である。

2: 2絶対気圧以上の治療圧を加えられる。

3: 多数の患者を同時に収容できる装置がある。

4: 内部で使用できる医療機器には制限がある。

5: 加圧には純酸素を用いることがある。

国試第6回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることができるのはどれか。

1: 大動脈バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼製持針器

5: 体外循環回路

国試第22回午後:第74問

腹膜透析で正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e