第27回国試午前88問の類似問題

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第53問

パルスオキシメータが利用している光学特性はどれか。

1: 脂肪組織での屈折

2: 組織界面での反射

3: 筋肉組織での吸収

4: 血漿での散乱

5: 血球での吸収

国試第23回午前:第37問

レーザ光について正しいのはどれか。

a: Arレーザは網膜で吸収される。

b: ArFエキシマレーザは角膜で吸収される。

c: CO2レーザは深部凝固に適している。

d: 低出力半導体レーザは精密切開に適している。

e: Nd:YAGレーザ(基本波)はHe-Neレーザより組織侵達度が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第45問

パルスオキシメータで利用している光特性はどれか。

1: 赤血球での光散乱

2: 脈動する動脈壁での光反射

3: 動脈内のヘモグロビンの光吸収

4: 動脈周囲の組織での光散乱

5: 脈動する動脈壁での光吸収

国試第35回午後:第9問

皮膚の構造と機能について正しいのはどれか。 

1: 表皮に血管が存在している。 

2: 表皮に感覚神経が分布している。 

3: ケラチンは紫外線による細胞傷害を抑制している。 

4: 赤外線を浴びるとビタミンD前駆体が活性化する。 

5: 水溶性物質は皮膚をほとんど透過しない。 

国試第8回午後:第85問

皮膚組織を比較的よく透過する光の波長はどれか。

1: 約200nm

2: 約300nm

3: 約500nm

4: 約800nm

5: 約2000nm

ME2第37回午前:第9問

誤っているのはどれか。

1: 視細胞には錐体細胞と杆体細胞とがある。

2: 網膜の感度は網膜全体でほぼ一様である。

3: 網膜に入る光が突然増大すると縮瞳が生ずる。

4: 光量によって視細胞の感受性が変化する。

5: 角膜は凸レンズの機能をはたす。

国試第2回午後:第70問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 誘導放出を利用して人工的につくられた光である。

2: 白色光である。

3: 外科切開や光凝固などに用いられる。

4: 簡単なレンズにより集光することができる。

5: レーザの種類によって生体組織への深達度に違いがある。

国試第15回午後:第84問

皮膚組織をよく透過する光の波長のおおよその値はどれか。

1: 200nm

2: 300nm

3: 500nm

4: 800nm

5: 3000nm

ME2第33回午前:第11問

視覚器の構造について正しいのはどれか。

1: 角膜は血管が豊富である。

2: 瞳孔括約筋と瞳孔散大筋は随意筋である。

3: 中心窩には視細胞が存在せず盲点となる。

4: 加齢とともに水晶体の弾力性は低下する。

5: 毛様体付近で涙液が分泌される。

国試第13回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 紫外線(波長250nm)照射でDNA損傷が生じる。

2: 緑色光はヘモグロビンによく吸収される。

3: 波長10μmより波長1μmの赤外線の方が生体での透過率が大きい。

4: 赤外線の生体吸収の波長依存性は分子構造を反映する。

5: 体表から放射される赤外線のピーク波長は100μmである。

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第78問

各種エネルギーの生体に対する作用で誤っているのはどれか。

a: 超音波の照射エネルギーが1W/cm2を超えるとキャビテーションを起こす。

b: がん組織を42.5°C以上に加温すると壊死が生じる。

c: レーザ光以外の可視光線でも網膜損傷が起こる。

d: 細胞分裂が盛んな組織では放射線の感受性が高い。

e: 短時間でも3Tの磁界を生体に作用させるとがんが発生する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第6回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。

d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。

e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午前:第50問

治療用レーザについて誤っているのはどれか。

1: Arレーザはヘモグロビンの吸収を受けない。

2: Nd:YAGレーザの止血効果はタンパク質の熱変性による。

3: CO2レーザは急激な組織の温度上昇で組織を蒸散する。

4: レーザ光は波長が短いほど光量子エネルギーが大きい。

5: スポット径が小さいほど、組織の単位体積当たりに供給されるエネルギーは大きい。

国試第26回午後:第87問

誤っている組合せはどれか。

1: 組織切開作用 -------------------- レーザー光の収束性

2: 止血作用 ------------------------ レーザー光の干渉性

3: 光解離作用 ---------------------- 光子エネルギー

4: 光音響・機械作用 ---------------- パルスレーザー

5: 光化学作用 --------------------- 光活性物質

国試第17回午前:第72問

CO2レーザについて誤っているのはどれか。

1: 生体組織の切開に使用する。

2: 湿ったガーゼは誤照射保護に有効である。

3: CO2レーザの保護メガネはArレーザに対しても使用できる。

4: CO2レーザの保護メガネをかけてもガイド光が見える。

5: 眼に対する傷害は角膜の変性である。

国試第5回午後:第68問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 白色である。

2: 指向性がよい。

3: 時間的、空間的な可干渉性(コヒーレンス)がよい。

4: 収束性がよい。

5: 単色性である。