第29回国試午前29問の類似問題

国試第34回午後:第64問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 動脈血酸素分圧を測定する。

2: 足趾では測定できない。

3: 紫外光の吸光度により判定する。

4: 循環不全では動脈波の検出が難しい。

5: マニキュアの影響は受けない。

ME2第35回午後:第48問

観血式血圧モニタの点検において必要ないのはどれか。

1: 漏れ電流の測定

2: ゼロバランス調整能

3: 圧力校正

4: 測定系の周波数特性の測定

5: 入力換算雑音の測定

ME2第35回午後:第8問

オシロメトリック式血圧計について誤っているのはどれか。

1: マイクロコンピュータを内蔵している。

2: 一心拍ごとの血圧が測定できる。

3: 血圧測定と同時に脈拍数が測定できる。

4: カフ内の微小圧振動を検出している。

5: カフの位置は心臓と同じ高さにする。

国試第30回午後:第28問

観血式血圧計測において測定ラインヘの血液の逆流が発生した。可能性のある原因はどれか。

a: カテーテルの先当たり

b: 血栓形成

c: 血圧測定ライン接続部分の緩み

d: 三方活栓の操作ミス

e: 加圧バッグの圧力不足

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第65問

標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 漏血

b: 気泡

c: 静脈側回路内圧

d: 血液側圧力損失

e: 循環血漿量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第37問

冠動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。

1: 上腕静脈からカテーテルを挿入する。

2: 患部まで超音波診断装置でカテーテルを誘導する。

3: 狭窄部ではバルーンを0.2MPa程度で加圧する。

4: ロ一夕ブレーク使用時に冠動脈血流は減少する。

5: ステント留置直後から抗血小板療法は不要である。

国試第18回午後:第48問

ソフトリザーバについて正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 槽内が空になると送血回路に空気を送る危険がある。

2: 貯血量を目盛りで正しく読み取れる。

3: 槽内は大気に開放されている。

4: 貯血槽を挟み込む幅で貯血量を調整できる。

5: 吸引補助脱血を行う際に使用する。

ME2第28回午後:第38問

第2種高気圧酸素療法装置について誤っているのはどれか。

1: 医療従事者の衣服には静電気が発生しないものを使用する。

2: タンク内で点滴が可能である。

3: 減圧が速すぎると血管内に気泡が生じる危険がある。

4: あらかじめ患者に耳抜きの訓練をさせる。

5: タンク内では電気による保温器具を用いる。

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。

b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。

c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。

d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。

e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第79問

血液透析で正しいのはどれか。

1: いかなる場合も抑制帯を用いて抜針事故を防ぐ。

2: 透析液温度が異常上昇すると溶血を起こす。

3: 誤穿刺をしても術者を交代せず責任を全うする。

4: 空気誤入時には患者を右側臥位とする。

5: 多人数用透析液供給装置では透析液濃度を連続監視する装置を1個以上備える。

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

ME2第33回午後:第22問

水銀柱を用いた間接血圧測定法の誤差要因として誤っているのはどれか。

1: カフ幅が狭すぎると最高血圧値は上がる。

2: 脱気速度が速すぎると最高血圧値は下がる。

3: 測定部位が心臓より高いと最高血圧値は上がる。

4: カフの巻き方がきついと最低血圧値は下がる。

5: 水銀柱の空気フィルタがつまっていると最低血圧値は上がる。

国試第13回午後:第70問

観血的動脈圧測定において、血圧トランスデューサの高さを変えずにベッドの位置を20cm上昇させた。上昇前、90mmHgであった血圧は約何mmHgを表示するか。ただし、水銀の密度は13.6g/cm3とする。

1: 75

2: 88

3: 92

4: 105

5: 110

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第30問

観血式血圧測定装置の構成要素はどれか。

a: 血圧トランスデューサ

b: マンシェット

c: 水銀マノメータ

d: 超音波センサ

e: カテーテル

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第63問

経皮的血液ガス分圧測定について正しいのはどれか。

a: 皮膚のガス透過性を利用している。

b: 毛細血管血を動脈血化するために皮膚を加温する。

c: 測定値は動脈血のガス分圧値を表している。

d: 酸素は炭素電極で測定する。

e: 新生児の集中治療室では用いられない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第58問

非観血的に血圧を計測するのはどれか。

a: 聴診法

b: オシロメトリック法

c: カテーテル法

d: 色素希釈法

e: 容積補償法

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第43問

人工心肺装置の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a: ローラポンプによりチューブが完全に圧閉される場合は血球が破壊される。

b: ACTが400~600秒の場合、血液の抗凝固性が維持される。

c: 血液温の低下で血液粘度は低下する。

d: 径が太い送血カニューレでは血液成分に対する損傷が大きい。

e: 熱交換器での血液と加温水の温度差が10°C以上では血球が破壊されやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第22問

聴診法による血圧測定で収縮期血圧値が低く測定された。その原因として考えられるのはどれか。

1: 腕に対して狭い幅のカフを使用した。

2: カフの巻き方がゆるかった。

3: 水銀柱が傾いていた。

4: 水銀柱の空気フィルタがつまり気味であった。

5: 脱気速度が速すぎた。

国試第13回午前:第56問

非観血式血圧計の測定法でないのはどれか。

1: リバロッチ・コロトコフ法

2: オシロメトリック法

3: アンペロメトリック法

4: トノメトリ法

5: 容積補償法