第17回国試午後42問の類似問題

国試第16回午後:第42問

人工呼吸器の作動中に高圧アラームが鳴った。考えにくい原因はどれか。

1: 咳嗽反射の重積

2: 呼気回路の閉塞

3: 気管チューブの閉塞

4: PEEP弁の誤操作

5: 事故抜管

国試第9回午前:第26問

正常範囲内の値であるものはどれか。

a: 安静呼気位胸腔内圧:+5cmH2O

b: 1秒率:75%

c: 残気率:25%

d: 動脈血酸素分圧:95mmHg

e: 平均肺動脈圧:65mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第68問

高気圧治療について正しいのはどれか。

a: 第2種装置では純酸素による加圧が行われる。

b: 全身状態が不安定な患者には第1種装置を使用する。

c: 血液の溶解酸素量は増加しない。

d: 耳抜きは外耳道と中耳道との圧力差をなくすために行う。

e: 減圧は毎分0.08MPa以下の速度で行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第44問

呼吸器系の圧[mmHg]と流量[L/s]をそれぞれ電圧と電流に対応させると、流量を積分して得られる気量はどれに対応するか。

1: 抵 抗

2: 静電容量

3: インダクタンス

4: 電 荷

5: コンダクタンス

国試第27回午前:第66問

APRV(気道圧開放換気)で正しいのはどれか。

a: 全身麻酔でしばしば用いられる。

b: 筋弛緩薬を使用する。

c: 高圧相は低圧相よりも短くする。

d: 低圧相と高圧相の圧力の差によって換気量を補う。

e: 肺胞の虚脱を防ぐのに有用である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第71問

成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件で適切でないのはどれか。

1: .SVO275% 

2: 灌流量70mL/分/kg 

3: 灌流圧(平均大動脈圧)60mmHg 

4: 中心静脈圧20mmHg 

5: ヘマトクリット20% 

国試第34回午後:第44問

内容積 3.5 L の酸素ボンベの圧力調整器が 10 MPa を示している。 5 L/minの流量で酸素を投与した場合の投与可能時間はおよそ何分か。

1: 35

2: 70

3: 175

4: 350

5: 500

国試第12回午後:第36問

動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)上昇の原因となるのはどれか。

a: 二酸化炭素産生量の増加

b: 分時換気量の減少

c: 死腔率の増加

d: 肺血流量の増加

e: 体温の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1: 体外循環血流量

2: 患者の循環血液量

3: 血液温度

4: 呼吸数

5: 動脈血酸素分圧

国試第27回午後:第64問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量よりも多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 二酸化炭素分圧は3倍になる。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

ME2第30回午後:第23問

人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 電源異常警報は電源接続前に電源スイッチを入れて確認した。

2: ガス供給圧低下警報は配管端末器からホースアセンプリを外して確認した。

3: 換気機能はテストバッグを用いて確認した。

4: 高圧警報は呼吸回路の接続部を開放して確認した。

5: 一時消音した警報が自動的に復帰することを確認した。

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第13回午後:第54問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。

b: 希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。

c: 加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。

d: 体外循環中はアシドーシスに傾く。

e: $ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第48問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第5回午後:第36問

誤っているのはどれか。

1: IPPVでは吸気時にだけ陽圧をかける。

2: PEEPでは呼気終末時に一定の圧をかける。

3: 無気肺、肺水腫などの治療にはPEEPがよい。

4: IPPVにPEEPを加えると吸気、呼気を通じて気道は陽圧となる。

5: IPPVにPEEPを加えると機能的残気量が減少する。

国試第5回午後:第35問

人工呼吸器の基本的構成順序として正しいのはどれか。

1: ガス取入口-吸気口-酸素濃度調節器-加湿器-Yアダプタ-呼気弁-呼気口

2: ガス取入口-酸素濃度調節器-加湿器-Yアダプタ-吸気口-呼気弁-呼気口

3: ガス取入口-吸気口-加湿器-酸素濃度調節器-Yアダプタ-呼気弁-呼気口

4: ガス取入口-酸素濃度調節器-吸気口加湿器-Yアダプタ-呼気弁-呼気口

5: 5. ガス取入口-吸気口-酸素濃度調節器-Yアダプタ-加湿器-呼気弁-呼気口

国試第16回午後:第68問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 加圧は毎分0.16~0.24MPa(約1.6~2.4kgf/cm2の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくすために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第34回午前:第7問

大気圧が 480 mmHg の高地における吸入気酸素分圧(PIO2)[mmHg]はお よそいくらか。 ただし、体温は 37℃、大気の酸素濃度は 21%、飽和水蒸気圧は 47 mmHg であ る。

1: 91

2: 100

3: 150

4: 160

5: 433

国試第36回午後:第65問

人工呼吸器関連肺炎(VAP)対策として正しいのはどれか。 

a: 約8時間ごとに口腔ケアを行う。 

b: 人工呼吸器回路を毎日交換する。 

c: 体動防止のため過鎮静にする。 

d: 患者を仰臥位で管理する。 

e: 人工呼吸器から離脱できるかどうか、毎日評価する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e