第27回国試午前88問の類似問題

国試第33回午前:第87問

レーザの生体作用について誤っているのはどれか。

1: 光解離作用       鎮 痛

2: 光音響的作用      熱弾性効果

3: 光化学的作用      光感受性物質

4: 光機械的作用      結石破砕

5: 光熱的作用       タンパク質の凝固

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第58問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: CO2レーザ光は水によく吸収される。

2: CO2レーザ光の伝送には石英光ファイバは適さない。

3: Nd:YAGレーザ光はCO2レーザ光より生体深部に到達する。

4: Nd:YAGレーザ光は赤外光である。

5: Nd:YAGレーザは組織内部での光散乱がほとんどない。

ME2第30回午前:第9問

誤っているのはどれか。

1: 網膜上で最も視力が高いところは黄斑部である。

2: 大脳皮質前頭葉に一次視覚野が存在する。

3: 虹彩は網膜に届く光量を調整する。

4: 内耳の半規管は平衡感覚をつかさどる。

5: 音源位置検知には音波の鼓膜到達時間の左右差が関係する。

国試第7回午後:第66問

レーザ光について正しいのはどれか。

a: 誘導放出を利用している。

b: 白色光である。

c: 一般に輝度が低い。

d: 容易に集光できる。

e: 取扱い上、最も注意を要するのは眼の障害である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第50問

レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 可干渉性を有する。

2: 指向性が強い。

3: 局所的に大きなエネルギー密度が得られる。

4: 可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。

5: 赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。

国試第30回午後:第85問

生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか。

1: 周波数が低くなるほど組織中で指向性が高くなる。

2: 周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する。

3: 軟組織では空中での速度の10倍を超える速度になる。

4: 骨の中を通り抜けるときは速度が遅くなる。

5: 肺は音響インピーダンスが大きな組織である。

国試第4回午後:第65問

炭酸ガス(CO2)レーザについて誤っているのはどれか。

a: 組織の表層で吸収されるので切開力が弱い。

b: 導光路としては多関節金属パイプ方式が使用される。

c: 波長は10.6μmである。

d: 光ファイバを利用した内視鏡として使用される。

e: 組織内での光散乱が強いので凝固、止血に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第84問

単光子断層法について誤っているのはどれか。

1: PETとも呼ばれる。

2: ラジオアイソトープの濃度分布を測定することができる。

3: 代謝機能がわかる。

4: 空間分解能は3~5mmである。

5: 体内放射線被曝がある。

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1: 血漿は非圧縮性流体である。

2: 大血管内の血液の流れは層流である。

3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。

4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。

5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

国試第9回午後:第81問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が異常に大きい。

2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。

3: α分散は約20GHzで観察される。

4: β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。

5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。

ME2第39回午後:第1問

内視鏡について誤っているのはどれか。

1: 狭帯域光を用いると粘膜の血管を強調できる。

2: スコープ先端部には接眼レンズがある。

3: 電子内視鏡では、画像のカラー化に複数のカラーフィルタが用いられる。

4: 電子内視鏡では撮影素子にCCDが使われる。

5: 光源にキセノンランプを用いる。