人工呼吸について正しいのはどれか。
a: 胸腔内圧は人工呼吸時よりも自発呼吸時で低い。
b: PEEP(呼気終末陽圧)によりFRC(機能的残気量)は増加する。
c: EIP(吸気終末休止)は一呼吸サイクルの約20%にセットする。
d: SIMV(同期式間欠的強制換気)の時には各強制換気の間隔は一定である。
e: 呼吸回路の呼気側送気管末端を水中に置くとPEEPを付加できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
観血式血圧測定について誤っているのはどれか。
1: カテーテル内部をヘパリン加生理食塩液で満たした。
2: カテーテル内の凝血をシリンジで吸引して除去した。
3: トランスデューサを仰臥位の患者の背中の高さに設置した。
4: 血圧波形が鈍ったので延長チューブ内に気泡がないか確認した。
5: トランスデューサを大気開放にして0mmHgが表示されるのを確認した。
熱希釈式心拍出量測定で正しいのはどれか。
1: 末梢動脈よりカテーテルを挿入する。
2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。
3: 注入するブドウ糖液は体温に調整して使用する。
4: カテーテル係数は常に一定値に設定しておく。
5: 不整脈では測定回数を多くしてその平均値を使用する。
ME機器による事故の原因と症状との組み合わせで誤っているのはどれか。
1: 人工呼吸器の呼気弁の異常----------気胸
2: 人工心肺装置の貯血槽血液レベルの低下---- 空気栓塞
3: 透析用水処理装置の故障-----------硬水症候群
4: 電気メスでの高周波分流の発生-------- ミクロショック
5: 血液加温器のサーモスタットの故障-------溶血
観血式血圧計の測定誤差を増加させる要因でないのはどれか。
1: カテーテル内での血液凝固
2: 電源投入直後の血圧測定開始
3: 血圧トランスデューサの高さの変化
4: 短くて硬い材質のカテーテルの使用
5: カテーテル内への気泡の混入