第12回国試午前35問の類似問題

ME2第34回午前:第10問

誤っているのはどれか。

1: 成人男性の赤血球数は約500万/μLである。

2: 赤血球の寿命は約120日である。

3: (成熟)赤血球には核がある。

4: エリスロポエチンは赤血球産生を促進する。

5: 赤血球は骨髄でつくられる。

国試第25回午後:第19問

異常値はどれか。

a: 赤血球数:450万/μL

b: 白血球数:7,000/μL

c: 血小板数:50,000/μL

d: ヘマトクリット値:60%

e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第13問

血液について適切でない組合せはどれか。

1: 赤血球 ――-----― 酸素の運搬

2: 白血球 ――-----― 免疫グロブリンの生成

3: 血小板 ―――----- 食作用

4: フィブリノゲン ――― 凝固因子

5: アルブミン ――--― 膠質浸透圧の保持

国試第14回午後:第66問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第47問

体外循環中の血液について正しいのはどれか。

a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。

b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。

c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。

d: 血小板数は変化しない。

e: 血漿蛋白の変性が起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第9問

血液について正しいのはどれか。

1: 血液から血球成分を除いた上清を血清という。

2: 血液中で血球がしめる重量百分率をヘマトクリット値という。

3: 単球は白血球の約20%を占める大型細胞である。

4: 好中球は抹消血中で最も多く認められる顆粒球である。

5: 赤血球はTCA回路によって好気的にエネルギー(A7P)を得る。

国試第4回午前:第9問

血液について適切でない組合せはどれか。

1: 赤血球・・・・・・・・・・・酸素の運搬

2: 白血球・・・・・・・・・・・食作用

3: 血小板・・・・・・・・・・・免疫グロブリンの生成

4: フィブリノゲン・・・・・・凝固因子

5: アルブミン・・・・・・・・膠質浸透圧の保持

国試第13回午前:第35問

正しいのはどれか。

a: ABO血液型異型輸血例の多くは血液型の判定ミスによる。

b: ABO血液型検査用の抗B試薬は黄色に着色されている。

c: Rh陽性患者にRh陰性赤血球を輸血してもよい

d: 新鮮凍結血漿の投与ではウイルス感染が起こらない。

e: 抗HLA抗体は輸血副作用の原因にはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第72問

人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。

a: 平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。

b: 混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。

c: ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。

d: 復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第31問

正しいのはどれか。

a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。

b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。

c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。

d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。

e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第51問

誤っているのはどれか。

a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。

b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。

c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。

d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。

e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 貧血では血液比重は低くなる。

b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。

c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。

d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。

e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第28問

正しいのはどれか。

1: A型の血清には凝集素抗Aが含まれる。

2: O型血液は凝集原のAとBの両者をもつ。

3: 白血球には抗原がない。

4: 保存血液とは採血後21日以降の全血のことである。

5: 輸血によるHIV感染は自己血輸血により予防できる。

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1: 正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 

2: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 

3: 腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 

4: 体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 

5: 灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第36回午前:第7問

誤っているのはどれか。 

1: マクロファージは貪食能をもつ。 

2: 赤血球の寿命は約120日である。 

3: 第7凝固因子は外因系凝固に関与する。 

4: 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。 

5: 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。 

国試第6回午前:第36問

治療法として適切な組合せはどれか。

a: 巨赤芽球性貧血・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB12投与

b: 赤血球増加症・・・・・・・・・・・・・・・・・血小板輸血

c: 慢性白血病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白血球除去

d: 血管内血液凝固症候群(DIC)・・・ヘパリン投与

e: 重症再生不良性貧血・・・・・・・・・・・骨髄移植

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第26問

健常人の腎臓について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第16問

誤っているのはどれか。

1: 造血には鉄が必要である。

2: 好酸球はアレルギーなどで増加する。

3: ヘパリンには血液凝固阻止作用がある。

4: 赤血球の寿命は30日前後である。

5: γ-グロブリンには免疫抗体が含まれている。

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1: ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。

2: ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。

3: 糖尿病患者には無糖透析液を用いる。

4: 酢酸透析液は血管収縮を起こす。

5: 透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1: 使用する血液量の節減に役立つ。

2: 血液の酸素運搬能は低下する。

3: 末梢血液循環を円滑にする。

4: 常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。

5: 血液粘度を上昇させる。