観血式血圧測定において、血圧トランスデューサが基準の高さより30cm低い位置に設置されていた。表示される血圧値はどうなるか。
1: 約22mmHg高く表示される。
2: 約22mmHg低く表示される。
3: 約30mmHg高く表示される。
4: 約30mmHg低く表示される。
5: 変わらない。
観血式血圧計に関係があるのはどれか。
a: マイクロホン
b: マンシェット
c: トノメータ
d: カテーテル
e: ダンピングデバイス
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
聴診法による血圧測定で、最高血圧値が高く測定される原因となるのはどれか。
1: カフの脱気速度が速すぎた。
2: カフをきつく巻きすぎた。
3: カフ幅が腕の太さに対して狭すぎた。
4: アネロイド型の圧力計が心臓位置より低い場所にあった。
5: 聴診器の位置が上腕動脈からずれていた。
観血式血圧測定に使用しないのはどれか。
1: 圧力トランスデューサ
2: カテーテル
3: 聴診器
4: 生理食塩液
5: 加圧バッグ
オシロメトリック法による血圧測定で誤差要因にならないのはどれか。
1: 不整脈
2: 脱気速度
3: マンシェット(カフ)幅
4: カフの巻き方
5: 周囲環境音
浮腫の原因とならないのはどれか。
1: 毛細血管内圧の上昇
2: 血液膠質浸透圧の低下
3: リンパ管の閉塞
4: 毛細血管透過性の亢進
5: 粗織間液圧の上昇
浮腫の原因となるのはどれか。
1: 動脈圧低下
2: 静脈圧低下
3: 血漿膠質浸透圧低下
4: 毛細血管壁水透過性低下
5: ヘモグロビン酸素飽和度低下
聴診法による血圧測定で収縮期血圧値が低く測定された。その原因として考えられるのはどれか。
1: 腕に対して狭い幅のカフを使用した。
2: カフの巻き方がゆるかった。
3: 水銀柱が傾いていた。
4: 水銀柱の空気フィルタがつまり気味であった。
5: 脱気速度が速すぎた。
非観血式血圧測定について誤っているのはどれか。
1: カフ幅が狭すぎると最高血圧は高めに測定される。
2: カフの巻き方がゆるすぎると最高血圧は高めに測定される。
3: 脱気速度が速すぎると最高血圧は高めに測定される。
4: 脱気速度は一心拍につき2~3mmHgの速さで行う。
5: 測定部位が心臓より高いと最低血圧は低めに測定される。
水銀柱を用いた間接血圧測定法の誤差要因として誤っているのはどれか。
1: カフ幅が狭すぎると最高血圧値は上がる。
2: 脱気速度が速すぎると最高血圧値は下がる。
3: 測定部位が心臓より高いと最高血圧値は上がる。
4: カフの巻き方がきついと最低血圧値は下がる。
5: 水銀柱の空気フィルタがつまっていると最低血圧値は上がる。
オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。
1: 最低血圧は測定できない。
2: 圧振動の周波数から算出する。
3: 不整脈は計測誤差の原因とならない。
4: 最高血圧以上では圧振動は検出されない。
5: 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。
非観血的に血圧を計測するのはどれか。
a: 聴診法
b: オシロメトリック法
c: カテーテル法
d: 色素希釈法
e: 容積補償法
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