第11回国試午後78問の類似問題

国試第26回午後:第84問

環境と熱伝達メカニズムとの組合せで誤っているのはどれか。

1: 重力下・空気中 --------------------- 対 流

2: 重力下・真空中 --------------------- 放 射

3: 無重力・空気中 --------------------- 対 流

4: 無重力・真空中 --------------------- 放 射

5: 無重力・固体内部 ------------------- 伝 導

国試第13回午後:第81問

生体の深部加温に用いられるのはどれか。

a: 紫外線

b: 静磁場

c: エックス線

d: 電磁波

e: 超音波

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第60問

熱力学について誤っているのはどれか。

1: 熱力学では、熱はエネルギーの一種であると考える。

2: 熱量を加えると系の内部エネルギーは増加する。

3: 断熱変化では、熱の出入りがないので内部エネルギーは常に一定である。

4: 摩擦を伴う現象はすべて不可逆変化である。

5: 熱力学第二法則は、熱エネルギーを完全には仕事に変換できないことを意味する。

国試第15回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。

2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。

3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。

4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。

5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第33回午後:第86問

正しいのはどれか。

1: 陽子線は電磁放射線である。

2: c 線はマイナスの電荷をもつ。

3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。

4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。

5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。

国試第30回午後:第30問

体温計測について正しいのはどれか。

1: 電子体温計ではサーモパイルが使われる。

2: 耳用赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を利用している。

3: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。

4: 深部体温計は熱流補償法を利用している。

5: 深部体温計の温度プローブにはCdSが使われる。

国試第34回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。

b: マイクロ波加温は深部加温に適する。

c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。

d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。

e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第12問

磁界について正しいのはどれか。

1: 磁界中の電流が受ける力の方向は磁束密度の方向に一致する。

2: 直線電流のそばでは放射状の磁界が発生する。

3: 磁界中を磁界の方向に走行する電子は力を受けない。

4: 2本の平行導線に逆向きに電流が流れていると両者の間に力は働かない。

5: 磁石は静止した陽子を引きつける。

国試第4回午後:第27問

正しいのはどれか。

1: 太陽電池は発光素子の一種である。

2: フォト・トランジスタを用いて電気信号を光信号に変えることができる。

3: 半導体レーザは光の伝送素子の一種である。

4: 光ファイバは半導体レーザの一種である。

5: 光電子増倍管を用いて光信号を電気信号に変えることができる。

国試第4回午後:第14問

正しいのはどれか。

1: 磁界中の電流が受ける力の大きさは電流に比例する。

2: 直線電流の付近では放射状の磁界が発生する。

3: 磁界中を磁界の方向と直角に走行する電子は力を受けない。

4: 2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に力は働かない。

5: 直線電流に平行に置かれた棒磁石は力を受けない。

国試第4回午前:第57問

熱力学について正しいのはどれか。

a: 熱力学第一法則は熱エネルギーを含むエネルギーの保存則である。

b: 熱力学第二法則は熱を完全に仕事に変換できることを意味している。

c: 不可逆変化では外部からエネルギーを加えてもはじめの状態には戻れない。

d: 気体の体積と圧力の積はエネルギーの単位をもつ。

e: 熱を仕事に変換する装置を熱機関という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第64問

電気メスについて正しいのはどれか。

7PM64-0

a: 高周波電流を使用する。

b: ジュール熱で凝固や切開を行う。

c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。

d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。

e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第17問

正しいのはどれか。

1: 太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。

2: ホトダイオードは光信号を電気信号に変える。

3: 半導体レーザは位相のそろった光を電気信号に変える。

4: 発光ダイオードは半導体レーザの一種である。

5: 光電子増倍管は光を増幅して高エネルギーの光を発生する。

国試第11回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 健常成人の産熱量は5~15Wである。

2: 表在性癌の温熱治療に2.5GHzの電磁波が用いられる。

3: 頭皮上で計測できる脳磁界は10-6~10-7Tである。

4: 腎腫瘍を30MHzの超音波装置で描出できる。

5: ヒトの主な脳波成分は100~200Hzに含まれる。

国試第4回午後:第15問

電磁誘導の法則について正しいのはどれか。

a: 電荷が磁気を誘導することを表す。

b: ファラデーの法則ともいう。

c: コイルに磁石を出し入れするとコイルに起電力が発生することが説明される。

d: 直線電流の周りに磁界が発生することが説明される。

e: 磁石が鉄片を引き付けることが説明される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 約100Hzの交流電流が生体に流れる。

2: バースト波は切開に用いる。

3: 凝固時の最大出力は約10kWである。

4: グロー放電を利用している。

5: ジュール熱を利用している。

国試第8回午後:第77問

熱力学について正しいのはどれか。

a: 熱力学の第一法則とは広い意味でのエネルギー保存則である。

b: 熱力学の第二法則は、熱は完全に仕事に変換できることを意味している。

c: 熱は低温体から高温体へ自ら移動できる。

d: 物体が外圧に逆らって体積を増した場合内部エネルギーは増加する。

e: 摩擦を伴う現象はすべて不可逆変化となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第37問

ハイパーサーミア装置について正しいのはどれか。

1: RF容量結合型加温では電極直径を小さくして深部加温を行う。

2: マイクロ波加温は全身加温に使われる。

3: 超音波加温は肺に対して使われる。

4: 電極のエッジ効果軽減にボーラスが使われる。

5: 組織内加温法は非侵襲的加温である。

国試第9回午前:第78問

各種エネルギーの人体への作用で正しいのはどれか。

1: 全身が30°C程の温度にさらされると白血球が死滅する。

2: 磁界の人体に及ぼす作用の一つとしてキャビテーションがある。

3: 超音波の加熱作用は10W/cm2以上の照射により初めて発現する。

4: 放射線の感受性は細胞分裂が盛んな細胞ほど高い傾向を示す。

5: 波長1400nm以上の光を長時間浴びると皮膚の色素の増加を来す。