人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。
a: 換気回数が多い。
b: 換気量が少ない。
c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。
d: 吸気酸素濃度が高い。
e: PEEPレベルが低い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。
a: 呼吸回路の機械的死腔量の増加
b: PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇
c: 吸気中酸素濃度の増加
d: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更
e: 分時換気量の減少
人工呼吸管理でPa CO2上昇の原因となるのはどれか。
a: 吸気酸素濃度の減少
b: 吸気回路のリーク
c: 呼気弁の故障
d: 肺胞死腔の増加
e: PEEPの負荷
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。
a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。
b: 幽門狭窄症で発生する。
c: 重炭酸濃度は低下する。
d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。
e: カルシウムイオン濃度は低下する。
動脈血酸素分圧(PaO2)の低下を来すのはどれか。
a: 換気血流比の均等化
b: 換気量の増加
c: 拡散障害
d: 肺内シャント
e: 高地居住
高炭酸ガス(CO2)血症の成因となるのはどれか。
a: 閉塞性換気障害
b: 肺血流量の増加
c: 低体温
d: 呼吸中枢の抑制
e: CO2産生量の増加
人工呼吸中に動脈血二酸化炭素分圧(Paco2)を下げるのはどれか。
a: 一回換気量を増加させる。
b: 吸気酸素濃度を増加させる。
c: PEEP(呼気終末陽圧)を増加させる。
d: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:2から1:3へ増加させる。
e: 呼吸数を増加させる。
補助換気中に呼気終末二酸化炭素濃度(ETCO2)が上昇した。考えられる原因はどれか。
1: 1回換気量の増加
2: 換気回数の増加
3: 吸入酸素濃度の上昇
4: 体温の低下
5: 吸気側呼吸回路の脱落
動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)を低下させる手技はどれか。
1: 吸入気酸素濃度(FiO2)を増加させる。
2: 分時換気量を増加させる。
3: ポーズ(EIP)を付加する。
4: 呼気終末陽圧(PEEP)を付加する。
5: 呼吸回路の死腔を増加させる。
人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。考えられるのはどれか。
a: 気管チューブの閉塞
b: 心拍出量の急激な増加
c: 酸素消費量の減少
d: 心停止
e: 肺塞栓症
呼吸調節について正しいのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)の低下は頚動脈洞で感知される。
b: 動脈血pHの低下は換気量を減少させる。
c: 延髄の化学受容器は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に反応しない。
d: 肺への迷走神経知覚枝を切断すると吸息が延長する。
e: 心拍出量の減少は呼吸数を増加させる。
血圧上昇の原因となるのはどれか。
1: 心拍出量の減少
2: 血管抵抗の減少
3: 尿量の減少
4: 感神経活動の低下
5: 循環血液量の減少
高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。
1: 肺血流不均等分布
2: シャント
3: 肺胞低換気
4: 高心拍出量
5: 拡散障害
呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)値を低下させる因子はどれか。
1: 高体温
2: シバリング
3: 閉塞性換気障害
4: 循環血液量減少
5: 麻酔器ソーダライム劣化
1: BMI(bodymassindex)減少
2: 尿中ナトリウム排泄低下
3: カテコラミン産生低下
4: アンジオテンシンⅡ産生低下
5: 血管壁/管腔径比低下
換気について正しいのはどれか。
a: 低換気ではPaCO2が上昇する。
b: 低換気ではPaO2が低下する。
c: 肺胞死腔は解剖学的死腔の一種である。
d: 肺塞栓症では死腔が減少する。
e: 無気肺ではシャントが増える。
二酸化炭素について正しいのはどれか。
a: 主として腎臓で排泄される。
b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は換気量の指標である。
c: 血液中では炭酸水素イオン(重炭酸イオン)になるものが多い。
d: ヘモグロビンと結合する。
e: 炭酸は強酸である。
低酸素血症の原因となるのはどれか。
a: 死腔の減少
b: 肺内シャントの増加
c: 換気血流比不均等
d: 換気量の増加
e: 赤血球の増加
PEEPの作用について正しいのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧(Pao2)上昇
b: 機能的残気量増加
c: 静脈還流量増加
d: 肺動脈圧低下
e: 尿量増加
血圧上昇の原因とならないのはどれか。
1: 心拍出量の増加
2: 血管抵抗の上昇
3: 静脈還流量の減少
4: 交感神経活動の冗進
5: 循環血液量の増加
Showing 1 to 20 of 144 results