第36回国試午後71問の類似問題

国試第29回午後:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

1: ヘマトクリット値:25%

2: 混合静脈血酸素飽和度:75%

3: 送血流量:2.4 L/min/m2

4: 平均動脈圧:70 mmHg

5: 中心静脈圧:mmHg

国試第24回午前:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: ヘマトクリット値 : 25%

2: 混合静脈血酸素飽和度 : 75%

3: 送血流量 : 2.4L/min/m2

4: 平均動脈圧 : 70mmHg

5: 中心静脈圧 : 20mmHg

国試第22回午前:第71問

成人の人工心肺の操作条件で適切でないのはどれか。

a: 送血量:2.4l/(min・m2)

b: 平均動脈圧:70mmHg

c: 静脈血酸素飽和度:70%

d: ACT:250秒

e: ヘモグロビン: 6.0g/dl

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第72問

成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

a: 平均動脈圧 -------------------- 70mmHg

b: 送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg

c: 中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg

d: ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL

e: 混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。

3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。

4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。

5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第2回午後:第41問

人工心肺の操作中の条件として適切でないのはどれか。

1: 血液のヘマトクリット:23%

2: 平均動脈圧:75mmHg

3: 送血潅流量:1.5L/(min・m2)

4: ACT(activated clotting time):500秒

5: 静脈血酸素飽和度:65%

国試第9回午後:第47問

人工心肺使用中の状態として適切でないのはどれか。

a: 血液流量4L/分でリザーバ液面レベルは500mlになっている。

b: 灌流血圧は70mmHgになっている。

c: 回路内圧は400mmHgになっている。

d: 加温装置で復温時の循環水温度は45°Cである。

e: 開心操作中は心電図がフラットになっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第72問

乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無輸血体外循環が容易である。

b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。

c: 目標灌流圧が低い。

d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。

e: 急速な冷却が望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環について誤っているのはどれか。

1: 体重あたりの適正灌流量は小児では成人に比べて多い。 

2: 血液希釈により末梢血管抵抗は低下する。 

3: 低体温により血中酸素溶解度は低下する。 

4: 低体温によりヘモグロビンの酸素結合力が高くなる。 

5: 低体温により血液粘稠度は上昇する。 

国試第13回午後:第51問

人工心肺の使用で誤っているのはどれか。

1: ローラポンプの流量はローラの回転数から求められる。

2: 適正送血量は成人で1.1~1.3L/分/m2である。

3: 送血圧は50mmHg以上に設定する。

4: 送血温は人工心肺流出口で測定する。

5: 直腸温は食道温に比べて変化が遅い。

国試第18回午後:第51問

人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 体表面積を基準に求める。

2: 血液を希釈した場合、増加させる。

3: 体温が低下した場合減少させる。

4: 混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。

5: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。

国試第31回午前:第71問

乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無血充填時の希釈率が高くなる。

b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。

c: 至適潅流圧が高い。

d: 無輸血体外循環が容易である。

e: 水分バランスの管理が容易である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1: チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。

2: 体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。

3: 遠心ポンプの使用率は成人例より高い。

4: 無輸血手術は成人例より容易である。

5: 目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a: 平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。

b: 側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。

c: 低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。

d: 混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。

e: 体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1: PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。

2: 至適灌流量で体外循環を開始する。

3: 大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。

4: 心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。

5: 離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第29回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a: 小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。

b: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。

c: 復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。

d: アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。

e: 膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第70問

人工心肺において、成人の至適灌流量[mL/分/kg]はどれか。

1: 10? 20

2: 30? 40

3: 60? 80

4: 120?140

5: 160?200

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e